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WiFiテザリングのSSIDに危険な単語を使った乗客、飛行機から排除される

デトロイトからモントリオールに向かうGoJet航空の飛行機が、ヤバいWiFiのアクセスポイントがあるということで離陸できず、ホットスポットの持ち主を排除したというニュースがありました。

出発予定時刻の20:10を過ぎ、客室乗務員がWiFi機器を切るように何度注意しても、オフにならないWiFiアクセスポイントが有ったそう。機内放送でこのままだと警察を呼びますよと警告しても無駄で、結局10台ほどの緊急車両が飛行機を囲み、警官が乗り込んで来て機器の持ち主らしき二人、ケベック州から来ていた42歳男性と31歳女性の二人を連れ出して行ったそう。

WiFiの電波が飛んでいるかを確認して、止まるまで出発しないなんて運用がされているんですね。あまり聞かないけど日本でもそうなんでしょうか。

しかし、緊急車両の数といい、今回の事件がここまでの大騒ぎになったのは、そのWiFiアクセスポイントの名前が”REMOTE DETONATOR”(遠隔 起爆装置)だったからのようです。どんな名前であっても飛行機からはどのみち下ろされていたのあもしれませんが、この名前にした上でオフにすることも拒否していたのでは、強制的に連れていかれてもしょうがないでしょう。

強制排除された男女は逮捕のあと釈放されたが、取り調べは継続しているそうです。

今回はなぜ注意されてるのに切らなかった、という点が明らかにおかしいですが、ここまでのことじゃなくても、クールな名前と思ってつけたSSID名が思わぬ誤解を招くこともあるかもしれません。

Fingerbot – リモート操作でボタンを押せるデバイス

Fingerbots

メーカーよりレビューしてほしいとサンプルの貸し出しを受けたものです。家電のリモート操作は僕の家でも少しずつ進めていることもあり、面白そうなので借りてみました。

Fingerbot は、スマートフォンから操作できる物理スイッチのガジェットです。

押すという一動作だけを行うとても単純なデバイスですが、押して動くものは家の中じゅうにあるので、工夫次第で様々な家電などを遠隔操作することができるというわけです。

スイッチにつけたくなるけど、これじゃ液晶が見えなくなる

fingerbot

こうか?

邪魔をしないという意味ではこう? はみ出てるので、両面テープだけではこれはなんともならなさそう。取り付けは追加で何か多少の工夫が必要そうですね。手動「でも」押したいなら場所の決め方は慎重にしないと。

手に取った時は「すごい小さいな」と思ったんですが、こうやって設置場所を考えるともっと小さくてもいいかと思うこともあります。でもまあ、バッテリー内蔵で長期間充電せずに動く(←サイトの説明では)ためには、こんなものなのかな。

パソコンはタイマーで起動しようと思えばできるはずなので、あまり意味ないけど。

マンションの鍵はスマートロックにしているのですが、建物のオートロックは結局専用鍵で開けないといけない。Fingerbot でタッチすれば自分で呼び出して自分で開錠することもできそうです。

サンプルには一種類のアタッチメントだけついてきました。先っぽの部分が取り外せて、交換できます。タッチパネルを叩くのに向いたアタッチメントなど複数違った形状のものがセットで購入できるようなので、操作したい相手のスイッチに応じて使い分けることで、よりミスなくスイッチのオン・オフができるということでしょう。

単純に押すだけの似たデバイスは前に見たことがあるので、Fingerbot が優れているとすればこのアタッチメントが交換できるところなのかなと思いました。既存のアタッチメントではどうしてもうまくいかないところを、3Dプリンタで自作・あるいは有料で作ってもらうとかもありそうです。

Kickstarter のキャンペーン(今日まで)で1個入手するなら$29(3190円)、実際のところはインターネットとつなげるアダプタ(Adaprox Bridge)というのが無いと「目の前からスマホで操作する」だけと面白みがないので、アダプタとセットの$69(7590円)というところでしょうか。単機能なので、いろいろやらせたければ10個も20個もあっても困らないわけで、32個セットとかのコースもありますね。

