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2006年10月30日
ページ上で花火を表示するfireworks.js
Fireworks.js、名前だけ見て、Greasemonkeyのスクリプトか、Javascriptのイベントハンドリングでもするライブラリかと思ったら、直球で「花火を表示するライブラリ」だった。
リンク先ではライブラリを使ったデモも置かれていて、スライダーでいろいろなパラメータを変え、そのページ上で花火を打ち上げる[Fire!]ことができる。
# Blast Radius(半径)とParticles(粒子の数)を大きくすると派手になると思う
その下には、いくつかリンクが並んでいて、プリセットの花火を見てみることも。
打ち上げの音はどうしてるのかなと思ったら、Javascriptから隠しFlashを呼び出してFlashで音を鳴らす、というライブラリもここで提供しているようで、それを使ってる。
配布物には、爆発音、上記の音声ライブラリ、デモも含んでいるので、置いてみていじればいろいろ試せるだろう。花火の表示自体は、関数一個の呼び出しでできるし。
2006年10月29日
RSSリーダーPluckが撤退
via Read/WriteWeb
来年1月のサービス終了と、終了前に他リーダーへデータを移行するようにという案内が出された。
Internet Explorer 7でRSSリーダー機能が追加されたため、ブラウザにRSSリーダをつける、というPluckのビジネスモデルは正面から破壊されたわけだ。
2006年10月27日
危険な航空券ジェネレータ
via BoingBoing
ジェネレータは面白いけど、ノースウェスト航空の搭乗券を作るこのジェネレータはかなり踏み込んだものだ。サンプルでオサマ・ビンラディンとか入ってるし。こんな感じのチケットができる。
各エアラインも最近はeチケット化が進んで、自宅からオンラインチェックインもできたりする。どうも、搭乗券も自宅プリンターで出せる場合もあるらしい。
しかも、上記サイトの説明によると、アメリカにはプリペイドで偽名で買えるクレジットカードがあるということだし。書かれた手順を使うと、現在アメリカの空港で行なわれているセキュリティチェックを無効化できると言っている。
ようするに、このジェネレータ&サイトは、今の手順の問題を指摘することで、一般客を不便にしても実際にはセキュリティを守れない無意味なチェックを止めさせよう、という目的のようだ。どこをどう直すべきか、という提言もされている。
さて、危険を訴えるショック療法的なこのサイト、主張は正しいのか、正しかったとしたら当局は直すのか、それともこの作者に圧力でもかけるのだろうか。
[追記] ジェネレータ記事の作者宅へのFBIの訪問、不在時の再訪問と強制捜査・PCの押収が行われたらしい。上記のシステム的な欠陥は何年も前からいろいろなブログ等で指摘されていたということだが、これまでFBIがそれを認識していなかったのか、それとも以前よりもこういう捜査がやりやすくなっているのか。
投稿者 秋元 : 22:53 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月26日
虎の子は豚
産んだ子供が死んでしまって、体は問題ないのに精神的に参ってしまった母虎に、なんとか元気を出させようと養子を探してきたらうまくいった、という話。ただし虎の子は調達できなくて、、、
すごい親子だねー。
2006年10月25日
IE7とFirefox2の揃い踏み
両メジャーブラウザの最新メジャーアップデート版が出たわけだけども、IE7の開発チームからMozilla(Firefox2開発元)に「リリースおめでとうケーキ」が届けられたらしい。
なんかいいね、こういうの。ネット企業(いつでもリリース、こまめにリリース)じゃなくてアプリ企業(=リリースというのが大仕事)がメインだった、一昔前の雰囲気を思い出させられた。
デスクトップアイコンでつくる単語
via Digg
Flickrの写真で単語を作る、ということだと、Spell with Flickr みたいなサービスが有名。(以下は作例)
このときは、アルファベットを写した写真ならなんでもよかったのだけど、今回のは、デスクトップOSのアイコンで言葉を作ろうというもの。
こんな感じ。
26文字分、いいアイコンってあっただろうか。まだ作例は数えるほどしかないので、面白いのを考えたら投稿するといいかも。
2006年10月24日
パスワードは少なくとも 18770 文字必要です
via reddit
Microsoftのサポートに載っていたバグ修正情報。redditでは英語サポートページだったけど、探したら日本語訳のもあった。
エラー メッセージ : パスワードは少なくとも 18770 文字必要です。新しいパスワードには、30689 個前までのパスワードと同じものは使えません。
な、なんだってー。
