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ネットの事件

1998年のラリー・ペイジのグーグルCEO名刺と、悲しいエピソード

4日前に、1979年のスティーブ・ジョブズのアップル副社長名刺を個人ブログの方でご紹介しましたが、その流れでグーグル創業者・CEOのラリー・ペイジ氏の1998年の名刺を持ってる人が現れました。これがその名刺。 ソーシャル […]

4日前に、1979年のスティーブ・ジョブズのアップル副社長名刺個人ブログの方でご紹介しましたが、その流れでグーグル創業者・CEOのラリー・ペイジ氏の1998年の名刺を持ってる人が現れました。これがその名刺。
Larrypagenamecard
ソーシャルニュースサイトredditの”Oops. What’s the most expensive mistake you’ve made at work?”「仕事の上でこれまで一番高くついた失敗は?」というスレッドに現れたその人物zestypingさんは、Larry Pageさん本人から名刺を貰ったときのことをこう語っています

私は1998年にスタンフォード大の友人が開催したパーティーでカール・ペイジ(お兄さん。当時eGroupsで働いていた)とラリー・ペイジの両方と会いました。カールはeGroupsの名刺をくれて「我々は採用中だ」と言いました。ラリーはグーグルの名刺 – 明らかにバブルジェットプリンターで印刷したような薄っぺらい紙切れでした – をくれて「我々は採用中だ」と言いました。
私は「とんでもない。誰が別の検索エンジンなんて必要とするのさ?」と答えて、大学院に進学した。

うわあ… これはなんかすごく惜しい感じがしますね。でも、1998年時点のグーグルは、そういう扱いをされるぐらいの存在でしかなかったのも事実。たった10年ちょっと前ですがわからないものですね。
名刺の周りはギザギザで、ミシン目でカットするタイプの名刺用紙ですねこれは。
zestypingさんはこのredditのスレッド上で淡々と質問に答えています。大学院を出たあとはOLPC、世界の子供に100ドル(1万1000円)パソコンを配るプロジェクト、に参加し、そのあとグーグルの慈善活動部門であるGoogle.orgに入ったということ。今でも、上記の話を受けていたらどんなにか人生が変わってただろう、と思うことはあるそうです。