目標額は既に達成しているようですが、クラウドファンディングなので支払ったからといって宣伝通りのものが必ず来るか、予告の時期(今年の5月頃、と書いてある)に来るかどうかはわかりません。

全部の家電がネット操作対応する日はまだまだでしょうから、それまでの移行期間にいろいろとリモート操作をしたければ、この手の小さなデバイスは必要そうです。

AI Dungeon – AI自動生成で無限に遊べるテキストアドベンチャーゲーム

AI Dungeon は、テキストアドベンチャーゲームをAIにより自動生成してくれるというPython 製のツールです。

Jupiter Notebook で動くものが配布されており、Google Colaboratory 上で自分の AI Dungeon を動かすことができます。

ブラウザで数分待つと始まる。簡単です。

大昔にあった Zork シリーズ的なUI。「動詞」で始まる命令文を入れることで、何かが起こります。

「それをやるとループしてしまいます」という返答だらけになり詰まったこともありますが、それでも大昔の同種のテキストアドベンチャーゲームに比べると、かなり自由度が高い。思いついた動詞で適当に命令しても、それに合わせた結果を返してくれます。このへんはさすが自動生成。

ただし、ストーリー展開に整合性が取れているかというと、自分が遊んでみた範囲では、辻褄が合わなかったり急に場面が変わったりの連続で、寝ている時に見る夢に近いような印象を受けました。

AI Dungeon のサイトには、プレイした結果のストーリーたくさん掲載されています。動かさずにどんなゲーム体験になるか見たい人や、どんなコマンドを入れたら先に進むのかわからないという人は、まずこれらのプレイレポートを見てみるのもいいかと思います。

The Deep Sea – 深海の深さをブラウザの縦スクロールで表現

The Deep Seaは、深海の生物を紹介するウェブサイトです。

面白いのは、深さを縦長のウェブページで表現しているところ。

スクロールダウンすると、海の深さが少しずつ深くなっていき、その深さで観察される生物が表示されます。

生物の名前やその特徴の紹介文などはすべてテキストなので、Chrome ブラウザの翻訳機能を使えば自動翻訳の日本語でも読むことができます。

それにしても、このページ、長い長い。ページの最後は、1960年にマリアナ海溝の最深部に到達したトリエステ号のチャレンジを紹介しています。

via Geekologie

webページがHacker Newsで言及されているか調べるAPIとChrome拡張

英語圏の技術掲示板 Hacker News で、特定のURLについて言及したスレッドがあるかどうかを調べる方法について、

Algolia の HN Search API を使うと、REST で検索することができます。

また、これを使った Chrome拡張 Find Hacker News Comments が出ていて、

任意のウェブページを開いた状態でこの拡張のCアイコンをクリックすると、もしHacker Newsで言及されていた時はそのページへのリンクを開いてくれます。

クリックした時だけチェックに行く作りなので、閲覧ページが全部API提供者に漏れたりはしません。

知らない技術やツールを評価する際に Hacker News でのディスカッションを参考にしている人にとっては、ワンクリックでディスカッションを探せるので便利ではないかと思いました。

abbreviate – 英単語の省略形を機械的に決めてくれるツール

dnnrly/abbreviate は、英単語を決まった規則で省略してくれるという、単機能のツールです。

Goで書かれていて、フルに書いた複数の英単語の並びを、内蔵の辞書で決まっている短縮形に置き換えます。

指定によってキャメルケース、パスカルケース、スネークケースなどにもしてくれます。

辞書ファイルに定義されていない単語は出ないため、実用にするにはもっと辞書の拡張が必要かなとも思います。

僕は基本的には省略形の利用に反対なのですが、プログラミング言語や環境によっては、命名に文字数の上限があるものもあるでしょう。abbreviateコマンドの作者は、AWSのリソース名をつける際に上限が問題になることが多くてこのツールを思いついたということです。

