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2009年02月26日
父親産休を取得します
当ブログ購読者のみなさま
いつも当ブログをチェックしていただき、ほんとうにありがとうございます。今日はお知らせがあります。
個人的な事情ですが、今日から4月の中頃まで、パタニティーリーブを取らせていただくことになりました。
- 産前産後休暇を取得いたします。予定は一ヵ月半ぐらい
- 当ブログの更新はその間止まります。 (サイボウズ・ラボの他メンバーのブログをぜひどうぞ。)
- 個人のプロジェクト・個人ブログは通常通り運営します。
# 会社に男子産休制度があるわけではなく、有給休暇を使った休みです。
サイボウズグループと育児
サイボウズ本社は子育てやワーク・ライフ・バランスに関してとても充実した制度を持っていることで知られています。ニュース等に載ることも多いのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
(サイボウズ・ラボは親会社のサイボウズとは別会社で、場所や勤務体系も多少違うのですが、)サイボウズ・ラボでも、これまで保育園の送り迎えや子供の通院を手伝うお父さんを見てきました。
長年安心して働き続けられるように力を入れている、いい会社だなと思います。
男が休む理由
今回、同居人がいろいろと大変な思いをしているのを横から見ていて、自分ができることはなんだろう、と考えた結果、長めの休みを取り、そばにいて出来ることは手助けをしていこうと思いました。
自由な社風のサイボウズ・ラボですが、「毎日会社に来ること」という大原則があります。これは他のメンバー達と顔を合わせて働くことで研究の相乗効果を出すという目的のものです。その基本的なルールがあるため、自宅から社員ブログを更新するというのはなく、思いきって有給休暇を取ることにしました。
個人活動は平常どおりです
個人でやっている仕事やプロジェクトは、在宅でできるものが多いので、通常通り行ないます。
すでに一年以上、週四日は自宅でネットサービスを企画したり、英語ブログのAsiajinの運営をしたりという暮らしを続けてきました。それが週七日になると思います。
よろしければ、当ブログ同様、個人ブログのフィードも購読していただけると、たいへん励みになります。
[追記 2009.04.16] 父親にとっての産休と育児休業の違いについてはこちらでまとめたのでどうぞ。
その後、育児休業の方も取得しています。父親育児休業開始、父親育児休業終了
投稿者 秋元 : 19:00 | コメント (2) | トラックバック
Googleがtwitterを開始
Matt Cuttsさんのtwitterで、公式twitterであることが確認された。
日本時間で2/26(木) 午前9時過ぎに最初に投稿されたつぶやきは
I'm 01100110 01100101 01100101 01101100 01101001 01101110 01100111 00100000 01101100 01110101 01100011 01101011 01111001 00001010
答えは↓で。
2進数のところをASCIIコードに直すと、"I'm feeling lucky[LF]"になる。
名前は"A Googler"、所在地はカリフォルニア州マウンテンビュー(本社所在地)、ウェブサイトはGoogleのAboutページ。Googleからのニュースやアップデートを届けるという。
その後のつぶやきは、
- 公式ブログ。Googleの各アプリの稼動状態を伝えるページの案内
- 公式ブログ。IE用Google Toolbar 6公開
- ニューヨークタイムズ本日づけのGoogle紹介記事
- Google App Engineブログ: 有料プランの紹介
となっている。
フォローしている35人(現時点)は、Googleの有名社員やGoogleのサービス・オープンソースプロジェクトなどのアカウント。
この時点でもう、3500人以上がフォローしている。
2009年02月25日
Lenovo IdeaPad S10eレビュー
アジャイルメディアネットワークのモニターに申し込んだところ、忘れた頃に当選通知が来た。Lenovoが始めて出すネットブック(Intel指定の汎用部品を多用した低価格ノートPC)、IdeaPad S10eの3週間モニターだ。
