カテゴリー
ネットのサービス

世界のソーシャルネットワーク勢力図が更新

6月のデータを使った3度目の更新が発表されたようです。イタリアのVincenzo Cosenzaさんによる、世界のSNS事業者の国別のシェアを、AlexaとGoogle Trends for Websitesから計測し、 […]

6月のデータを使った3度目の更新が発表されたようです。イタリアのVincenzo Cosenzaさんによる、世界のSNS事業者の国別のシェアを、AlexaとGoogle Trends for Websitesから計測し、1位のサービスでその国を塗りつぶした世界地図です。
Worldmapofsocialnetworks201006
(クリックで元地図に飛びます)
前回(2009年12月)の時の日本語の解説は、ここここで出ています。
前回、127ヶ国中100国で首位の座を確保したFacebook(その時のユーザー数3.5億人)は、今回さらにトップの国を増やし、測定131ヶ国中111ヶ国で首位となりました。ユーザー数は5億越え。
その増えた国と、どのSNSから首位を奪ったかの内訳は以下です。

  • Hi5から奪取: タイ、ルーマニア、ペルー、ポルトガル。Hi5の首位はモンゴルだけに
  • Oneから: リトアニア
  • Wretch(無名小站)から: 台湾
  • Friendsterから: フィリピン

ロシア語諸国ではV Kontakteが頑張っています。ヨーロッパで現地プレイヤーが1位を防衛しているのはハンガリー、ポーランド、オランダのみ。そして元記事では書いてないですが、日本はMixiですね(PCでの統計がベースのため)
AlexaやGoogle Trends for Websitesの数値は、特にネット人口の少ない国やAlexaやGoogleのユーザーが少ない地域では不正確さが増すので、ところどころ実態とは違うところもあるかもしれないので注意はしてください。
台湾についてはFacebookの逆転は実態に近いと思います。今年初めに台湾に行った際にいろんな人に聞きましたが、その時点ですでに勢いではFacebookが圧倒的ということだったので。
中国・ロシアとその周辺、あとブラジルだけがFacebookの攻勢をしのいでる、という風にも見えますね。中国は人口が多いし独自プレイヤーも多いし、なによりGoogleの時のような国を挙げての対策もありうるので、ここからさらにどれだけFacebookが積みあげられるのかはわかりませんが。
主要国のトップ3までをまとめた表がこちらです。
Socialnetworkingtoprankersinsomecou
いくつかの国でのTwitterの台頭も見てとれますね。このままFacebook色が強まっていくよりは、次の新しい何かが来るのを期待したいです。個人的には。
via ReadWriteWeb