Windows2000でケルベロス認証を使っていてパスワードを変更しようとした時しか出ないそうだし、このバグ自体とうの昔にパッチが出てで修正されているようなので、この件に関してMicrosoftは全然悪くない。なんかしらのミスをすること自体はある程度避けられない問題だと思うし。むしろちゃんと情報をまとめてて日本語訳もして偉いと思うぐらいだ。
けど、このエラーメッセージを読むとどうしても笑ってしまう。このバグ作っちゃった人はあせったろうなー。
その下に書いてある、サービスパック1を当てた場合に
必要な文字数が SP1 のインストールからは 17,145 から 18,770 に変わっていることに注意してください。
というのも妙に冷静でおかしい。1万7千文字でも1万8千文字でも打てないことに違いはないんだけど。
2006年10月23日
それGoogleでわかるよ
Googleで調べればすぐにわかるような質問ばかりする人がいたら、このURLを教えてみるといいかも。普通にGoogleを教えてもまた質問してくるだろうから。
http://justfuckinggoogleit.com/
バート・シンプソンが「くだらない質問をするまえにグーグルを使います」という書き取り罰をうけている。
この画像が作られたのは、たぶんこっちのジェネレータ。バートは黒板にものを書かせたら世界一ということになっている。
専用ドメインまで取得してこんなサイトを立ち上げてしまうとは、この人は相当 dum な questions を受けたんだろうかね。
このサイトを教えて相手との関係がまずくなっても知らんよ。
ハロウィーン用コンピュータ
そろそろハロウィーンということで。
2006年10月22日
CSSウェブデザインに関する情報ポータルmost inspired
via digg
ニュースサイトのRSSを集積したpopurlsみたいなもので、CSSとウェブデザインに関する著名なブログやギャラリーサイトのフィードを一箇所にまとめて表示しているのが、most inspired。
こういうのって、最初にやったもの勝ちだね。でも、セレクションが良ければいいのかもしれない。
Quantcastによるネット視聴率データの無料開放
via digg
Quantcast は米国限定のサービスだが、ウェブサイトを見ている人の属性などを、任意のサイトに対して表示してくれる。
ドメイン名を入力すると、以下のような数値が、グラフ化もされて表示される。
- ユニークビジター数予想
- ビジターの来訪頻度予想
- ユーザの男女比
- 世帯主の年代
- 子供がいる世帯の割合
- 世帯収入
- 人種
- 世帯主最終学歴
ウェブサイトの運営側は、これを参考にしてサイトの内容変更や販売商品の選定などができるだろう、というものだ。
ウェブサイトのアクセス数解析は、Alexaのようなサービスがある。サンプル調査を使ったネット視聴率は、ネットレイティングスなど多数が存在する。
QuantCastも、調査に協力する調査パネルを全米の家庭に抱えているようで、他のネット視聴率会社とやってることはかわらないように思う。あと、データの収集には広告主やISPにも匿名で協力してもらってるそうだ。
QuantCastが新しいとすれば、統計の結果をすべてのドメインに関してウェブで公開しちゃってるところになるのだろうか。
じゃあ何を売って商売するのか? というのは気になるけど、とりあえず知名度をあげるためにオープンにしてみたのかもしれないし、もっと細かい分析を売るためにやっているのかもしれない。
こちらにとっては、ここにいくと面白いデータが見られるかも、ということでいいのだけど。これの日本版も出てくればもっと面白い。
ちなみに、日本のドメインを入れても、それなりの結果は出る。
mixi.jpとか入れるとこんなかんじ。米国でmixiを見ている人の分析、ということになるのだろう。サンプル数は少なすぎるという警告はでるけど、女性比率が多いとか、若い世代が多いとか、言われてきた話と合致したグラフは出る。
ほとんどのユーザがアジア系、ということだが、これは在米の日本人が使ってるんだろうからあたりまえ。しかし、在米日本人が調査パネルに含まれる程度に、パネルを確保しているということもいえるかも。
あなたの知らない5つの楽器ガジェット
TechEBlogで、「あなたの知らない5つの新楽器」というのを紹介している。
さすがというか、ガジェット系は日本のものが強い。それらは日本では知られているかもしれないが。
次点: 音の強さをテスラコイルの放電で表現
5位: 世界最小のグランドピアノ 自動演奏機能も内蔵
4位: トヨタのトランペット演奏ロボット
3位: 赤外線バーチャルピアノ
2位: AudioPad
1位: 自動演奏バイオリン
AudioPadは説明が難しい。おはじきみたいなのを、ディスプレイが投射されたテーブル上で動かすと音が出るというもので、見てもらうしかない。
ハロウィーンの飾りつけは飛行機事故
ロサンゼルスに、ハロウィーンの飾りつけとして、庭に飛行機の墜落現場を再現した家があるそうで。(写真は計8枚。矢印ボタンを押すと全部見られる)