たまに書いてるので知ってる人もいるかもしれないが、僕はモバイル用のパソコンとしてはパナソニックのLet's note R3をここ4年ほど使い続けている。買ったときで20万円以上したが、細かな不満はありつつも今でも使えている。
しかし、最近、各社のネットブックが5万円前後で出てきて、さらにe-mobileの加入と引き換えに100円で売ってたりしているので、ネットブックがどれぐらい使えるのかは気になっていた。僕はノートパソコンを無くしたり取られたりしたことはないけど、気軽に持ち歩くには外で壊れたり盗られたりしても金銭的ダメージが少ない方がいいかなあ、というのもあるので、安くなるのは歓迎。どの会社のも似たような構成になっちゃうのは、まあ甘んじようかと。
到着したS10eの箱。前のモニターの人が使ったあと回ってきたもののよう。箱小さいなあ。
開けてみる
これはご愛嬌。
Linuxの方は、まだこなれてない感じもある。
発表会でもちょっと触ったけど、すぐに立ち上がる内蔵Linux OSというのを試してみる。ブラウザはFirefoxっぽいのだけれど、メニューからオプションなどいろいろ消えていたり、独自のブランド名がついている改造版。
Windows側はXP。
レノボなんだけど、トラックポイントじゃなくてタッチパッドになっている。Thinkpadのトラックポイントは好きなのでちょっと残念だけど、タッチパッドだから使えないということはない。ただ、このタッチパッドは奥行きが少し足りない感じかなあ。
モニターに応募したのが昨年末のブロガー向け発表会の時なんだけど、年明けてからSonyの尻ポケットモバイルパソコンVAIO type Pを見てしまったので、そちらの衝撃の方が大きくてちょっと霞んだ感じはある。
type Pの方は最初からメモリ42G載ってたり、液晶が高解像度だったりと僕的にいいポイントをつかれているので。type Pは機能だけじゃなくてネットブックというには少し割高なので購入層もちょっと違うのだろう。
4万円台という価格の他のネットブックと比べるなら、Lenovoらしい仕様の選びで面白い選択ではないかと思った。
p.s. 驚異の2画面ノートPC ThinkPad W700dsのモニターもやるらしい、とLenovoのニュースレターで知った。こっちはこっちで惹かれるなあ。
2009年02月23日
アルファブロガー・アワード2008:ブログ記事大賞発表会に行ってきた
週末、アルファブロガーアワード2008の記事大賞発表会に行ってきた。
会場は表参道。
毎年選考方法が変わるアルファブロガーアワード、今年は賞を始めたときからの念願だったという、ブログ単位ではなく記事単位で選ぶという方式が初採用された。
ブログ単位で選ぶ場合は、ブログを毎日書くとか、たくさん書くとかそういうのが影響するところもあるだろうと思う。特に多作でなくても、たとえ年に一本でも、多くの人をうならせたり、感動させたり、あるいは総突っ込みに走らせたり、そういうブログ記事をみんなで探してみよう、というのが今年の趣旨と見た。
どこかの誰かが単にいきなり「面白いブログ記事や注目の集まったブログ記事、議論を巻き起こしたブログ記事を推薦してよ」と呼びかけても、なかなか投票は集まらないだろうと思う。これまでの4回は、ある意味注目を集めて多くの人に投票してもらうための準備だったのかもしれない。
僕が推薦したのはこの2本。残念ながら選出はなかったし、去年一年間で読んだものから探して選ぶのはたいへんだったけど、選んだということも後までウェブに残るし、よかったかもしれない。
5000票近くの推薦の中から選ばれたのは、リンク先の12個の記事。いいこと言ってると思うのもあれば、これは釣れるだろうなあという「議論巻き起こし系」の記事も。
個人的には、リアルタイムで読んでたけどまゆたんブログ:思うこと。がまゆげ白いと思った。「快感フレーズ」ってきっとああいうのが好きで好きでたまらなくて書いてたんだろうと思っていたので驚きだった。漫画なり小説なり、昔は編集部や出版社経由でしか漏れてこなかった作者の心情が、ブログでダイレクトに出てくるという点も面白かった。