省略を多用するプログラマーやそのチームにおいて、元の英単語が必ずこの省略形になる、という保証をツールでするのであれば、ツールを使わないよりはずっと良いのかなとも思いました。

via Hacker News

有名WordPress プラグインのYoast SEO、500万+のブログ管理者に望まぬバナー広告を表示

Yoast SEOといえば、ワードプレスのSEO対策をしてくれるプラグインで最も有名なもののひとつです。

そのプラグインが、北米の国民的特売日であるブラックフライデー前に、ワードプレスの管理画面に派手な広告バナーを勝手に表示した、として騒ぎになっています。

バナーのサイズは 1015px x 102px、しかもYoast プラグインのページではなく管理画面のどのページにいっても表示されたそう。

Yoastプラグインのサポートフォーラムもたいへんなことになってます。

無料で使えて信頼もあり、2万5千件以上ある過去のレビューのほとんどは星5つなのですが、今回の件で雪崩のような不評コメントが延々と続いています。

WordPress のプラグインサイトによれば、アクティブなインストールが500万以上あるということで、この広告を見せられたブロガーの数もたいへんな人数になるでしょう。

高品質のワードプレスpluginによくある、追加機能を有料で買えるフリーミアムなビジネスモデルでやっているようですが、有料ビジネスがうまくいっていないのか、広告バナーを一斉配信できる立場での誘惑に逆らえなかったのでしょうね。競合プラグインもあるので、人気や勢力図の入れ替わりもあるかもしれません。

playball – コンソールでメジャーリーグの試合経過を見るツール

paaatrick/playballは、ターミナル画面でMLBの途中経過を見るためのツールです。

起動すると現在行われている試合のリストが表示され、選択するとその試合のここまでの打席結果など詳細も表示することができます。

…はずなのですが、ローカルで試してみたのですが、エラーになってしまいます。調べると試合がないオフシーズンはエラーメッセージが出るだけというチケットがありました。動かすのは春までお預けですね。

CUIの描画にはblessed とReact-blessedが使われています。 Reactベースなんだ。

via Hacker News

JSONCrush – JSONをURIに圧縮して載せるためのライブラリ

KilledByAPixel/JSONCrush は、JSONをURLに載せやすい形に変換するライブラリです。

JSONCrushのデモサイト。JSON形式のデータを左上に入力すると、それをテキストとして圧縮し(↓)、さらにURIとして使える文字に縁故度しています(→)。

今回入れてみたJSONでは、そのままURIエンコードした場合に比べて52%、約半分のサイズとなりました。

URLにユーザーが入力した結果のJSONデータをなるべく小さくして載せるというのがライブラリの目的です。URLに再現のためのパラメータが全部載っていれば、結果をブックマークしてもらえばいつでも同じパラメータのページが再現できます。サーバーサイドでいろいろ面倒な処理をして覚えておく必要がありません。

そのままURLEncodeする手もあるけど、URLのサイズ上限(2000バイトちょっと)に引っ掛かるのは避けたい、と。HTTPパラメータとして個別に受け取ればもっとコンパクトにできるのでしょうけど、JSONのまま渡せるのは場合によっては楽なのでしょう。作り手側に楽という意味ですが。

使ってるJSCrush ライブラリが変換部分を担っていて、これは特定の文字列内でテキストをエンコードしてくれるもののようです。JSCrushのデモサイトはこちら。

JSCrush は minify したものしかないらしく、
その動作を解析してる人がいました。この解説によれば、JSCrushライブラリは、1KbyteのJavaScriptで何ができるか、というコードゴルフコンテストの2012年の作品で使われたものだそうです。

via Hacker News

Codem Ipsum – ソースコードを Loren Ipsum化

JavaScript のソースコードを左側のペインに入れると、Loren Ipsum風に関数・変数名を置き換えて右側に表示してくれる、というwebサービスです。

本やウェブサイト制作時の文章のダミーとして使われることで有名な Lorem Ipsum のように、ソースコードのダミーとして使うことができるということ。

作者は「文法的には正しいまま、ダミーのコードを作りたかった」とのことです。変換後のコードも動くのか、は不明です。たぶんいろいろ不具合がでるんじゃないかな。

ソースコードは公開されたサイトのhtmlそのままですが、GitHub にも上がっています

via Hacker News