本当に飛行機が落ちたと思って、警察が調査に来たとのこと。
それアメリカンユーモアなの? と思うが、なんにしてもやりすぎだって。
2006年10月19日
IE7でたね
インストール完了。
文字はキレイになった、というかIE6とあきらかに違う。
タブがFirefoxのようだ。
Homeやお気に入りの場所が変わったのでまだ慣れない。
地域をJapanにすると、デフォルトの検索ボックスはYahoo!ジャパンになった。MSN Searchじゃないんだね。
IEアイコンをクリックするとIE7が立ち上がる。IE6は見当たらない。
ベータ版と同じく、アンインストールしてIE6に戻すこともできた(インストール/アンインストール共にMS-Windowsの再起動が必要)。
アンインストールの手順は[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]-[Windows Internet Explorer 7]を選択して[削除]
IE6に戻すことはできたんだけど、IE6のアドレスバーに直接URLを入力すると、なぜかそのページがFirefoxで開くようになってしまった。仕方がないのでIE6に戻すのやめて再度IE7をインストール。
投稿者 秋元 : 14:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月18日
リンク元のドメインで絞り込める新機能がlive.comサーチに
via O'Reilly Radar
マイクロソフトの検索エンジン live.com サーチで、linkfromdomain: という新しい機能が公開されたという。GoogleにもYSTにも無い機能だ。
これまで、linkdomain: というのはあって、これはGoogleでいう link: と同じ、そのドメインへリンクしているサイトを検索するものだった。
linkfromdomain: はこの逆で、そのサイトからリンクしている先のサイトを検索できる
サイトA → サイトB → サイトC
linkdomain:サイトB だとサイトAがみつかるけど、linkfromdomain:サイトBだとサイトCが見つかるわけだ。
サイトXのページだけを検索する site:サイトX とあわせると、
site:サイトX linkfromdomain:サイトY
で、サイトYからリンクされている、サイトXのページ、が取り出せる。たとえば、hatena.ne.jpからリンクされているmixi.jpのページとか。
元記事でも指摘されているけど、今はまだ制限があって、linkfromdomain: にサブドメインを指定しても効かない。
例で言うと、hatena.ne.jpは結果がでるけどb.hatena.ne.jpとかでは何もでてこない。だから、ブログスペースや無料ウェブサイトサービスを使ってる人は、「自分のブログからリンクされているサイト」という限定した検索はできないということになる。
なので以下は今後の改良への期待ということになるが、
自分がリンクしたリンク先は、自分で把握できてると思うかもしれないけれど、量が多くなったり、動的なアプリケーションを入れてページ生成してたりすると知らないうちに外部にリンクができてることもあるだろう。
サブドメイン指定ができるようになれば、自分のリンク、相手のリンクなどの調査が簡単にできるようになるのではと思う。たとえば、僕は相互リンクという習慣自体が好きではないけど、相互リンクの約束がちゃんと守られてるか、とかの監視にも使えそうだ。
[追記] MSのLive検索オフィシャルブログ。これが元情報のようだ。
けっこう重要な新機能だと思うんだけど反響が無いなあ…
写真+音楽=ムービー自動作成サービスtrackingshot
via digg
trackingshot(音が出る)は、写真と音楽を組み合わせてそれっぽいムービー、というか音楽つきアルバムを作ってくれるサービス。
さっそく一つ作ってみた。(音が出る)
手元の写真ファイルと音楽ファイルをまとめてアップロードして、公開指定にしただけでこうなるのはすごい。
強調したい写真、というチェックをつけると、その写真を他の写真よりも大きく扱ったりもしてくれる。
まじめにこういうのを作る人からみれば、タイミングも効果もランダムまかせ、というのはありえないのかもしれないけど、何も考えなくてもそこそこのものが5分ほど(それもほとんどがアップロードの待ち時間)でできるのはいいのでは。ブラウザしか要らないし。
他にムービーを作った人がいたら紹介エントリからトラックバックいただければと思う
2006年10月17日
jpegの中に別のファイルを隠す方法
といっても、画像の背景に隠すとかじゃなく、きわめて原始的なやつ
jpeg形式のファイルの後に、rar(圧縮形式の一つ)を単純につなげると、普通に開くと画像が表示されて、rarの解凍ツールで開くとrarの部分が解凍できるファイルが作れるということだ。