はてなブックマークで見たことがあるものもあれば、まったく知らなかったものも。去年のアルファブロガーもそうだったけれど、ブログ自身やウェブに関するものが減って、普段接することが少ないカテゴリーのブログ記事も多い。(アメリカと違って)日本では不活発とされている政治ブログが複数出てきたのも特徴か。
声優にブログ記事を読んでもらう、という企画は、思ったより良かった。12本に選ばれた記事自体の力もあるのかもしれないが、感情を込めたり複数の登場人物を演じ分けられた朗読は、新鮮な体験だった。
会場をスポンサードし、着ぐるみキャラと全身タイツで盛り上げてくれたプリングルズにも感謝。いただいたプリングルズは家で楽しんでいる。
書評: Subject to Change 予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
Subject To Change――予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
なんか読むのに時間がかかった。あのAdaptive Path社がプロダクトデザイン・コンサルティングについて解説するという本。
イーストマン・コダック、Tivo、薬瓶、おしり拭き、iPod、Flickr、Netflix、ダイソンなどのプロダクトデザインの成功例や、アイデアはすごいように見えるけど実際には失敗だったプロダクトを上げて、プロダクトデザインで気をつけるべきことを説明している。
7章では「アジャイル」が登場。ソフトウェア開発プロセスでもおなじみの話なのでここだけはよくわかった。試してみて調整を繰り返すことでよいものが作れる、という話。
読んでいてもなかなかスカっとした感じにならなかったのだけれど、僕が専門外であるということの他に、Adaptive Pathの人が成功の要因を単純な法則的なものに落とし込んでおらず、そのような「これをやればOK」という答えも無い、ということなのかなと思った。
一章一章に書いてあることは理解できたのだけれど、それらを理解して自分の課題に対して何ができるかは、それぞれが自分で考えないとだめ、ということなのかもしれない。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
2009年02月20日
Google Japanが"more"を「その他」に変更
今日見たら変わっていた。
以前から気になっていて、Googleの中の人に話したこともあるのだけれど(たぶん担当じゃない人なので、僕が伝えたから変わった、とは思ってないよ)、Google日本版のページ上部にあるメニューの"more"が日本語の「その他」に変わった。
変わる前はこんな。
平均的日本人が"more"という単語を理解しない、とは思わないけれど、できるだけ多くの人にサービスを利用してもらうには平均を見るのでは足りなくて、横文字はなるべく避けた方がいいと思うし、Google JapanがYahoo! Japanに比べてローカライズが甘いと言われる所以かなと思っていたので、これはいい変化なのではと思う。
# でも"Gmail"を「メール」とか「Gメール」にするのは社内的に難しいんだろうなあ、とも思いつつ。
# "I'm feeling lucky"はいつから無くなったんだっけ。あれも英語のままは無いよなあと思っていたが。
Yahoo! Japanのトップページのほうは、かなりアルファベットを排除しているし。まったく無いわけじゃなくて"My"とか"Japan"はあるけど、"more"よりは簡単な単語だし、わからないと進めないという箇所でもない。
僕は、この違いは両社の成立の違いから来ているのかなという風に見ている。
Yahoo! Japanのほうは、もともと米国から来たブランドではあるけど、日本の資本が大量に入っていて普通に日本の会社としてやっている。そこの社員も特に英語が得意という感じでもなくて、きわめて普通の日本人的な感覚でメニューを決めているし、米国の意向からは離れて自前できめるられる裁量が多そうだ。
それに対してGoogleは、今もそうかどうか知らないけども日本に進出した頃は英語ができることが必須、みたいなイメージで人を集めていた。"more"がページトップにあっても特に問題なく読めてしまうような社員が多くて、かえって英語ができない人や英語を避けたい人の気持ちが実感できてなかったのかなあと。
小文字ブランドを英語でどう書くべきか?
