単語をタイピングで覚える iVoca(アイボキャ)。
問題が上から落ちてくるので、どんどん答えていくだけで単語を覚えてしまえるサービスです。
タイピングということはやっぱり英語だけなのか……
これが日本語でもできたら、英語から日本語もできるし、それこそ英語以外のいろいろなことを覚えるのに使えるのになあ。
と思っていたあなたに朗報!
iVoca が日本語入力に対応しました。
「iVoca 難読漢字」です。
ちょっぴり難しめの漢字や熟語が降ってきますので、読みを「ローマ字入力で」答えてください。
もちろん今までの iVoca と同じで、ユーザ登録すれば漢字ごとの成績を覚えてくれて、苦手な問題を重点的に暗記できます。
仮名漢字混じりの問題ももちろんOK!
「基本英単語100!(意味編)」は、iVocaで楽しんでもらっていた「基本英単語100!」の意味を答えるバージョンです。
例えば問題で "see" が落ちて来たら "見る" と答えるわけですね。
漢字の入力はどうするのかって? 変換とか面倒でしょう?
いえいえご心配なく!
なんと "mi" と入力した時点で "見" が表示されます。
変換とか全くいらないので、とっても楽ちん。覚えることだけに集中できます。
他にも「ハリー・ポッター1巻を読むのに必要な英単語(意味編)」や、「都道府県の県庁所在地」など、日本語入力に対応したブックはどんどん増えていきます。
もちろん iVoca なので、ユーザが自由に問題を作ることができます。
これからは暗記ものならだいたいなんでも iVoca を使ってもらえますね。
英語だけじゃなくて、様々な Vocabulary (語彙)を増やすのに iVoca を活用してもらえると嬉しいです。
そうそう。
とりあえず覚えなきゃいけないことがない人でも、「全く変換とかしないのにどんどん漢字が表示されていく」という新感覚はぜひ一度楽しんでもらいたいです(笑)。
なかなか気持ちいいですよ!
続きには「日本語対応ブックの作り方」。
【日本語対応ブックの作り方】
iVoca でのブック(問題)作成手順についてはヘルプを参照してください。
ここでは特に日本語入力に対応した単語データの作り方について説明します。
今までは主に問題が日本語、答えが英語でしたので、「日本語,英語」として問題を作成してもらっていました。
猫,cat 犬,dog
新しく日本語入力の問題を作ってもらう場合、答えがひらがなやカタカナなら、今まで英単語を書いていたところにそのままその答えを書いてください。
子,ね 丑,うし 寅,とら
鹿島,アントラーズ 川崎,フロンターレ 名古屋,グランパス
漢字が入っている場合は、漢字の読みを教えてあげる必要があります。
漢字の部分を "/" で区切って、その読みを ":" の後ろに書いてください。
送りがなのように漢字とかなが混じっている場合は、漢字とかなの間も同じく "/" で分けてください。かなの方はそのまま残しておけばOKです。
he,彼:かれ she,彼:かの/女:じょ think,考:かんが/える red car,赤:あか/い/車:くるま
「吾輩は猫である」の作者,夏:なつ/目:め/漱:そう/石:せき 金閣寺を建立した,足:あし/利:かが/義:よし/満:みつ 弘法大師,空:くう/海:かい
複雑なようですが、慣れれば難しくないですよ。
実は、この機能は単に漢字を変換しなくても入力できる機能ではなくて、「入力文字列に自由な表示文字列を割り当てる機能」なのです。
だから、漢字部分は何文字でも書けますし、それこそ漢字じゃなくても大丈夫。読みもかなだけじゃあなくて iVoca で使えるものならアルファベットや記号もOK、と自由度が高いので、こんなこともできます。
二十歳:はたち 竜:ドラグ/破斬:スレイブ 禁書目録:index ♂:おす