理屈だけど、jpegの表示はファイルの先頭から必要なものしか見てないということなのかな。rarの方は、ファイルの途中からアーカイブがはじまってもそれを見つけられる仕様? よくわからないな。
画像を交換しているフリをして何か他のものを交換したい人(どんな状況だよ)は試してみては如何。
[追記] その筋ではポピュラーなデータ偽装運搬手法だったようだ。弾さんのブログで偽装を見破るPerlスクリプトも紹介されている。後ろにつけたrarがそのまま開けるのは、最初からこういう使途を想定して解凍ソフトが対応してるということかな。
インテリジェントな音楽情報生成サービス2題
earfeeder.comは、デスクトップの音楽ファイルをスキャンして、あなたのお気に入りのミュージシャンを調べた上で、あなたが読みたそうなミュージシャン関係のニュースRSSを生成してくれるというサービス。
スキャンはJavaアプレットで行なっているようだが、スキャンの許可を出すためのポップアップが出るぐらいで、非常に簡単に使うことができた。
THE FILTERのほうは、WindowsとMacOSX(予定)で動くクライアントアプリケーションで、あなたのiTunesのプレイリストから何曲か選ぶと、その選ばれた曲群の傾向から、残りの曲を提案し、プレイリストを作るというもの。
サイトで説明されたサンプルとしては、ジョギング用のプレイリストを作りたいときに、ジョギング中に聞きたいと思う曲を数曲選べば、同じ傾向の曲がたくさん入ったリストができるという。
どちらのサービスも、あなたにあなたの嗜好を提供することを要求する(他の目的に流用しないとは言っているが)。パーソナライズに必要なデータをくれれば、便利さを提供しますよ、というわけだ。
どんな音楽が好きか、という情報は、他の個人情報に比べればそれほど重大なプライバシーではないのではないか、と僕は思うので、これはこれでいいサービスではないかなと思った。音楽以外のどんなことに適用できるかを考えるのも良さそうだ。
# どっちのウェブサイトも、ロゴが背景に同化するようなデザインで、ロゴを持ってきて紹介分に添えるのが面倒だなあ。探し回ればロゴだけ提供してるのかもしれないけど。新規サービスのブログ向け宣伝は、ロゴが紹介しやすいというのも重要なんじゃなかろうか。
2006年10月16日
古川さんを囲む会
小鳥ピヨピヨのいちるさんにお誘いいただいて、古川さんを囲む会というのに参加させていただいた。
元マイコン少年からすれば、古川さんというのは伝説にも等しい人物。僕が子供の頃、毎月19日には(田舎の本屋は配本が一日遅れだった)小遣い握り締めて古川さん達の作った雑誌を買いにいったもんだ。当時のバックナンバーはいまだに実家の部屋に置いてある。お前歳は幾つだと言われそうだが。
会では座席のポジション取りが悪く、じゃないな、じつをいうと、緊張して話かけられず、遠まきにお話を伺うだけに終わってしまった。とにかく、眼光鋭く、エネルギーに溢れた人だった。話を聞いているだけで自分も何かしなきゃ、と思わされるような人。そんな人だからこそ、大きな仕事を為されたんだろうと思う。
# 古川さん、いちおう所属はサイボウズじゃなくてサイボウズ・ラボです。恐縮です。
投稿者 秋元 : 00:01 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月15日
自動エッセイ・ジェネレータ
www.EssayGenerator.comはテーマを入れると、テーマについて適当にエッセイを生成してくれるというサービス。
"Japan"とか"The Internet"とか入れると、それっぽい文章ができてくる。
いくつか試してみたけど、何を入れても「社会的側面」「経済的側面」「政治的側面」の3つについて書かれて、その後結論、という文章になるみたい。
「経済的側面」には必ずグラフが一つついて、それぞれの軸にテーマにそこそこあった二つの単語が出てくるのも、なかなか良くできている。検索エンジンからキーワードの相関度の高いものを持ってきてるようだ。
文章の中身は、何について語っても通用しそうな言い回し、しかしちゃんとしたエッセイにあるような文章になってる。
引用についての参考文献も書かれていて、元の発言をした人についても、どっかで聞いたような有名人っぽい名前が自動生成されている。
こういう技術、GoogleやYahoo!が困りそうだねえ。
2006年10月14日
もしも今人類がいなくなったら
今地球で一番優勢な動物といえば、文句無く人間だろう。この人間が今いなくなったとしたら、地球はどうなるんだろう、というのを考えた未来年表の図がおもしろい。
2,3日中に夜景が復活、3ヶ月で大気汚染は消滅、田舎の道は20年、都会の道も100年で緑に覆われる。
橋やダムといった巨大建築物も数百年後には崩れ落ち、1000年で人口の建築物はほぼ無くなる。
ただし、いくつかの合成化学物質は20万年、核廃棄物は200万年かかって分解するだろうということ。
# イギリスのtimesonlineのドメインで公開されているが、元記事のURLが探せなかった。元記事を見つけた人はぜひコメント欄へ
投稿者 秋元 : 21:43 | コメント (4) | トラックバック