Asiajinでlivedoorについて書いた記事に関して、はてなブックマークで「livedoorは小文字だよ」という指摘をもらった。
livedoorの"l"が公式にも小文字なのは、業界内でも大きい会社だし知ってはいるのだけど、記事でLivedoorと大文字にしたのはうっかりではなくて、わざとそうしている。
twitterもロゴとかは小文字始まりで、最初は僕もtwitterと小文字で書いていたのだけれど、Asiajinの英語ネイティブのメンバーから指摘されて、ReadWriteWebなどの英語テックブログでどう書かれているか確認してみると、記事タイトルや本文ではおおむね"Twitter"と書かれているようだった(たまに小文字もないわけではない)。
twitterの場合、会社案内等では"Twitter"なので、サービスの名称と会社名で分けているという風に見ることもできるけど、サービスとして記事に書かれるときもやはり、大文字っぽい。
英語ネイティブ数人と、その他のAsiajinメンバーでの相談なので、これが答だというつもりはない。
とりあえず近場にいる英語ネイティブの肌感覚みたいなものを尊重して、当面は小文字ブランドでも大文字で書くというふうにしている。(もし業界ルール、みたいなものがあって公開されてれば情報をください)
# Asiajinの最初の頃まで遡って直したりはしてないけどね
正式名称も小文字で始まる英語圏の会社があるかどうかは、探せてないんだけど、日本人が大文字小文字に持つこだわりが、ネイティブのそれとは違うという可能性はあるかな、などと思う。
「アキモト」と「あきもと」とか、「オオタ」と「オータ」とかのニュアンスの違いが非日本語ネイティブにどれぐらい伝わるか、という話と似てるかもしれない
アカウント名の大文字小文字
ユーザアカウントやニックネームについても、大文字か小文字かというのは迷うことがある。
"akky"というのは、自分的には小文字だし、メールの末尾とかも"akky"にしていたけど、気分で"Akky"にするときもある。要は不統一で、それが一番良くないような気もするのだけれど。
メールアドレスなんかは、
akimoto@example.co.jp
でも
AKIMOTO@example.co.jp
でも、たとえ
AkImOtO@example.co.jp
でも、経路に変なMTAがなければ届くとおもうし、twitterも大文字混ぜても小文字へリダイレクトされるのだけれど、日本のはてなとかだと"jkondo"と"Jkondo"は別人なわけだ。
チャット等で全部小文字で書くのは、ネイティブでもよくやるし、twitterなんかも全部小文字で書いてる人は多いから、結局はどのような場所にどういうスタイルで書くか、というのを選べてればいいのかもしれない。それにあえて自分の特徴として場の大勢と違う表記を使うというポリシーだって、あるだろうとは思う。
[追記] iPhoneは? と突っ込まれた。たしかに。eBayもそうか。
おそらく、iやeがオシャレ接頭字みたいなもので、"P"が大文字だから固有名詞と識別できる(=読んでいて不都合がない)ということかなと想像するのだけど。これが"iphone"とか"ebay"だったら、やっぱり勝手に先頭を大文字にして記事書かれそうな気がする。
注記
外国語を使う前にルールを調べましょう、という事を言ってるつもりは全然ないよ。実際にやってみるといろんな事が出てきておもしろいなあ、という話のつもり。実際問題は大文字だろうと小文字だろうと情報は伝わると思うので。
投稿者 秋元 : 10:57 | コメント (2) | トラックバック
2009年02月16日
数学的に真剣なピザハットの配達
ウェブからピザをオーダーするときに、
「その他要望があれば」というところに"Cut into isosceles triangles(二等辺三角形に切ってくれ)"と書いたところ(赤丸の部分)、
こう届いた、という写真。良くある切り方(直径で切るやつ)は、たしかに正確には三角形と言えないかもしれないが…
via honda-tech.com
2009年02月14日
第40回PHP勉強会@関東に行ってきた
Jose Leon(ホセレオン)さんによる、Delphi for PHPの紹介
あのDelphiがPHP向けのIDEになった、というのがDelphi for PHPで、Delphiがそうであったように、簡単なアプリケーションであればツール上でドラッグ&ドロップで作れる、というもの。
Delphiと違うのは、それで作れるのがPHP製のウェブアプリケーションだというもの。独自のフレームワークで、Ajax対応もしたウェブアプリケーションをコンポーネントベースで作ることができる。
よくあるページ表示やフォーム入力を作るところよりも、デザイン等に注力したいような人、そしてPHPをあまり書かなくても済むといい、というような人にはかなり向いている、面白いIDEだと思った。
アクセスとかデヂエとかと似ているかも。デザイナー向きか。
トライアル版も無料で入手し、動かすことはできるのだけれど、このダウンロードがちょっと重くて参った。
PHP勉強会のページに、Delphi for PHP関連のいろいろな参照先が載っているので、興味のあるかたは見られたし。
残りのセッション
今回ホセさんがスペインから来日されているということで、プレゼン資料を英語で作ったり、海外向けへのアピール的な発表があった。
