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[動画] コンバットジャグリング

3本のこん棒をお手玉のように操るクラブジャグリングの名手たちが、オランダのジャグリングフェスティバルの「戦闘ナイト」で闘ったそうで、動画が公開されています。

3本のこん棒を確保して投げ続けていれば、相手のこん棒と入れ替わってもいいみたいですね。

戦闘ジャグリングオランダ3位のロブ・フォン・ヘイストさんが、同1位で前回優勝者のルーク・ブレージさんに挑戦したこのゲーム、準決勝だそうです(決勝戦は凡戦だったのかも)。

via Laughing Squid

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ネットのマーケティング

親が乗り心地を体験(test ride)できる巨大ベビーカー

ベビーカーーのContours(コントゥアーズ)社広告会社FCBが作ったのは、自社製品をそっくりそのまま、大人が乗れるサイズにしたレプリカ。

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6人が4週間、1300人時をかけて制作した350ポンド(159kg)の大人用ストローラーは、子供向けのストローラーとまったく同じ形で、座った大人は赤ちゃんが本物に乗った時と同じ体験ができるといいます。

「ストローラー購入の問題点は、赤ちゃんにはどこが気に入ったのかを伝えることができないところにあります」ということ。動画では赤ちゃんに「エルゴノミクスはどうですか?」と訊ねたりもしています(笑)

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そして大人には、乗せたまま道やお店の中を走らせたり、赤ちゃんにするようなことをしてみたり。

大人たちがいい笑顔で「赤ちゃん体験」を楽しんでいる動画が印象的です。

他社の巨大ベビーカーも作らないと、本当に乗り心地を比較することはできませんが、サイズを大きくして購入者に乗り心地を体験してもらっても大丈夫だ、という製品への自信も見せることができており、よいプロモーションではないかと思います。

via Bored Panda

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ネットの事件

生中継: 平均的なスマートフォンアプリの利用規約の読み上げ – ノルウェーから

アプリを最初にインストール・実行するときに表示される利用規約、読んでますか?

ノルウェーの消費者審議会 Forbrukerrådet によるキャンペーンTerms and conditions word by word(利用規約を一字一句) では、現在、スマートフォンのアプリの利用規約を読み上げる様子をライブ中継しています。

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机の後ろに表示されているのは、今回利用規約を読み上げている有名アプリのアイコンでしょうね。

既に開始から10時間以上経過しているこの中継、机に座った人がひたすら利用規約を読んでいる様子しか映りません。審議会が招待したゲストたちが、適宜交替しながら

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実際には誰も読まない「利用規約」

「平均的な消費者は、およそ25万単語分もの利用規約を読まなければいけないことに気づきます。これはほとんどの人にとっては不可能なタスクで、結果的に消費者はモバイルアプリ側に好きなことを好きなように許してしまうことになっているのです (aboutページ)」

消費者審議会が収集した、よく使われるモバイルアプリの利用規約は、読み上げるのに24時間以上は掛かると見積もられています。

審議会のデジタルポリシー責任者フィン・ミルスタッドさんは「利用規約やプライバシーポリシーの形式は標準化されるべきです」と訴えています。

ノルウェー消費者審議会が提案する、「読める」利用規約にする5つのポイントは以下の通りです。

1. 当たり前のことは書かない

法律や条例で決められていることは、わざわざ書かない。どの法律や条例に従う、と書けば十分です。

2. 人が理解できる言葉で

はっきりしない、解釈次第でなんとでもなるような法律用語や概念を避ける。全文を大文字で書くのを止める。

3. 簡潔に

ユーザーが何ページも読み続けることは期待できない。長さの上限を決める

4. 構造化する

一番重要なところは、文章の構造や図などを使って強調する。変更する時は、ネガティブに受け取られうる箇所も含めて、変更点がはっきりわかるように示す。

5. 業界標準に従う

業界で標準的な規約を作り、それを適用することで、個々の利用規約を大きく省略できる。これにより信頼を生み、共感を得ることができる

長々と読みにくい利用規約は、あまり考えずに他所からコピーしたものもあれば、ユーザーに不利な内容を隠すためにわざと読みにくくしているというケースもあるでしょう。

上の5つのアドバイスにしても、これに従うことでアプリの提供者がすぐに得をすることも少ないと思うので、なかなか変わらないとは思うのですが。

なお、利用規約に不利な内容が紛れていないか、といったことを確認したい場合は、大手ウェブサービスの利用規約の評価をしているTerms of Service; Didn't Readや、利用規約の更新が有ったら検知して教えるTOSBackDocracyのTrackerといったサイトもあります。

via Hacker News