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doodle:ai – Wikipediaの項目からAIの描いたイラストを基に、関連する単語を当てるクイズ

doodle:aiは、AIに生成させた画像を使ったクイズゲームです。

毎日一つのお題が出ますが、左側の画像は英語版 Wikipedia のある項目の説明文からAIが作ったものです。

右側には、その説明文に含まれていたキーワードと、含まれていなかった外れのキーワードが列挙されています。これらの多くのキーワードの中から、画像の元になった Wikipedia の項目が何だったか、そしてその説明文にどんな単語が含まれているかを推理し、正しいキーワードを当てるというクイズです。

画像と無関係なキーワードをクリックすると、ヒントとなる画像が増えたり、無関係なキーワードがグレイになって次の選択肢が多少楽になります。

正しいキーワードの数は問題ごとに異なりますが、数が多い場合は全部を的中させなくてもクリアになるそうです。たとえば正しいキーワードが8語ある場合は、その中の4個を当てればクリアとなるそう。

回答結果はtwitterなどでシェアしやすい形でコピーでき、これは Wordle から始まる一連のブラウザ・クイズゲームではおなじみとなった遊び方ですね。

リリースから一週間ほどしか経ってないようですが、archive のリンクから過去のお題についても遊ぶことができます。

via Hacker News

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ゲーム

Wikipediaスピードラン – ウィキペディアのリンクでゴールの単語を目指すゲーム

ウィキペディア・スピードランズ (Wikipedia Speedruns!)は、英語版Wikipeia に載っているスタートの単語から、与えられたゴールの単語まで何クリックでたどり着けるかというブラウザゲームです。

Wikipediaスピードランズのトップ

遊ぶモードは以下の5つ。

  • スタートとゴールをランダムに、あるいは自分で設定する Quick Play モード
  • 今日のお題 (登録してログインすると連勝記録が残ります)
  • 過去のお題を選べるトレーニングモード
  • 5カ所のチェックポイント(単語)を回るマラソンモード
  • 友達と遊べるパーティーモード (要ログイン)

ゲーム内で表示された Wikipedia のデータは本物を使っていますが、「曖昧さ回避」などいくつかのリンクは(別ジャンルに飛びやすくなるため?)取り除かれているそうです。

また、ブラウザの「戻る」やページ内検索は使うことができません。警告が出ました。

ルールをよく読まずページ内しようとしたら叱られてしまった

日本語で遊べたとしても難しそうで、英語で目的の単語への順路を見つけるのはたいへんです。

なんとかゴールまでたどり着いたら、何クリックで着いたか、かかった時間、どんな単語を順番にクリックしたかが表示されました。

スピードランやってみました。ゴールまで22クリック…

前に戻れないので、同じ単語に何回も戻ってきていますね。

チュートリアルでは人名から人名へのお題が出ていますが、たとえば”USA”など大きな概念に一旦たどり着くことで、そこからの移動の自由度が高まってうまくいきやすいとのことでした。

Python で書かれたソースコードも公開されています。改造して日本語版を作ることもできるかもしれませんね。

ソルバー

実は Wikipedia上での単語間のリンクを探すサービスというのがいくつも存在し、これを使ってしまうと最短のパスがいくつも見つかったりします。Wordleなどと同じで、他の道具を使えばチートはできますが、この手のゲームでチートしても仕方がないですよね。Wikipediaの迷宮をどうしても抜けられなくなったときは、次の一手のヒントを見るとかに使えますね。

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データ可視化

Notable people – 有名人を出身地で世界地図にマップしたwebサービス

Notable people(著名な人々)は、Wikipedia や Wikipedia に載っている有名人を整理した巨大なデータベースの情報から、有名人の名前と出生地を地図の上に表示させるというwebサービスです。

大きな範囲では超有名人の名前しか表示されませんが、拡大していくといろいろな有名人の名前が出てきます。

この三人は海外でも結構有名かもしれませんね。

文化 / 発見と科学 / 指導者 / スポーツとゲーム 、で選択するとそのカテゴリーの人名だけを絞り込んで表示させることもできます。

地図上で名前をクリックしていくと、Wikidata のページに飛ぶのでその “place of birth” の項目から実際にプロットされた地名がわかります。

Wikipedia の出生地情報は市町村レベルが多いようで、どうも同じ地名で一番有名な人しか表示されないようです。藤子不二雄A先生は表示されるのにF先生が出ないのはなんでだ、と思ったら、滝田洋二郎監督の方が notably rank (有名ランク)が高いためそちらが表示されているようです。データの説明には「異なるジャンルの有名人をランクで単純比較するべきではない」とあるので、市町村などの単位でどの有名人が出るかはその有名人のカテゴリーなどにも影響されてそうです。