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YSlow for Firebug ページのチューニングを助言してくれるFirefoxアドオン

via Ajaxian Yahoo! Developer NetworkからリリースされたYSlowは、Firefox+Firebugのアドオンとして、ページの表示速度の改善点を列挙してくれるというツールだ。 ここのとこ […]

via Ajaxian

Yahoo! Developer NetworkからリリースされたYSlowは、Firefox+Firebugのアドオンとして、ページの表示速度の改善点を列挙してくれるというツールだ。

yslow.png

ここのところ、ウェブサイトのパフォーマンス改善で積極的に資料を公開しているYahoo!が、ツールも出してきた。今日のOSConにて発表されたもののようだ。

アドオンをインストールして任意のページを開くと、Firebugのメニューの中にYSlowが追加される。Performanceのタブには、パフォーマンスの点数(下記では「C(71)」)と、13の項目のそれぞれについてパフォーマンス対策がされているかどうかを、A~Fのグレードで表示してくれる。

yslow-example.png

それぞれの指摘をクリックすると、Yahooの解説ページに飛んで、何がパフォーマンスの障害になっているのか、何をどう直すと改善されるのか、が読めるというわけ。

上のスクリーンショットのように、恥ずかしながら大量に指摘されてしまった。もちろん「CDNを使え」なんていうのもあってそれはちょっと手が出ないわけだけど、Expireヘッダがついてないファイルとか、gzip圧縮できるファイルとかの指摘はすぐに対応できるものだ。

13個の改善点についても、Yahoo! Developer Networkのブログで逐一解説されてきたもののようだけど、誰かこれ訳してるかな?

こんな風に実際のページに対して指摘がされるというのは非常に良いと感じた。

[2007.07.29 追記] パフォーマンスチューニングBlogさんで翻訳が開始されたようなので、YSlowの判定結果と翻訳を付き合わせれば日本語でも改善作業ができるようになるかも。