目の不自由な人でも、舌を使ってものが見えるようにするための研究、というのがあるそうな。
このブレインポート(Brainport)というシステム、カメラで撮影した風景を入力とし、信号を変換して舌に刺激を与えるデバイスで出力する。
舌からのシグナルを景色として認識できるように脳を訓練することで、通路やオブジェクトを認識できるようになるということだ。ビデオに出てきた男性は、パッカーズのチームロゴまでわかるようになっている。
将来はもっと解像度を上げて、より多くの情報が舌からわかるようになるということ。とても期待できる技術だと思った。
「舌で見るカメラ」への4件の返信
これひょっとして、、、普通に食事しててもビジョンが浮かんでしまうのでは・・・
IEEE spectrumのFeature Articlesで採り上げられています。
コストの問題と、デバイスを装備する負担に見合うだけの
明確な利点があるのか不明、
ということで”Loser”という評価でした。
ご参考までに。
http://www.spectrum.ieee.org/jan07/featurearticles
たしかに、理屈から言うと食事で頭の中に絵が出ちゃいますね。
リンク先の記事、読みました。指の触覚で文字を読む装置やGPSの話とあわせて、コスト対効果により普及は見込み薄、という予想なんですね。
舌を使っている理由は、
-歩いている時や作業中などでもフリーになっている器官であること
-体の中で最も分解能が高いこと
かな?
たしかにコスト的には問題あるんだろうけど、視覚障害者が離れた物を知覚するのには、今の所杖くらいしかない。
それこそ世の中にはホーキング博士のような方もおわれるわけですから。たとえば視覚障害のある天才風景画家とかがいれば、彼又は彼女のためにこのような機器を使うことは無意味ではないと思います。