404ラボ
404 Not Foundといえば、有名ブログのタイトル…、ではなくて、もともとはウェブサーバが表示するページの見つからないときに返すエラーコードだ。
「ページが存在しません」というエラーページも、自分専用に書き換えることはできて、そのサイト固有のエラー情報とか、その文書はないけどこれはどうです? みたいな類似文書の提示とかがされてることも多い。大手ポータルなんかだとカスタマイズしたエラーページで、数秒たったらトップへ転送、というのも良く見る。
404ラボは、404エラーの解説や、404を減らすためのtips、404ページのカスタマイズ方法などと一緒に、文章や絵に工夫のあるものや面白い404ページを集めて紹介している。
カテゴリ別にわけられた404ページは100個以上は紹介されているので、オリジナルな404ページを作りたい人はいい参考になるのではないだろうか。
リンク集のメンテナンス状況があまりよくなくて、たまにサイトが無くなっていて、工夫も何もない本当の404ページが出ていることもあるがご愛嬌。404ページのリンク集というのはメンテナンスがたいへんそうだ。
日本で404ネタといえば、もうだいぶ前の話だけど愚痴の多いウェブサーバが話題になった。404ラボでも"HAL"(「2001年宇宙の旅」だね)カテゴリー以下に似たようなネタのページがあった。
[追記] これ書いて数日後、404ラボで紹介されているような404ページの画像だけを並べたブログが、diggで人気になってた。404ラボは一覧性に劣るのと、特にいい物を抜き出したところがウケタのかも。
2006年10月13日
GoogleとYahooによる企業買収の歴史
Wikipediaって本当に便利。
2005年、今年とすごいことになっているね。
ひょっとして、と思い、URLの"Google"のところを"Yahoo"にしたら次も出てきた。
こっちのほうは、2005年はすごいけど2006年は1件。単にメンテナンスされてない可能性もあるけど。
しかし、Microsoft、 Ebay、Amazon、AOL、Askとかはまだ存在しないみたいだ。
こういうのまとまっていると、「Googleが○○を買収したのは200X年O月だが、、、」みたいな文章を、覚えてるかのようにしれっと書けていいね。
あと、Wikipediaから参照されていた先の
もロゴつきでいい。
2006年10月12日
優勝!
ファンになって19年、はじめての優勝。
ファンになったときからずっといた田中幸雄の胴上げを見てたら泣けてきた。
ありがとう
投稿者 秋元 : 21:01 | コメント (3) | トラックバック
del.icio.usのアカウントを2つ併用する方法
via How to Post to Two Separate Del.icio.us Accounts Easily
自分向けのエントリー
問題: del.icio.usのアカウントを二つ持って、まったく異なる分野のブックマーク集(仕事と趣味、とか)を作りたいと思っても、ログイン状態を切り替えながらブックマークをするのは非常に面倒
解決法:
Windows-Firefoxの場合、del.icio.usが提供するツールバーボタン(現在ログイン中のdel.icio.usにブックマーク追加)と、Firefoxのプラグイン del.icio.us Complete(オプション設定したユーザでブックマーク追加)の二つをインストールする。
MacOSXの場合、マルチアカウント対応のブックマークツールPukkaを使う
その他の解決法: ソーシャルブックマークサービスはたくさんあるので、別のサービスを使う。
投稿者 秋元 : 11:07 | コメント (1) | トラックバック
2006年10月11日
新興宗教Google教
Google教のサイトというのが出来てる。
カナダの20代の若者が、大学在学中にレポートを書くのにGoogle検索がたいへん役に立ち、「優」を取れたことに啓示を受けて(笑)はじめたらしい。
神の証明では、「何でも知ってるし」「どこにでもいるし」「祈ったものに答えてくれるし」「死なないし」「無限だし」「何でも覚えてるし」「邪悪なことはしないし」「存在を示す証拠は豊富にある」と、西洋で神の存在を討論するときによく言われそうなネタを逐一パロディにしている。Googleの十戒はこちら(弾さんが日本語訳をされた)。
FAQも面白い。
「Googleが神なら、サタンは何です?」「Microsoftに決まっておろう」
「三位一体とは?」「インターネット、Google検索エンジン、ブラウザじゃ」
「死後の世界はありますか?」「死んでも、書いたものはキャッシュに残って生き続ける」
Google教の牧師になりたい人、ニュースレターを読みたい人はこちらへ
このサイトはもちろんパンチの効いたパロディなんだけど(だよね?)、最近のGoogleの万能感を見てると、ちょっと気にならないでもない。
p.s.
