カテゴリー
ネットの事件

Google地図の提案した歩道のない道路を歩いて事故にあった女性がグーグルを訴える

アメリカのユタ州で、Blackberryに表示したGoogleマップスの案内通りに歩道もない大きな道(Deer Valley Drive = 鹿の谷通り)を歩いてた女性が車に轢かれ、この女性が運転者とグーグルの両方に10 […]

アメリカのユタ州で、Blackberryに表示したGoogleマップスの案内通りに歩道もない大きな道(Deer Valley Drive = 鹿の谷通り)を歩いてた女性が車に轢かれ、この女性が運転者とグーグルの両方に10万ドル(1100万円)以上の賠償を求めて裁判を起こしたことが、サーチエンジンランドの記事で判明しました。

大きな地図で見る
下はその広い道に入ったところ。グーグルに指示されたからってこんなところを歩き始めるのはどうかと思うのですけど… 矢印を押して前へ進んでいくと、とても歩いて安全な道には見えないですね。

大きな地図で見る
パソコンで検索したときは「徒歩ルートの表示は Beta 版です。注意 – このルートには歩道のない道が含まれている可能性があります。」という警告が(英語版ならもちろん英語で)表示されます。しかし、この女性が使ってたBlackberry版や、iPhone版のGoogle Mapsではその警告は表示されないんだとか。携帯機器だから表示しておく場所の余裕も無いとは思いますけど。
サーチエンジンランドの筆者は「地図サービスが提示した案について、ユーザーは常識を使って従うかどうか判断すべきだろう」と書いてますが、そりゃそうですよね。