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会社持ちの技術書・技術雑誌

できる技術者はよく勉強している。技術誌や書籍をたくさん読むし、月に数万円は技術本の購入にあてる、という人も多いだろう。

サイボウズ本社では、開発者陣のリクエストをベースに、雑誌や書籍を会社として積極的に購入している。むろん、会社の金であらたに雑誌を講読するからには、なぜそれが必要か、どんな役に立つか、は説明しなければならないが、だいたいの場合は希望が通るといってよい。

他社のエンジニアと話していると、とても名前の通った巨大企業であるにもかかわらず、会社のお金で雑誌や書籍を買うのは非常に面倒で、そのうえ上司や経理に嫌がられ、その結果として、なんでも自腹で買っている、という話を聞くことは多い。

技術書は、個人で何冊も買うには高いが、会社の人件費等に比べれば微々たるもの。書籍をちょっと参考にしたことで一日早く作業が終われば、コスト的にはおつりが来てあまりあるはず。

サイボウズラボでも、雑誌をどうしよう、という話に今なっているが、せっかくブログがあるのだから、どんな技術誌を購読すべきか、ということについてコメントで伺ってみたい。どんな雑誌がオフィスにあれば、あなたの仕事が楽になるだろうか? どんな雑誌をあなたの同僚が読んでくれれば、より理想的な開発に近づけるだろうか?

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USB 経由での Windows 乗っ取り

eweek の記事より、USB ドライバ経由で Windows を乗っ取れる

USB ドライバをバッファオーバーフローさせることで、任意のプログラムを Windows に実行させることができる脆弱性が見つかった、というもの。まだマイクロソフトには報告が行っておらず、これが本当かどうかは確認されてないということだが。

USB メモリを挿しただけで破壊やデータ吸出しツールを送り込めるのであれば、外部からの訪問者や出入りの掃除業者などがちょっとした時間で PC を乗っ取ることができそうだ。スパイ映画みたいな話だが。

USB メモリによる企業情報持ち出しを防ぐために、USB ソケットを無効化するプログラムが開発された、というニュースを前に読んだ気がする。挿すだけで簡単に使える、という利便性が、管理側に新たな負担を強いているということなんだなあ。そして、その対策を事業にする人が出てくると。