GoogleがYouTubeを買った話はみんな書いてるしもういいよね。
WritelyとSpreadsheetを化粧直ししてGoogle Docsが出た。
投稿者 秋元 : 13:34 | コメント (4) | トラックバック
2006年10月10日
justcurio.us 人力質問サービス
justcurio.usは、一個回答すると一個質問をする権利が得られる、新しいQ&Aサービス。
トップページや、質問一覧のページから、質問を探すことができる。
回答が多い順にならべたランキングもある。回答が数千件もあるような質問は、「答えたい!」と思わせるようなよい質問なのだろう。
ブログのコメントを文章の一部分につけられるAjaxシステム
via Ajaxian
Jack Slocum's Blogで、フリーのブログシステムであるWordPressのコメント機能の面白い改造が公開されている。
そのブログに言ってみて、触ってもらうのが一番だと思うが、要はブログ本文のタイトル・パラグラフ・図などのそれぞれに対して、コメントをつけることができる、というものだ。
既にコメントがついている箇所があれば、コメントの数がブログの左側に数字で表示されている。また、左側のバーで何もないところを選ぶと、その場所にコメントを書くことができる。
また、コメントの閲覧や追加は、Ajaxによってページ遷移なしに実現されている。
実装は、Yahoo! UI ライブラリを使って、一日仕事で完了したということだ。Jack Slocum氏の書いたコードの部分も、BSDライセンスで自由に使ってくれ、と書いてあるので、Javascriptの分は流用できるだろう。
コメントが記事のどこについてるか、という情報は保持しないといけないだろうから、WordPress側にも改造が必要なはずだが、その部分のコードについては公開されていない。でもまあ、コメントテーブルに一カラム増やすぐらいの改造ではありそうだ。
ブログのコメントがパラグラフにつけられるべきかどうか、はよくわからないけど、コメント中で「『…』のところで『○○』と書かれてますが、」といった書き方をすることもあるだろう
悪く活用されると、「ここはあなたの主観なんだから、『思う』と書くべきでは?」とか、「ここ誤字ですね?」みたいな揚げ足取りコメントがあちこちについたりするのかもしれない。
ブログのスタイル、たとえば長文が多いブログとか、読者と一緒に議論を詰めていくようなタイプによってはいいかもしれない。
2006年10月08日
ページ中の画像群で遊ぶJavascript
via digg
Google Imageの検索結果など、画像がたくさんあるページで、アドレスバーに以下のJavascriptをペーストして実行すると、おもしろい効果が出る。
javascript:R=0; x1=.1; y1=.05; x2=.25; y2=.24; x3=1.6; y3=.24; x4=300; y4=200; x5=300; y5=200; DI=document.images; DIL=DI.length; function A(){for(i=0; i<DIL; i++){DIS=DI[ i ].style; DIS.position='absolute'; DIS.left=Math.sin(R*x1+i*x2+x3)*x4+x5; DIS.top=Math.cos(R*y1+i*y2+y3)*y4+y5}R++}setInterval('A()',5); void(0);
とりあえず動く様子を見てみたい人は、YouTubeに載せた人がいるのでこちらを見てみるといいかも。
diggのコメント欄では、オレもオレも、とバリエーションが多数投稿されている。大丈夫だとは思うけど、画像のポジションを変える処理に見えないコードが入っていて、それが何をやってるかわからないという場合はそのコードは避けたほうがいいかと。
もちろん、これらのコードはあなたのウェブページにも貼って動かせるけど、デフォルトでこんな動きをされてもどうかとは思う。まあ何か役に立つケースもあるかもしれないが。
[追記] この記事を読んだ方が、同じ方向性でウゴウゴ・ブックマークレトという面白いスクリプトを作られたようだ。ウゴウゴルーガ、たしかにこんなかんじだった。
投稿者 秋元 : 18:04 | コメント (2) | トラックバック
2006年10月07日
会議用自転車で楽しく打ち合わせ
会議が楽しいと生産性は上がる(かもしれない)
Conference Bikeは、会議を楽しくする7人乗りの動く会議室だ。7人が漕いだ力で前に進む。議長(ドライバー)が進む方向と、あとたぶん会議の方向も決める。
ヨーロッパ製で、2005年には米国でも売り込みツアーをしたということ。日本でもイケル! と思った自転車屋(オフィス家具屋?)は連絡を取ってみるといいのではないだろうか。
2006年10月06日
書いたものが物理法則に従い動くホワイトボード(動画)
物理の授業で良く出てくるような、ボール、車、ねじや重力の方向などを書いたホワイトボードだが、そのまま実行することができる、という技術の動画。