yanddさんによる、日本のPHPの現状。PHP技術者の給料や、日本のコミュニティ事情など、とても面白かった。Asiajinで書いてほしいなこれ。
そして、sotarokさんはopenpearの紹介を。次は国際化という話もあったので、本家PEARの停滞感を打破するようなすごいリポジトリになる可能性を秘めている。制約の少ないPEAR開発者のコミュニティには期待。
kunitさんは、TDD(Test Driven Development, テスト開発駆動)の話と実演。目の前でTDDによるボーリングのスコア計算をするクラスの開発デモが行なわれた。コメントにテストコードを書くというDocTestを使っていて、これも興味深い話。
2009年02月13日
Developers Summit 2009でお話してきました
おかげさまで、朝一のセッションにも関わらず多数の方にご来訪いただきました。
最近よく聞くキーワードの紹介や、それに付随して気になっていることなどをつらつらとお話させていただきました。
すごいことを話したりはできてないと思うのですが、何かしらのインスピレーションを得られるようなことが一つでもあるといいなと思って話す項目を選びました。事実誤認とか、もっとこのへんを調べてほしいといった要望などありましたら、遠慮なくコメント等でお寄せいただければ幸いです。
プレゼンテーション中にも言いましたが、プレゼン資料は(規定の)パワーポイントじゃないので、以下で公開させていただきます。
Developers' Summit 2009 - これからのWebテクノロジーを予測する
2009年02月12日
Google Japanのトップページのページランクが9から5に
Googleの社内ブロガーで、検索スパム対策担当としてSEO界では非常に有名なマットカッツさん(Matt Cutts)が、twitterでこんな書き込みをしている。Gen Kanaiさんに教えてもらった。
Google.co.jp PageRank is now ~5 instead of ~9. I expect that to remain for a while.http://google.co.jp/のページランクは9ではなく5になった。これは当面の間続くだろう
同じ会社内で変な話ではあるが、自社であっても基本のルールは厳しく適用する、という姿勢を示すことは、Googleにとってもいろいろこれまで厳しい取締りを主導してきたマットカッツさんにとっても重要なのだろう。
[追記 2008.02.18] Google Japanの説明が出た。
投稿者 秋元 : 11:02 | コメント (1) | トラックバック
明日のDevelopers Summitでお話します
まだ内容を詰めているのですが(すいません)。ウェブ技術の将来ということですが、あまり技術技術はしてません。このブログで普段書いているようなことがいろいろ出ると思います。
2009年02月10日
ブログ本文を取り出しやすくするマイクロフォーマットについて(ちょっと)調べてみた
ほんとにちょっとなので期待しすぎないで。
XPathの不便なところ - ぶろぐ。@はてなで、特に意味はないけど(笑)XPathで本文を探しにくいサンプルとしてこのブログが上げられていた(すいませんほんとに)。
そのXPathは、LDRFullFeedで使うことを想定しているということ。見てみたら、WebページのURLから本文を取るためのデータで、そこは参加者が持ち寄って作るデータベースらしい。
LDRがlivedoor Readerだとすると、このブログは全文出してるので本文はそっから取れるのだけれど、このデータはそれに限らずいろいろな本文を取り出すスクリプトで参照されるから、フィードから本文が全部取れるかどうかはまた別の話なのかもしれない。
とにかく、スクリプトに優しくないということなので個別ページのHTMLのソースを見てみた。で、上のページもあわせて読むと、なんとなく不親切な構造なんだろうな、というのは把握した。
で、今の構造はどうしてこうなってるか考えたけど、たぶん最初にMT3をインストールしたときの構造をベースに、弊社のウェブデザイナーにお願いしたんだと思う。もともとMTはこういう構造なんではなかろうか。
microformatsのページで、ブログのマイクロフォーマットはどうあるべきか、というところを読む。
ここでは、Movable TypeやWordPressといったインストール型のブログシステムや、BloggerやLiveJournalなどのブログサービス、CMSや掲示板などの著名なものについて、本文をどう指しているか調べているのだけれど、まとめというか列挙になっていて、各システムでまったく違う構造や(あったとしても)マイクロフォーマットが割り振られているようだ。
ここまで読んで、実際にどう改造すると機械にもやさしいブログになれるのか、ちょっとわからなくなってきた。もしMovable Typeのデフォルトがこれなら、XPathはちょと複雑でも、今のままの形にしておけば「Movable Typeブログ向け汎用SITEINFO」みたいなものがきくのかなあ、などとも思ったり。
MTの構造を残したまま、別のもっとダイレクトな(idを振った)本文のdivを入れるというのが落としどころかもしれない。どうしよう?
