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TERRAPATTERN – 航空写真地図の類似画像検索サービス

アルファ版として公開された TERRAPATTERN は、航空写真地図を使った類似画像検索サービスです。

GoogleマップやOpenstreetMapなどでおなじみの、航空写真をスクロールして閲覧できるUIの上で、適当なブロックを指定してみます。

たとえば、とあるテニスコートのところをクリックすると、同じ都市の中から、似たような場所を列挙してくれるというわけです。

terrapattern-tenniscourt-in-sf

こちらはとあるマリーナを選んだ時の結果

terrapattern-marina

なお、現在は、タイル状の航空写真をその形で機械学習に掛けているということで、人間が認識する「目立った構築物」がすべて見つかるわけではなく、タイルの中の形や色のパターンが似ているものが出てくる仕組みということです。

TERRAPATTERN は今のところ、ピッツバーグ、サンフランシスコ、ニューヨーク、デトロイトの4つの都市だけに対応していますが、ソースコードはMITライセンスでGithub上に公開されているということなので、自分の見たいデータを入れて動かしてみることもできるでしょう。

via FlowingData

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[動画] キャプテンヨーロッパ

アメリカ合衆国を前面に押し出したスーパーヒーロー「キャプテン・アメリカ」を元ネタに、ヨーロッパ各国のキャプテンを表現した、という動画です。

captain-finland

訛りが強くて通じないキャプテン・スコットランド、距離を置くキャプテン・ノルウx-、中立を崩さないキャプテン・スイス、などなど。

captain-spain

ビールのキャプテン・ドイツ、レゴのキャプテン・デンマーク、飲んで口論のキャプテン・イタリー

やりすぎると危なくなるネタだと思いますが、くだらないステレオタイプと笑える程度に収まっているのではと思います。ほとんどのキャプテンはひどい扱いを受けてますけどね。

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ネット対応インターホンが「まったく知らないどこか他人の家の玄関」を映していたというバグ

Doorbell.

Ring 社の Doorbell Pro は、インターネットのクラウドサービスに接続できる玄関用のインターフォンです。

外出先からでも、スマートフォン等で訪問者の様子を確認できる、という機能も販売ページでは強く打ち出されています。

ring-doorbell-pro-remote-access

他にも、カメラに映る玄関前の特定の領域を指定し、そこで動きがあったら警告を受け取れる、など、自宅を守りたいというセキュリティ意識の高いユーザーに好まれそうな機能を持ったIoTガジェットですね。

しかし、このDoorbell Proユーザーの中から、「自分の家のインターフォンに、まったく知らない他の景色が映っている」という声が挙がったというのです。

このユーザーからの相談を受けた
Android Central が、Ring 社に問い合わせをしたところ、Ring社はソフトウェアバグによる間違いが「一部のユーザーで」発生していたことを認めました。

Ring社では、Doorbell Proの一台一台に、ランダムに振った重複しないIDを持たせているそうで、このIDを使ってどこに設置されたDoorbell Proかを判別しています。

しかし、ベータ版の運用に参加していた初期ユーザーの機材については、ベータの時に使ったデータベースで割り振ったランダムIDを持っていたのですが、本番運用に移行した際に、別の新しいランダムIDを与えてしまっていたということ。その結果として、機材が認識している自分のIDと、本番運用のデータベースが知っているIDが一致せず、自宅の玄関を映そうとしたらまったく違うユーザーの玄関が映るという事故が発生していた、と。

「実際に映像の取り違えが起こったのは、一日に処理される400万回のうち、10件にも満たない」とも説明しており、たまたま気づいたユーザーが、Ring社ではなくブログメディアに伝えたためにバグの存在が発覚した、という感じでしょうか。

「家の中が見られたとかならともかく、どこかわからない遠い他人の家の外の景色が見えたことはたいした問題ではないだろう」というコメントもありますが、セキュリティのための商品ですから、ユーザーや製品ファンの中にはがっかりした人もいるのではないでしょうか。

しかし、呼び鈴がなってインターフォンを見たら、まったく知らないどこかで知らない誰かが映っていた、というのは、ちょっとSF的な体験かもしれないなあ、とも思いますね。