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会社持ちの技術書・技術雑誌

できる技術者はよく勉強している。技術誌や書籍をたくさん読むし、月に数万円は技術本の購入にあてる、という人も多いだろう。 サイボウズ本社では、開発者陣のリクエストをベースに、雑誌や書籍を会社として積極的に購入している。むろ […]

できる技術者はよく勉強している。技術誌や書籍をたくさん読むし、月に数万円は技術本の購入にあてる、という人も多いだろう。

サイボウズ本社では、開発者陣のリクエストをベースに、雑誌や書籍を会社として積極的に購入している。むろん、会社の金であらたに雑誌を講読するからには、なぜそれが必要か、どんな役に立つか、は説明しなければならないが、だいたいの場合は希望が通るといってよい。

他社のエンジニアと話していると、とても名前の通った巨大企業であるにもかかわらず、会社のお金で雑誌や書籍を買うのは非常に面倒で、そのうえ上司や経理に嫌がられ、その結果として、なんでも自腹で買っている、という話を聞くことは多い。

技術書は、個人で何冊も買うには高いが、会社の人件費等に比べれば微々たるもの。書籍をちょっと参考にしたことで一日早く作業が終われば、コスト的にはおつりが来てあまりあるはず。

サイボウズラボでも、雑誌をどうしよう、という話に今なっているが、せっかくブログがあるのだから、どんな技術誌を購読すべきか、ということについてコメントで伺ってみたい。どんな雑誌がオフィスにあれば、あなたの仕事が楽になるだろうか? どんな雑誌をあなたの同僚が読んでくれれば、より理想的な開発に近づけるだろうか?

「会社持ちの技術書・技術雑誌」への12件の返信

雑誌よりも、各分野の基本となる書籍をどんどん購入するアプローチのほうがいいかと思います。

たとえば C++ なら、とりあえず、プログラミング言語C++とARMとD&Eは買っておく、とか。

ご推薦ありがとうございます。

匿名さんのおっしゃるのは、技術者は最新の知識を得られる雑誌は自分で買うから、たまにしか必要にならないが基本的な書籍を揃えたほうがよい、ということでしょうかね。

# 今回の米国からの引越しで ARM は捨ててきてしまいました。。。最近ほとんど開かなくなっていたので。

僕としては、WEB+DB Press とか Java World あたりを念頭に置いてたんですけど、そのあたりは読みたい人は自腹で買っちゃうのかな?

技術系の本って会社でも買ってもらえるのですが、処理が
面倒(ちょっとしたワークフロー処理も面倒)だし、やっぱ
り自分の財産として保持したい気持ちがあるので高いけど
自腹で買ってしまいます。
共有物だと持ち去りができないし、転職とかもある程度あ
りえたので(サイボウズさんの社員ではあまりないのかも
しれませんが)、山ほど本持ってました。
転職に際して、僕が居なくなることよりも本が見れなくな
るのが辛いと言ってくれる心優しい方もいました(笑)
転職後は、まさに一匹狼でしたから頼れるのは技術書だけ
でしたから(少数精鋭で担当分野には他の技術者が居ない
ので聞く相手が居ないので)本は手放せませんでしたね。
全部、覚えていればいいでしょうけどわすれっぽいので
(苦笑)

実際、必要となる箇所はその本の内のほんの数パーセント
の場合が多いんですけどね。いざと言う時の為に手元にお
いてました。特にWindows系の技術だとネットに転がって
いても探し出す労力の方が多いし、まず日本のサイトでは
使い古されたショボイことしか公開されてませんしね。。
海外でも情報量すくないですしね。。。

本で役立つのはほんの一部のページ、というのは同感ですね。ほとんどのことはウェブでもわかるようになってますから、「買ってよかった」的な濃い内容はそれほど多くはないのでしょう。

本や雑誌が充実してる/買いやすい、というのは、技術で押していくべき会社としてはそんなに売りにならないんでしょうか? 僕個人としては、会社のライブラリが充実していればちょっと会社を去りがたくなるかなあ、などと想像するのですけども。

オライリーの書籍全て ;)
あと
>本で役立つのはほんの一部のページ
と言う意味では...
http://safari.oreilly.com/
こんな試みがおもしろいです。