参考
ここよりも後でここより前を指定するXPath - 0x廃棄階層 - 統治局
水都大阪のポスターがヤバイ とか(2009/02/09の雑記) - Hinemosu それなのかなあ。でもなんで"center"?
投稿者 秋元 : 14:28 | コメント (2) | トラックバック
2009年02月06日
プログラマーになりたい中学生から取材を受けた
中学校の課題で「なりたい職業の人に会って、そのレポートを書く」というのがあるそうで、中学三年生からメールをもらい、サイボウズ・ラボの会議室でインタビューを受けた。
なりたい職業は「ブロガー」じゃなくて「プログラマー」の方ね。グーグルの検索とかで僕のブログが出てきたらしい。
なにがきっかけでプログラマーになろうと思ったのか(電気屋の店頭でパソコンを見つけて)とか、いつからなりたいと思ってたか(小五)とか、プログラマーのいいとこ(スーツ着ないでいいとか)や悪いところ(納期前はたいへん)とか、その他いろいろ用意されてきた質問に答えた。
「プログラマーになりたいと思うからには、今もプログラミングとかしてるんですよね?」と逆質問したところ、今はC言語でDXLibを使ってRPGを作ってるという。その前はJavascriptをやってたそうだ。
最近になって自分専用のパソコンを買ってもらったという。好きなウェブサービスを聞いたら、なんとGoogle Readerだって。ケータイのゲームとか子供向けのサイトとかじゃなくて、RSSリーダーでいろんなブログを購読して読むのが面白い、ということ。
なんかいい学校らしいので、全部の中学校がそんなだとは思わないけど、自分が中学生の時にはこんな課題有りえなかっただろうなと思った。中学校で何十ページのレポート書くなんて。夏休みの読書感想文ぐらいしか文章を書くことは無かったと思う。そして、僕は学生の頃は文章を書くのがすごく苦手で、大嫌いだった。今やってる仕事を考えると信じられないけれど。
そもそも自分が将来仕事をするかどうかすら意識していなかったような気がする。漠然と「コンピュータやそのソフトを売ってるからには、それを作る仕事の人もいるんだろうな」とは思っていたけれども。
この中学生と自分の共通点を挙げるなら、早い段階でパソコンに触れたこととか、部活でパソコンを使ってるとかかな。僕は高校でだったけど、テニス部の練習に音を上げたあと、物理部にもぐりこんで備品のMSXで毎日ゲームで遊んでた。
2009年02月04日
Googleニュースの新ブログパーツ(ウィジェット)
Googleニュースをブログ等へ貼り付けるウィジェットが案内されている。
対象地域に「日本語」もあるので『「サイボウズ」のニュース』とか作ってみようとしたけど、検索ワードに日本語入れても今のところ何もでてこない。
"office8"とかアルファベットだと出る。
作成はこちらから。
gmailのボタンデザインが変わった
メタリックな感じに。