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プライバシー

観光地カメラの動画からインスタグラマーの撮影時の様子を特定する

ザ・フォロワー(The Follower)は、ベルギーのアーチストでプライバシーや人工知能などをテーマにしているドリーズ・デポーターさん(Dries Depoorter)による新プロジェクト。街中にあるウェブカメラの映像の録画を使って、その付近で撮影した写真をインスタグラムに公開しているユーザーを見つけることができる、というのを示しています。

この場所探しましたよ。アイルランド ダブリンにあるテンプルバーという有名なバーのようです。

デポーターさんが使ったのと同じものかわかりませんが、テンプルバーの前をライブ中継しているカメラもネットで見つけました。

手順は以下の通りだそう。

  1. ネットに公開されているライブカメラの画像を数週間録画しておく
  2. ライブカメラの場所でタグ付けされている Instagram の写真を全部取得
  3. 二つのデータをプログラムをまわして、同じ人物を見つける

1と2は以前からでもできたでしょうけど、画像から人物の特徴を取り出す技術が進んだことで3が簡単にできるようになった、ということがわかりますね。

プロジェクトサイトには6人のインスタグラムユーザーの実例が展示されています。また、今後見つかったものはソーシャル(Instagramなど)に上げていくということ。

Instagram に上げている人はたくさん撮って一番いいのを上げているのかもしれません。動画と突き合せれば、何分間そこにいたかとかポーズを何種類取ったとか、同行者や撮影者もわかってしまいますね。

ウェブカメラが24時間動いていて、動画がずっとインターネットに公開されているというのは限定された場所でしょう。少なくとも今は。十分なストレージとソフトウェアがあれば、知人や有名人の写真を使ってそれらの場所にその人がいつ現れたか、ということを個人が調べられるようになってきたという警鐘を、このプロジェクトは鳴らしているのだと思います。

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ネットのサービス

Never-Blink ウェブカメラ対戦型の「まばたき我慢」ゲーム

Never-Blink は、まばたきを我慢し合うゲームです。

サーバにつながった中からランダムな相手が決まり、その相手とwebカメラがついたブラウザ経由でにらめっこのように向き合います。

最初に持っているヒットポイントは、まばたきをするたびに減っていき、ゼロになると負け。

類似の先行例として、2017年にBBCが人気ドラマ「ドクター・フー」のプロモーションで短期公開した、“Don’t Blink”(まばたきするな)があるそうです。こちらは他人との対戦ではなく、ウェブカメラをみながらどれだけまばたきを我慢できるかというゲームだったよう。

ランダムにつながるというあたりは、一時期世界中で話題となった Chatroulette を思い出しますね。単にランダムにつなげるより、そこにゲームが有った方が楽しいという人はいるかもしれません。

ソースコードがGitHub に公開されていますが、今のバージョンは処理が重いそうで、どこかのサーバに載せて一般公開はできていないということ。自分でインストールした上で相手を探して遊ぶのはちょと大変かもしれませんね。

モバイルゲームとして手軽に遊べれば、そこそこ流行るかもしれません。

via Hacker News

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fun

ブラウザのファビコンでライブストリーム

ファビコンでアニメーションとかは以前からあるネタなので、その延長にあるアイデアというか。ファビコンでカメラが映した映像を表示させるというプログラムです。

作者の方がツイッターに動画を上げています。

ウェブカムに向かって手を振ってる様子がわかるでしょうか?

自分で試したい場合、こちらのサイトをChrome/Firefoxなどで開き、カメラへのアクセスを許可する必要があります。

# Safari では動かないというレポートがあります

ソースコードはこちら。短いですね。

via Hacker News