■ KENTさんとの対談写真が見れるのは日経ソフトウエアだけ
今日発売の日経ソフトウエア2007.03(1月24日発売)に特集記事を10ページほど書かせていただきました。
特集:Webプログラミング実力アップ講座
生産性や品質に差が出る「プロの作り方」を学ぶ
- Part 1.「初心者とプロはどこが違うのか」これが生産性と品質を上げるカギだ!(斉藤国博)RFCを読もう(大森敏行)
- Part 2.「正しいPerl/CGIの書き方」Webプログラミング初心者からの脱出の手引き(竹迫良範)
- 新春Perl対談「初心者とハッカーが共存できるPerl」KENT-WEB 見上氏 & Shibuya.pm 竹迫氏
- Part 3.「Webアプリケーション・フレームワーク入門」(斉藤国博)
- Part 4.「セキュアWebプログラミング入門」入力と出力・設計に潜むワナ(大垣靖男)
- Part 5.「テストを自動化する注目のツールSelenium」こまめなテストがバグ早期発見の決め手に(笹谷真也)
「初心者のレベルから脱出できない」──そんな悩みを抱えているWebプログラマの方のために「プロのやり方」をまとめました。 プロのスキルを身に付けて1ランク上のWebプログラマを目指しましょう。
特集記事では、通常のPerl/CGIの解説書とは異なり、 いきなりModule::Starter::PBPを使ってPerl5のモジュールを作る方法から始めてみました。 テストファーストでクラスを設計し、Test::Moreで単体テストを先に書く。 モジュールの実装ではClass::Accessor::Fastを使ってアクセサを定義する。 POD(Plain Old Document)形式でソースの中にドキュメントを埋め込むこと、 そして、Module::Buildでパッケージングする方法について解説しました。
こうしてできたPerlモジュールを呼び出す形でCGIプログラムを作成し、 HTMLテンプレートエンジンとHTML::FillInFormを使って、 デザインと実装を分離するサンプルプログラムを作成しました。
今回、私が書かせていただいた記事の内容は以上になります。
フレームワークやWebセキュリティ、ブラウザのテスト自動化についてはPart 3.以降の記事に譲り、 Perlの有名なWebフレームワークであるCatalystやCGI::Application、Sledge、Jifty、Soozyなどについては、名前を紹介する程度にとどめました。 その他、minicpanや、perltidyによるソースコード整形、Perlで日本語の文字コードを扱うときの注意点としてjperlからjcode.pl、Jcode.pm、Encode.pm、Unicode::Japanese、レガシーエンコーディングまでの 歴史と各サンプルプログラムを載せた原稿も書いたのですが、思いっきりページオーバーとなり、泣く泣くごっそり削除しました。 力及ばず、すみませんでした。
今回の私の担当編集さんは 東京の勉強会やカンファレンスでよくお見かけする 大森敏行さん でした。
大森さんは私にはない才能を持っていらっしゃる方で、個人的に尊敬申し上げている編集者の一人です。 私の原稿の提出が大幅に遅れてしまったにもかかわらず、忍耐強く待っていただき、 限られた時間の中で、キャッチーなフレーズと、わかりやすい図を描いていただき、 さらに綺麗で読みやすい文章の記事にまとめていただきました。 大変ありがとうございました。
そして、去年の11月に:: KENT WEB - CGIスクリプト :: で有名な KENT さんと対談させていただいたときの記事が写真つきで載っています。 KENTさんの写真が見れるのは日経ソフトウエア2007.03(1月24日発売)だけです。 まだ見ていない方は、書店にゴー。Amazon.co.jpでも購入できます。
このたびは、このような貴重な機会を与えてくださり、ありがとうございました。
コメント
ELF上鍵さんより、リンク先の記述ミスをご指摘いただき、修正いたしました。ありがとうございました。
投稿者: takesako | 2007年01月29日 14:21