あと...去りがたい会社という切り口で言うと、そこに自由というか、技術でも技術でなくても、自分に投資してくれる環境というのは去りがたい...。

で、技術屋に一番足りなくて必要なことは、技術以外のことのような気がして...そこら辺に気兼ねなく投資してくれる雰囲気作りが大切だろうなと、想います。

あと、実は本当に大切な情報は、人が握っていたり、キーマンと会ってお話しすることで解決する、いい方向に向かうことって、このような情報過多の時代になってさらに重要になってきた感じがします。誰かに聞くというのが一番早かったり ;)

2つ目のコメントの匿名君は私です。名前入れるのを忘れたようです。

新しいソフトを作っていくためには、さまざまなソフトを知るだけではなく、その構造 (と、その構造になっている理由) を理解する必要があると思っています。
そういった how ではなく why を説明してくれるのは、雑誌ではなく書籍だと考えています。

O’Reilly の Safari はありですね。費用としてはそんなに高くないし。あとは使い勝手ですが、試してみようと思います。

雑誌の場合、すべての記事が自分の読みたいもの、ということはなかなか起こらないですし、ほんとうは記事単位で購入できるといいのかもしれません。Safari もそれを目指してるんですよね。

このへんはマイクロペイメントがもっと普及してくれればなあと思うんですが。どうして paypal は日本で流行らないんだろう。

僕が思う去りがたい会社ってのは(ベンチャーの場合)、変わらないって事が重要だなぁーと思います。入ったときはいい意味ベンチャーで月日と共に単なる会社組織(しかも中途半端な)に変貌し、開発者も営業も皆数字で判断されるようになった時もう、萎えます。それまでは、捨て身の開発ができてたけど単なるサラリーマンと化した時点で終わりです(笑)何故ここまでして会社に尽くす必要があるのかなぁーと思い始めThe Endです(苦笑)

代替にそれに見合うだけの報酬をいただければまだ何とかモチベーションを保てるのでしょうけど、固定給、残業代無し。ボーナスも低い方所で固定化。何を目標に日々開発するんだってところですよね。苦しい思いをして自ら進んで新機能、新技術を入れるのはあふぉらしくなります。社員全員が同志であった時点では、それも出来てたけど、人事評価制度なるものが導入され、自己採点表を渡され、、夢を持ってるのは経営陣だけってなった時点でもう、、、

その点サイボウズさんは皆さんのブログを読ませていただいてると魅力満載でねうらやましい限りです。もう五歳若ければ飛び込んでいたなと思います(笑)

> はちさん

人事評価制度や裁量制は、サイボウズの本社でも存在しますし、それらを不満に辞めた人も過去にはいるのではないかと思います。(とかそんなことは普通は会社のブログでは書かないのかな)

どんな会社や制度でも、合わない人や納得いかない人はいるんではないかなー、などとも思いますね。より多くの人が満足であればそのへんが会社からすれば現実的な限界線なのかなあ、とも。

サイボウズでも、ブログを書いているような人は何かを発信するだけの元気がある人なのかもしれません。元気な人を増やすために会社がどんな工夫をできるのか、が会社にとっても社員にとっても重要そうですね。

返信ありがとうございます。

人事評価制度、裁量制度ってのはやはり会社組織では必要ですよね。ちょっと悪い書き方をしてしまいました。

制度の導入で安心して仕事が出来なくなってしまったことがあるのでちょっとナーバスになってしまいました。
制度が社員を向上させるもの、また安心させるものであればよいのですが、それを恐怖と感じる人もいると思
うのです。落とされたどうしようとか考えて日々やってるとどんどんと守りの開発となり、結果、手堅い仕事
しか出来なくなってしまった自分にジレンマを感じ、自分を責めるといった状況がありボロボロになった人も
いましたし。会社が社員を安心して働かせてくれる状況というのを望みますね。

元気な人を増やす。いい言葉だと思います!!

はちさん、

僕も目標管理制度の運営に大きな不平を持っていたことがあり、本来目指していた形と違って運用されたり、表面的な制度だけ変えたが内部の運用は過去の年功序列のままだったり、というのを目にしたこともあります。

まぁ根性ないのでそこは転職しちゃったわけですが。

サイボウズラボのリクルーティング担当エンジニア、という立場でありつつも、サイボウズが他の会社より圧倒的に素敵だとか、誰一人不満を持たず楽しく働いてる、とかはちょっと書きにくいですね(笑)。ちょっと素敵でちょっと楽しんでる人が多いかな、と(僕が思ってる)ぐらいです。

まぁそのへんも、興味のある方がいらしたらお話いたしますので。ぜひご連絡いただければ > みなさま

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