MITのMulti-Domain Sketch Recognitionという研究らしい。オリジナルの動画はこちらのページでダウンロード可能。他に振り子を書いた様子の動画もある。
物理法則通りに書いたものを動かすアプリケーションの方は以前からあって、この研究はホワイトボードの入力インタフェースのところが肝らしい。
投稿者 秋元 : 14:55 | コメント (7) | トラックバック
Google Code Search のアレな活用法が続々と
Googleの一般検索でも、社外秘情報の入ったExcelを検索したらいろいろ出てきた(参考 、 公開Webサーバから機密情報を引き出す「Googleハッキング」の脅威と、その対策)といった話もあるし、つい最近はGoogle Calendarで明らかに公開情報じゃないいろんな人の予定が検索できるという指摘も話題になった。
ということで、昨日リリースされたGoogleコード検索でも、さっそく色々な「ヤバイ」指摘が。
- 圧縮アプリケーションの暗号生成部分のソース
- パスワードを埋め込んだブログシステムのソース
- バッファーオーバーフロー脆弱性がありそうなソース
- 公開されるべきでない、と書いてあるソース
- 愚痴ったり、罵ったり、馬鹿にしたりというコメント
- 有名プログラマーの名前での検索
また、PHPのセキュリティといえばこの人の Chris Shiflett は以下のような「セキュリティホールを見つける検索例」を列挙している。
Java
- クロスサイトスクリプティングの典型例をサーチ
- SQLインジェクションの典型例をサーチ
- O'ReillyとAPressのサイト(本のサンプルコード)からクロスサイトスクリプティングの典型例をサーチ
Javaの場合、こんなことになる前にローカルでチェックするならPMDとかFindBugsを使うのかな。上記のような例をチェックしてるかは知らないけど。
PHP
- 生のパラメータ入力をそのままechoしてる箇所
- $_SERVER['PHP_SELF']をそのままechoしてる箇所
- 生のパラメータ入力をそのままMySQLに食わせている箇所
- SQLの絞込み条件に生のパラメータ入力をそのまま渡している箇所
- リファラ入力を単純に信頼してしまっている箇所
Chris本人も誤検出のある不完全な検索だとは言っているけど、それぞれ問題のあるコードをチェックする参考になるので、できれば公開してGoogleに見つけられるより前に、自分のローカルで検索するといいかと思う。
[追記] Chrisのブログを見た他の人が、include/requireでパラメータ入力を使ってる悪例を探すクエリを書いた。
evalやheader("Location: ")による転送、外部コマンドの実行などで見られる悪例を探すケースも。
[追記] 更新復活したRauru Blogで紹介されていた、"fuck"をソースコードに書き込むプログラマーにはPHPやLGPLに関係している者が多い、というGoogle Code Searchによる統計。
[追記] diggのこの紹介では、Google Code Searchでメールアドレスを検索すると23,000件の技術者のアドレスが収集できると言っている。ソースコード中のアドレスは、htmlなどに比べるとスパマーのロボット対策をあまり考えていない人が多いのは事実で、今後はソースのクレジット中の連絡先の書き方にも気をつけないといけないだろう。
2006年10月05日
Googleがソースコード検索Google Code Searchを公開
噂になっていたGoogleのコード検索サービスGoogle Code SearchがGoogle Labsから公開された。
上の検索結果からすると、Camel Notation中の単語も探してくれるみたいだ。IsProgrammerDifferentFromSE()みたいなネーミングからも単語を切り出してインデックスしているということで、これはありがたいかも。
見つかったコードをクリックすると、キーワードハイライトされたソースコード全文、同じディレクトリ内にある他のコードのリスト、パッケージやコードのGoogleキャッシュ(!)、パッケージのダウンロードリンク、などが表示される詳細画面に移る。
検索では、トップページ下にも説明がいくつか書かれているが、言語、ライセンス、パッケージ形式やファイルの拡張子などを指定しての検索ができるようになっている。また、さすがプログラマー向けというか、正規表現による検索指定ができる。
レスポンスも、まだほとんど誰もアクセスしてないからかもしれないけど快適。まあ他のGoogle検索を見ても、ユーザが増えたからといってそんなに遅くなることはないだろうし。
ソースコード検索といえば、Kodersとかcodefetch{が先行しているけど、ソースコードを含めてGoogleは元から膨大な量をクローリングしているわけだし、競合者達はここでもたいへんかもしれない。
[追記]
各ニュースサイトのニュースも揃ってきた
internet.com → japan.internet.com
[追記]
しつこくregist という英語は無いに"regist"の検索結果を追加した。
[追記]
Now Japanized!
