3つ目の新機能は、Traffic Statsメニューの中のサブメニュー、一番右側にある”Search %”で開くことができます。
ここでは、検索エンジンから来たトラフィックの割合の変動をグラフで見せてくれます。過去のどれぐらいの長さについて見るかは、下部のプルダウンで選択することができます。
検索エンジンからの流入は、絶対数ではなくアクセス全体に対する割合(パーセンテージ)である点には注意してください。
「激減」という言い切りの記事を書けば注目されるでしょうけれど、「よくわからない」では記事にはしづらいでしょうね。
「その情報では減ったかどうかわからない。増えている可能性もある」と長く書いても、よく読まない人や興味が浅い人は読み飛ばすでしょう。
この記事を読まれても、たぶんすっきりしないだろうとは思いますが、ネットは学校のテストじゃないので、なんにでもはっきり白黒がつく解答があるわけではない、ということですね。
[参考]
NetRatingsのMegapanelリリース [pdf]
ウェブの本質を理解せずに、どこか一社が提供している指標でもって、広告やSEOの成果測定をおこなったり、広告料金の算定に使ったりする無知が、不正の温床となります。
複数のサービスの値を見て比較することで、ある特定のサービスで急な変化があったときに、それが確からしいのか、何か操作が行われているのか、を知ることができるかもしれません。
そういう意味では、アレクサ以外のサービスが多数出てきて使えるようになったのはよいことでしょう。