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Ajax 一周年

via Ajax Magazine

Adaptive Path の Jesse James Garrett が「こういうの Ajax って呼んだらどうよ?」(意訳)と言ったのがちょうど一年前の 2005年2月18日。

ということで感想を。

まだ Ajax という言葉ができて一年だったのに、ウェブ技術者にとってこれほど普通に使われる言葉として普及した、という驚きが一つ。本屋に行って技術雑誌を見れば、日本語の雑誌であっても使われていないものがないぐらいだろう。

提唱者の Adaptive Path 自身が、ちゃんと Ajax 的なサービスを一年で形にし、Google へ売却するまでになったことはすばらしい。この Measure Map の売却話も、Ajax 一周年だったのかという事実と並べるとおもしろい。

もう一つは、ブログ上で発表したことでも、後から見て歴史的(まあ、この Ajax のはインターネット/WWWの、ぐらいではあるが)な文章となることがあり、それは後々までいろんなところから参照され、日付や投稿の時刻までも残るということ。

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画像を文字で置き換える Textorizer

Textorizer

Textorizer は、画像と単語を与えると、単語を使って画像を再現するジェネレータ。独特の効果を持つ画像が得られる。

サンプル(SVG 対応のブラウザか、SVG プラグインが必要。手元の Firefox 1.5.0.1 では見えている)

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ネットのサービス

Campfire – 37 Signals の新サービスはブラウザチャット+ファイル共有

campfirelogo.gif

Campfire.com 、2月7日に URL の存在を知ったが、さきほど有効になっていた。

Ajax による使えるネットサービス、Ruby on Rails の開発元としても知られる 37 SignalsBasecamp, Backpack, Ta-Da List, Whiteboard に続く、37 Signals の 5番目のサービスはブラウザチャットだった。

チャット内での 10MBytes までのファイル共有機能もあるようだ。

サービスはいつものごとく、自由に登録できて、もっとも軽いコースは無料。利用料が多ければ課金されるしくみ。他のサービスと一切連動しないのも 37 Signals の特徴。加入するユーザごとに専用の URL が割り振られる。

機能を確かめるために触ってみている。下にゲストアクセスできるので、時間のある人は入ってみてほしい。
http://akky.campfirenow.com/*****
無料登録なので同時4人までなのかな。

追記: テスト終了

– ゲストアクセスを on にすると、登録ユーザ以外ともチャットできる。その場かぎりで生成された番号のついた URL を相手に送る方式
– ゲストアクセスを off するとゲストは全部切られる。再度 on にしても前回と違うアクセス URL が生成される
– アップロードしたのが画像の場合、その場に貼り付け
– 長い長いテキストの貼り付け(短編小説一本)にも耐えた
– タグの貼り付けはちゃんと無効化されている
– http/https はオートリンク化
– 定員が埋まったら、その後アクセスした人にはごめんなさいページ表示
– Leave room を押さずにブラウザを閉じられると、定員が減ったまま
– 入退室、トピック変更等はチャットテキストに並んで表示
– room オーナーが抜けてもチャットは続く。ゲストだけでも続く
– kick や ban は見当たらず
– 複数ルームを作り、ルームごとに4人まで無料チャット可能
– 全員抜けても開始者にはログ(アップロードしたファイルも含め)が残る。再度入室すれば参照できる
– 過去ログを含めファイル容量制限にかかる

追記: TechCrunch で紹介