西尾 泰和

知的生産性を高めるソフトウェア研究に従事しています。Plurality日本語版翻訳プロジェクトを率い、AIを活用して人間の他者理解能力を高める「ブロードリスニング」の実証実験を進めています。博士（理学）および技術経営修士を取得しており、未踏ジュニアのメンターとして若手育成にも取り組んでいます。

研究分野・専門領域

• プログラミング言語設計とソフトウェア工学
• 知的生産技法・ナレッジマネジメント
• 自然言語処理（word2vec 等）
• デジタル民主主義・Plurality・ブロードリスニング

現在の活動

Pluralityのメカニズムを社会に実装する研究に取り組んでいます。知的生産性の向上を目指し、AIを活用したブロードリスニングなどの実証実験も進めています。また、未踏ジュニアのメンターとして若手育成に携わるほか、デジタル民主主義2030プロジェクトなどの社外活動にも参加しています。

略歴

• 2002年度IPA未踏スーパークリエータ認定。博士(理学)
• 2007年よりサイボウズ・ラボにて、チームワークや知的生産性を高めるソフトウェアの研究、主幹研究員として現在に至る
• 2013年「コーディングを支える技術」を出版
• 2018年「エンジニアの知的生産術」を出版
• 2023年よりサイボウズAIエキスパートチームを兼務
• 2024年、AIによるブロードリスニングをもちいて東京都の長期戦略を改善する「シン東京2050」プロジェクトに安野貴博氏と共に関わる

著書

• コーディングを支える技術
• エンジニアの知的生産術
• Word2vecによる自然言語処理

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