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ベトナムに戻ってきた

10日間の一時帰国から、ホーチミンへ戻ってきた。

ベトナムオフショアチームが順番に一時帰国をして、日本での用事を済ませたりしている。日本へ行く前に出した課題も、残っていたサイボウズ・スタッフの協力でそれなりに完成に近づいている。

今日は、ベトナムでもかなり大きいというコンピュータカンファレンスへ行ってきた( Vietnam Computer Electronics World Expo 2006 )。IDGがやっていることもあり、日本のPC Expoなんかと非常に似ている。日本のビッグネームの出展も多い。

ただし、ハードウェア優位で、ソフトウェアやサービスの会社は非常に少なかった。ほとんど無い中に小さなブースとはいえ Google がいたのには驚いたけど。ベトナムでも AdWords を売っていて、ベトナムでの検索エンジンのシェアは9割を越すとのことだ。たしかにこちらの技術者も Google.com.vn を使っているのを見かける。

あと気づいた相違点。

紙は配っても物は配らない(抽選はあったけど。単に物を配ったらどんな混乱が起こるかだいたい予想できる)。
各ブース音量が大きい。
懸賞の商品がバイク(やはり)。
何の会社でも、PCゲームを設置して客寄せ。

[追記] 写真はベトナム開発記でどうぞ

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一時帰国中

ベトナムから一時帰国した。

ここ2週間は、朝から晩まで一日中プログラミング講習をしっぱなしで、ブログに書けそうな情報を読み込む暇もなかったが、やる気のある生徒に囲まれて非常に面白かった。課題を出してきたので、次戻るときが楽しみ。

ベトナムについて、特に食事についてはいろいろチャレンジしたので書こうと思えば書ける事もあるんだけど、あまりこのブログで求められてない気もするし、かといって別のブログを立てるほどのことでもないなあ。とりあえず、いろいろ食べたけれど体調は良好、次回も試してみたい店がたくさんある。

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じつはベトナムにいる

サイボウズ・ラボの親会社であるサイボウズ本社のリリース発表を待っていたために事後報告になってしまったが、じつは先週からベトナムのホーチミン市に来ている。

canteen.jpg

ちょっと前から、サイボウズ本社にてベトナムでのオフショア開発を試そう、という話が進んでいたらしい。すごく面白そうな話で、あと東南アジアで長期滞在というのもやってみたいと思っていたので、教育アシスタントとして参加させてもらっているものだ。

先月本社の青野社長と飲んだ際に、「本社開発部も常に人材募集している状況で、ベトナム側の立ち上げ要員の確保がたいへんだ」、みたいなことを聞いたため、「上海人と仕事し、イギリス、アメリカでも現地人や非日本人といっしょにソフトウェア開発をしてきたこの僕を使わない手は無いでしょう」みたいな売り込みをして、初期のプログラマー教育に一枚噛ませてもらうこととなった。

ラボの社長とは「ブログはちゃんと書いてね」ということで話はついている(笑)。この一週間、何かブログに変化があったかななどと思った読者の方はいただろうか。

ベトナムの回線事情も心配していたが思ったほど(今のところ)問題はなく、情報収集の速度が少し落ちるぐらいかなあと思っている。あともちろん、現地で講師としてかなり時間が取られてしまうため、これまで毎日1~3件ぐらい書いてるエントリの頻度が少し落ちるかもしれない。

このブログの読者によっては興味無い人もいるかもしれないが、オフショア開発での体験談などもたまに書ければいいかと思っている。

ベトナムでの仕事環境はどうか、というと、机と椅子が普通のものしかない(笑)のと、サイボウズ・ラボの面々の口頭でのディスカッションに参加できない(実はこれがけっこう痛い)以外は、あまり日本と違いが無い。ベトナムからサイボウズ・ラボ内のグループウェア(言うまでもなく、親会社サイボウズの製品)にもアクセスすることができる。ビルやオフィスの中は日本とまったく変わらない環境だ。

生活に関しては、バイクの数に圧倒された。あと聞いていたが食事がうまい。サンフランシスコにもかなりベトナム料理店は多く、いろいろ食べていたつもりだが、さすがに食べたことのない料理も多い。もともとなんでもおいしく食べられるほうなので、毎回違うものを試しているところだ。

今回、異国の地での立ち上げということで、ベトナム・ホーチミン市でのオフショア開発で実績を持つシーエスシステムズさんに、全面的な協力をいただいている。到着一週間になるが、現地に常駐されているスタッフや東京から出張してきていただいた方らのおかげで、家や食なども確保し、スムーズに開始することができた。仕事のほうも、優秀なマネージャとブリッジSEをつけていただいたため、今のところの経過は非常に順調だ。

また、一緒に来ている本社開発部の新関さんもベトナムオフショア開発事情のブログを開設しているので、興味のあるかたはそちらも見てみていただければと思う。