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Game of Codes – プログラミングツールやライブラリの勢力を表した架空の世界地図

Game of Codes は、プログラミング技術の人気度を基に勢力争いを架空の地図に表すというプロジェクトです。

フロントエンドJavaScriptライブラリ2021の勢力地図(クリックでオリジナルを表示)がこれ。

React が帝国であるのに対し、Angular, Vue, jQuery が王国、Svelte が公国なのは「規模感」だそうなので、国名はデータからプログラムが決めているわけではないようです。

各国のサイズは過去12か月間の npm でのダウンロード数をベースにしているそうです。

2015年版の地図 と比べると、6年間でも勢力が変化していますね。Ember とか Backbone とか、そんなのあったなあ、という感じです。

CSSフレームワークについても同じような架空地図が公開されています。

昔、SNSの勢力図で似たようなものがありました。地図の形にすることで詳しくない人に大雑把な関係性が伝えられる場合もあるでしょう。

SNSの勢力図

via Product Hunt

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ネットのサービス

CodeCaptcha – プログラマーだけを通すための CAPTCHA サービス

CodeCaptcha.io は、文字通り Code で CAPTCHA させるためのサービスです。

webサービスの利用や登録時に、プログラム(bot)による不正な自動投稿や大量の連続投稿・いやがらせなどを防ぐため、人間でないとできない入力を要求する CAPTCHA 、一番よく見かけるのはグネグネと曲げられたりした文字列を入力するものだと思います。

一般的なCAPTCHA の目的はbot を弾いて人間を通す関所のような役目ですが、CodeCaptcha では、この通行資格を人間ではなくプログラマ、あるいは少なくともプログラミングが多少わかる人、としているわけです。

デモで出てくるプログラムはこちら。

「プログラマといったって、道具も言語も人によってバラバラだろうし、どんな問題が出るのか?」と思いましたが、言語は JavaScript です。特にweb系のプログラマ向けなら妥当な選択ですね。そして、その中身もこれぐらいなら他言語しか知らないプログラマでも問題ないかと。

function isEvenNumber(num) {
return false; // Fix this
}

// Fix this とあるように、関数名の意図にあうような結果を出すようにこのプログラムを直せばいいんですね。

コードを書き換えるにつれて、リアルタイムでテスト結果が下部に表示されます。

テストが通るように修正を終えると、PASSED となり、設定された目的の画面に移行します。

問題はリロードのたびに違うものが出てきますが、どれも非常に簡単なレベルのものです。

これについては、今後リンク作成時に問題の難易度を選べるようにしたいということですので、うんうんうなって時間を掛けないと解けない CodeCaptcha も使えるようになるかもしれません。

「リンクをシェアしたいけれど、シェアする相手はプログラマに限定したい」時などに使ってください、ということでした。

via Hacker News

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Folders.py – ディレクトリ構成(だけ)で書く変態プログラミング言語 Folders の Python 実装

Folders.py は、難解(esoteric)プログラミング言語と言われる変わったプログラミング言語のひとつ Folders の Python による実装です。

オリジナルの Folders 処理系は 2015年に C# で書かれたということです。

  • プログラムはディレクトリの階層構造として記述される
  • フォルダ内のファイルはすべて無視される
  • 文や式はフォルダ内にあるサブフォルダの個数によって定義される

コマンドの定義はこんな感じ。

コマンド サブフォルダの数 詳細(引数など)
if 0 folders Second sub-folder holds expression, third holds list of commands
while 1 folder Second sub-folder holds expression, third holds list of commands
declare 2 folders Second sub-folder holds type, third holds var name (in number of folders, ex. zero folders becomes “var_0”)
let 3 folders Second sub-folder hold variable name (in number of folders), third holds an expression
print 4 folders Second sub-folder holds expression
input 5 folders Second sub-folder holds variable name

Expression, Type も同じような表で、サブフォルダの個数と改装で定義されます。

サンプルの加算プログラムを読んでみる

サンプルディレクトリ(プログラム)が6種類ついてきているので少し眺めますが、こんな感じなのでパッと見ても何がなにやら。以下は一番短そうな AddTwoNumbersOrStringsです。

実行結果はこんな。2 と 5 を入力すると 7 が返ってきます。

PS > Folders .\AddTwoNumbersOrStrings\
2
5
7
PS >

この二つの値を足す Folders プログラムはこちら。

フォルダはソート順に読まれます。

まず、1つ目のサブフォルダ(1 – Input)の1番目のサブフォルダ(1 – init)の中にフォルダが5つあることから、ユーザー入力を受け取る Input コマンドだとわかります。2番目のサブフォルダ(2-name)はフォルダが0個なので変数0に値が格納されます。

2つ目のサブフォルダ(2 – Input 2)は、同じく1番目のサブフォルダ中のフォルダが5個なので Input コマンド。2番目のサブフォルダ(2-name)中のフォルダが1個なので変数1に値が格納されます。

最後、3つ目のサブフォルダ(3 – Print)は、1番目のサブフォルダ(1 – init)中のフォルダ数が4個なので Print コマンド。Print コマンドは2つ目のサブフォルダに式(2 – expression)を取ります。

式の1番目のサブフォルダ(1 – init)内のサブフォルダは1個であることから、この式は Add 式。2番目のフォルダ(2 – expression 1)の式を加算し、3番目のフォルダ(3 – expression 2)の式を返します。

2番目の式はサブフォルダから変数0、3番目の式は変数1を指すため、初回の Input と2回目の Input でそれぞれ格納した値が加算され、結果がコンソールに出力されます。

…と、いう解釈で合ってると思うのですが。試しに、加算式のところのフォルダ

AddTwoNumbersOrStrings / 3 - Print / 2 - expression / 1 - init

内にもう2つフォルダを作って動かしてみると、

PS > Folders .\AddTwoNumbersOrStrings\
2
5
10
PS >

と、2つの数の乗算になりました。

フォルダ名もファイルも関係ない

サンプルプログラムでは、フォルダに連番の数字やコマンド名などがわかりやすく入っていて、一見するとこのフォルダ名を見て動いてるのではと思うかもしれませんが、これはわかりやすさのためにつけてくれている名前なだけで、普通のプログラミング言語でいえばコメントにあたるようです。

サブフォルダの順番に意味がある場合があるので、ソート順でフォルダ名をつける必要があります。

実際、適当にフォルダ名を変えても問題なく動きました。

そして、GitHub で公開されていることから全フォルダに .gitkeep が置いてありますが、フォルダの中のファイルは何でも構いません。空でもいいし、好きなだけファイルを置いても動作に影響はありません。

Folders 言語の利点

ドキュメントにも書かれていますが、Windows ではディレクトリをいくつもっても、ディスク上のサイズが増えることはありません。先ほどの AddTwoNumbersOrStrings プログラムのフォルダのプロパティを表示しても、サイズは0と表示されます。

言語のオリジナル作者も、352,449 フォルダを含むフォルダを作ってもサイズは0だった、と報告しています。ディスク資源を消費することのない、夢のプログラミング言語ですね!

…というのは冗談ですが、ソースコードの短さを競うコードゴルフにおいて、出題者のルール決めに不備が有った場合にはこの Folders が最強のコードゴルフ言語となるでしょう。

via Hacker News