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全米オープンテニス観戦のお供に。IBMが独特の方法で可視化

Usopenpointstream
テニスの全米オープンが開催中ですね。錦織選手の棄権は残念でしたが3回戦進出はすごいです。

USオープン・ポイントストリーム
と名付けられたこのインタラクティブなチャート、テニスの試合の詳細な内容を円形に配置していくという可視化をおこなっています。作ったのは開催者であるUSオープンとIBM。
対戦するプレイヤー二人には、青と黄緑の二つの色が割り当てられます。
1セットごとに円が一つ作られていき、円弧にはセット内のゲームをどちらが取ったかが、ゲームを取った方のプレイヤーの色で表示されます。
さらに、現在注目しているセットについては、ゲーム内の一球ずつの結果が図示されます。円弧の高さはサービスの速度を、円弧の幅はラリーがどれぐらい続いたかで大きくなります。ファーストサーブのフォールト、ダブルフォールト、ウィナーやネットに引っかかっての失点など、そのポイントの決まり方についても、小さな図形を添えたりすることで示しています。
Usopenpointstreamacertainshot
一番内側の円は、「モメンタム・メーター」と名付けられていて、今青と黄緑のどちらのプレイヤーに流れがあるのか、ということを独自の集計方法で出しています。
正直ぱっと見ても良くわからないなあ、というところもあるのですけど、一セットの中の攻防をまとめて表示する良い方法が今でもそんなにはないのではと思うので、見かたに慣れてくると単にゲーム数の取り合いを見るよりも、「スコア上は同ゲームだけれど黄緑側が押している」みたいなことが素早く把握できるようになったりするのかもしれません。
なお、僕のPCでは、このページで今やっているゲームをリアルタイムに表示するとCPUが100%に貼りついてしまったので、かなり重いFlashです。
via Flowing Data

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世界で一番良い国は? ニューズウィークの動くインフォグラフィック

Worldbestcountriesbynewsweek
ニューズウィーク社が、教育・健康・生活の質・経済・政治のさまざまな指標を使って、世界各国の国の「良さ」をランクづけするという企画をやっています。
全体で言うと、トップからフィンランド、スイス、スウェーデン、オーストラリア、ルクセンブルクと、4位以外はヨーロッパの小国ばかりですね。日本は9位で、人口5000万人以上の大国のなかではトップです。
識字率、進学率、平均寿命、経済の各指標が日本を大国の中でも最上位に押し上げてるんだと思います。ここで使われた指標がすべてということはもちろんないのだけれど、あらためて日本という国がとてもいい状況にあるんだなあと感じますね。
Flashベースで、いろいろな絞込みをして見ることができます。

  • G7, G20とか、アジア、アフリカなど地域での絞り込み
  • 一人あたり国民所得による3つの分類
  • 人口の多さによる3つの分類

所得が少ないのに比較的指標の良い国(ウクライナとか)とか、所得は多いけど指標は悪い国(サウジアラビアとか)とかも見つけることができました。
面白いのでぜひ触ってみていただければ。
国内でもどの県が一番住みやすいか、なんて発表を良くやっていますね。ちなみに僕はいつも上位の富山県に住んでましたが、子供として(扶養されて)住んでた経験しかないので、そんなに住みやすいところだったかどうかはわかりませんけど。

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グーグルの世界各国でのシェア

Search Engine Feng Shuiによる、グーグルの各国での検索市場シェアを示した世界地図です。クリックでオリジナルの大きな画像に飛びます。
Googlesearchworlddomination
# 右下に各国の数値の参照元情報が書いてありますが、中国は2008年の、Google撤退前のものです。
こうやってみると、ヨーロッパとオセアニアでのシェアがすごいことになってますね。
via Digital Inspiration