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ウェブの15年(1996-2011)の対比を、デザインまで含めて表現したインフォグラフィック

OnliineUniversityによるこのインフォグラフィックは、アメリカのWWWの15年前と現在の対比を描いています。
面白いのは、1996年時点の情報を表現するのに、1996年風のデザインを使っているところです。

Created by: Online University
以下、面白かったポイント

1996年: 会話の中で「ワールドワイドウェブ」と言っても、そこに皮肉の意図がなかった時代

数年前の”Web 2.0″もそうですけど、昔の用語が他意なく使いづらくなることってありますね。

アメリカのネットユーザーは、2000万人から2億4500万人へ。

10倍以上ですね。人口は上限があるので、もう全てのベースとなるユーザーがこんなに増えることは、少なくとも先進国ではないでしょう。

ネットの平均利用時間は月間30分から27時間へ。

こちらはモバイル環境の普及でまだまだ伸びていくかも。

ウェブページの平均表示時間は30秒から6秒

確かに、昔はページがなかなか表示されなくてもそんなものかと思っていたかもしれません。
最後に、15年前にもあった3つのサイトの昔と今が並べて表示されています。
via The Internet, 1996-2011: Oh, how times have changed – Shareables

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世界のすべての人が大都市の密度で住んだら必要な面積をあらわした図

世界の69億人の全員が、一つの大きな都市に住んだとしたらどれぐらいのサイズの街になるか、というのを示した図です。
Theworldpopulationconcentratedthumb
Wikipediaによれば、パリの中心部はとても人口密度が高いのですね。そう言われてみれば高層のアパートばかりのイメージです。パリの密度で全員が住んだら、ルイジアナ+アーカンソー+ミシシッピー州に収まる、というのを示しています。その倍ぐらいの人口密度のニューヨークだと、テキサス州一個分。
図には東京がありませんが、東京23区は、パリとニューヨークの間になるようです。豊島区や中野区の人口密度はパリ並みということ。
パリや東京は、水や食料やゴミや、最近特に思い知らされましたが電気など、いろんなものを外部に頼っていますから、実際にはこの思考実験には大きな無理があるわけですが、都市というのが世界全体から見るといかに人口集中したところなのか、というのが直感的にわかりますね。
via If the world’s population lived in one city… « Per Square Mile

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世界各国の人が、アメリカのどの都市の家を買いたいかを可視化したTruliaの地図

アメリカの不動産情報サイトTruliaが、大量に持っているデータを分析して使うTrulia Insightでこんなデータを発表しています。
世界の各国からアメリカの不動産を検索する人たちは、いったいアメリカのどの都市の不動産に興味を持っているんだろう、というのを、アクセスの多い海外14カ国について、国ごとに集計したものです。(クリックでインタラクティブなマップが開きます。)
Truliawhowanthomeinwhichcityinusa_2
Truliaに来る海外ユーザーが多いのは、隣国のカナダ、同じ英語圏のカナダ・イギリス・オーストラリア、そのあとヨーロッパの大国やブラジル、これも隣国のメキシコ、などの順だそうです。日本も13番目にアクセスが多いということで、中国やインドとならんでギリギリ集計に含まれています。
マップ上で国をマウスカーソルで指すと、その国の人がよく検索するアメリカの都市に対してラインが引かれます。日本を指すと、やはり日本に近いところでなじみのある都市がベスト5に出てきます。

  1. カリフォルニア州ロスアンゼルス
  2. ハワイ州ホノルル
  3. カリフォルニア州サンディエゴ
  4. フロリダ州ジャクソンビル
  5. カリフォルニア州サンフランシスコ

4位はちょっと以外ですけど。
だいたいどこの国も、人気の都市は大都市で似ているのですが、メキシコからの検索はメキシコ国境沿いの街ばかりですし、カナダからの検索はラスベガスとフロリダばかりなのが興味深いです。カナダの人は、特別温かいところは興味あるけど、普通のアメリカの都市ならカナダの方が良い、とでも思ってるんでしょうかね。
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