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Chatter Telephone – 走るおもちゃの電話が60年目にして本物に

Chatter Telephone は、1961年から発売され続けている子供向けの(固定)電話のおもちゃ Chatter Telephone を、オリジナルであるフィッシャープライス・ブランドがモダンに蘇らせた、おもちゃであり本物の電話機です。

Bluetooth 接続でスマートフォンと接続し、スマートフォンが近くにあれば本物の電話として使えます。スマートフォンのパッドにある’*’キーなどもダイヤルに装備していたり、スピーカーフォンにするボタンがついていたりするため、実用度もありそう。

そして、本物としてだけではなく、スマートフォンと通話する機能もあるということで、赤ちゃんに与えて赤ちゃんとの電話ごっこにも使えるそう。

以前ならこのおもちゃ、子供に電話の使い方を初めて教えるという性質もあったかと思いますが、今ダイヤル式の電話の使い方を覚えても使う機会はないのかも。(フィッシャープライスは、おもちゃのスマートフォンとかも出しています)

ちなみにオリジナルはこんな感じ。

この画像のタイプはさすがに古いようですが、今でも$10(1100円) ぐらいで本物機能のついてないおもちゃは売っています。

公式の製品紹介動画がまた良くて。現在のかっこいい電話のCMと言えば、やっぱりこれ風味ですよね。

価格は$60(6600円) 。公式サイトでは売り切れているということですが、実用にも使えるなら欲しい人はもっといるのでは。

via Hacker News

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Pixels – Bluetooth通信するTRPG用電子サイコロ

Pixels 電子サイコロは、スマートフォンと連動する光るサイコロ。

よくある6面体のサイコロだけでなく、TRPG(ロールプレイングゲーム)などで使われる4面体や20面体などのセットで揃っています。

Bluetooth でつながっているため、出した目の状態はリアルタイムでアプリ側で確認することができます。

充電も専用ケースに置くだけ。

クラウドファンディングサイト Kickstarter で寄付を募っていましたが、短期間で目標を達成したところ。最初からPCやインターネット上でゲームしている人にとっては無駄で無意味に見えるかもしれませんが、ボードゲーム・テーブルゲームからこの世界に入った人たちにとっては、実際にサイコロを振るということに意義も魅力もあるのでしょう。

今後一般販売の計画もあるそう。Kickstarter では1個$39(4290円) からの価格でした。

光るサイコロも、結果が通信で受け取れるサイコロもこれまで見たことはありますが、充電やwebサービスとの連携など、機能を増やして完成度を高めたガジェットかなと思います。

オープンソースとカスタマイズ

サイコロ側、PC側の両方のソースコードがGitHubで公開されていて、公式がサポートしていなかったり最悪無くなったりしても、新たに他の製品やサービスと接続するコードを書くこともできるとのこと。

たとえば、このソースコード中にはRoll20というオンラインでロールプレイングゲームを遊べるwebサービスに接続するためのChrome拡張がサンプルとして含まれています。手元で本物のサイコロを振ると、結果がこのRoll20 へ送られてそのまま使われるということですね。

via Hacker News

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ネットの事件

電動キックスクーター シェアリングの LIME、案内音声をハックで差し替えるイタズラに遭う

オーストラリア、ブリスベンのカンガルーポイントで、LIME 社のシェアリング電動スクーターが複数台同時にハックされるという事件が発生しています。

ステーションに並んだスクーターが、一斉に「一緒に乗りましょう」「私を連れまわして」などと喋っています。

オリジナルの内蔵音声が、何者かの手によって書き換えられたのではということです。

こちらの動画では、スクーターを勝手に持ち去った際の警告が差し替えられています。

ニュースでも「差別的」と言っていますが、移民風の喋り方などがそれにあたると感じられているのでしょう。

LIME や競合の Bird の電動キックスクーターについては、無料で解錠して乗るハックや、リモートから突然ブレーキを掛けるハックも出ていて、YouTube を検索すれば多数出てきます。

欧州中心に電動キックスクーターのシェアが爆発的に広がっているようですが、本体の電子部分が Bluetooth で簡単にアクセスできるタイプのものが有ったり、セキュリティ面で心配な事件も多いようです。

via Brisbane Times via Reddit