37signals Gig Board
37signalsがJob Board(Job Boardについては idea*idea の田口さんの解説をどうぞ)のアルバイト版、Gig Boardというのをはじめた。こちらは$100で3週間の掲載ということ。
TechCrunchのような業界ニュースサイト、Joel on Softwareのような個人ブログ、37Signalsのようなネットサービスでは、サイトの読者層がだいたいわかっているわけで、その人たち向けに傾向を押さえた求人サイトを持つ、というのは悪くない考えなのかもしれない。
まあ、有名サイトで訪問者が多いから成り立つ話ではあるけど。そんなサイトを持っていないなら、Job Boardのシステムを作って有名サイトに売り込めばいいのかな。今ならASP、先方のサイトに貼れる形で提供か。
2006年10月04日
PEAR::Services_SimpleApi_Station-0.1.0をリリース
SimpleAPI「最寄り駅Webサービス」にアクセスする PHP5 のライブラリを書いてみた。
最近、Webサービスの公開が多く、公開直後にいろんなスクリプト言語のラッパが各ブログで公開されているので、僕も一度やってみようかと。
PHP の場合は PEAR Package 形式での公開が多いみたいなので、PEAR Package で作ってみた。(参考: WEB+DB Press Vol.33 page72 上鍵さんの記事)
パッケージダウンロード
Services_SimpleApi_Station-0.1.0.tgz
インストール
pear install Services_SimpleApi_Station-0.1.0.tgz
サンプルコード
インストール先の docs/Services_SimpleApi_Station/examples/*.php を参照
デモ
SimpleAPI「最寄り駅Webサービス」には php の serialize 形式で返してくれるオプションがあった(Yahoo.com とかと同じような感じ)ので、呼び出しは非常に簡単。
はじめて書いた PEAR Package なので、いろいろ変なところがあるはず。あとたぶんバグも。コメントで指摘していただければ幸い。
チャネルサーバの開設方法とテストコードについてはこれから覚える。かもしれない。
投稿者 秋元 : 14:51 | コメント (1) | トラックバック
Googleが「マッシュアップ」キーワードでドメイン大量取得。サイトもオープン
Googleが、"Search"と"Mash/Mashup"を組み合わせたドメインを大量に押さえているということだ。
スペルミスまでケアした多数のドメイン名が、 .com, .net, .org それぞれについて取られている(リンク先参照)
今ちょっと見てみたが、.jp もいくつかは(Google系と思われるサンフランシスコの企業を使って)押さえている模様。
また、このドメインの中には、既にアクセスできるものもある。何も出ないものもあるけど、searchmash.com ではキーワード検索と画像検索を並べたような(A9.comに似ているかも)検索サービスが、Googleらしくないデザインで提供されている。
特徴、のページによれば、
- カーソルを合わせなくても検索語が打てる
- 検索結果からのジャンプ方式が色々選べる
- イメージ検索結果が右側に出る
- 検索結果の順番をドラッグして変えられる
- 次の検索結果を見るのがページ遷移無しにできる
検索結果の順番変更は、今はただのお遊びだけど、そのうち意味のある機能がつくかも、ということだ。
今のところ、GoogleのAPIを使ってみました、という第三者のサイトだと言われても信じてしまうような内容だけど、Googleの意図はどのへんにあるんだろうか? ユーザインタフェース変更のテストケース?
[追記]
2006年10月03日
飛行機の横切るビーチ
うわー
さいしょは合成かと思ったが、そうでもないみたい。リンク先にはもっと多数の飛行機+ビーチ画像がある。
西インド諸島 オランダ領シント・マールテン島(セント・マーチン島)にあるマホ・ビーチというところらしい。
世界の変なホテル検索サイト
世界の変なホテルだけを集めたホテルデータベース、Unusual Hotels of the World。
変(Unusual)のカテゴリわけは、水中、デザイン、ジャングル、灯台、砂漠、歴史、水上、城、氷、島、子供向け、テント、分類不能、ファンタジー、ツリーハウス、景色、牢屋、エコ、列車、というもの。
Unusualな度合いが0から10で評価されていて、8-10(ワオ!)をクリックすると、このデータベースの中でも特に変なホテルが15個出てくる。いくつかあげると、
などなど。
日本は無いのか、と探したら1件だけあった。香川のベネッセハウス。「変」度は3.50でそれほどではないけれど。
diggの記事投稿とボタン押下に報酬を払うシステム
diggに指定した記事を投稿して採用されたら$21、指定された記事へのdiggクリックに$0.50をPaypal経由で支払うと言っている。
diggを使った不正なマーケティングの噂や証拠はこれまでいくつか出てきていたけれど、ここまであからさまなサイトが出てくるとは。(まだ、diggのアカウントやメールアドレス収集のための嘘サイトという可能性もあるけど)
CGMのシステム的な限界が試されているように思う。ソーシャルニュースに限らず、ブログやソーシャルブックマークでもいろいろと動きがあるのではないかと思うし。
早晩、このサービスはブロックされるとか参加者のアカウントを廃止するとかの対策が取られると思う。でもまあ、そうだとしてもこれで終わるはずもないよね。
[追記] アイレップの渡辺さんがすでに解説されてた