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Slacktyping – Slackで相手がタイプ中にこちらもタイプ中と見せかけるジョークツール

自称とても良いプログラム(very good program)は、Slackチャットにおいて相手がタイプしている時に、相手にあなたも「入力しています(typing…)と表示するという小さな Ruby プログラムです。

あなたも何かタイプしてるかと思って相手が手を止めると、あなたの「入力しています」も止まります。

とても良いプログラムかもしれませんが、これ使われたらイライラしそうです。

このような小さなジョークプログラムを多数公開しているウィル・レインウェバーさん(Will Leinweber)、彼のサイトにもネタが多数仕込まれています。

via Hacker News

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ZeroVer – ゼロベース・バージョニング

ZeroVer は、決してバージョン1に到達しないバージョンつけ規則を提唱しています。

「ソフトウェアのリリース数が史上最高を迎える現在も、皆が一致する方法は見つかっていません。メジャーバージョンはもう古い。ならばソフトウェア・バージョンの過去・現在・将来はいかなるものか? ゼロバー0.0.1へようこそ!」

ZeroVer: 0-based Versioning — zer0ver

ゼロバー(ZeroVer, 0verとも)では、メジャーバージョンは最初にして最も重要な数値である0を超えることは決してありません。

0ver サイトでは、著名なオープンソースのプロジェクトの多くが 0. で始まるゼロ・バージョニングを採用していることを、巨大な表を使って見せてくれています。

React Native 0.65.0-rc.2 や axios 0.21.1 、hugo 0.85.0 など、GitHub でスターを数万以上も集める有名なオープンソースプロジェクトがいくつも、プロジェクト開始から何年も経過しているにも関わらずバージョン0 を維持し続けています。

Wikipedia でバージョンが0.から始まっているソフトウェアプロジェクトを検索するための WikiData のクエリも公開されています。

サイトではゼロ・バージョニングを実施している優れたプロジェクトを募集しており、条件に合致すればリストへ追加してもらえるそうです。条件は

  • ゼロ・バージョン(0.*)を採用していたり、長期にわたるゼロ・バージョンの利用があること

そして、以下のいずれかを満たすこと

  • GitHub でスターが1000個以上ついているなど広く知られていること
  • 商用製品やサービスのプロモーション
  • 完成度が高く、インフラを支えていること

バージョン0.*から決して上がらないソフトウェアをお持ちの方は申請してみるのもいいかもしれません。

今までこのゼロ・バージョニングの概念についてはうかつにも知らなかったのですが、サイトのリリース日を見ると2018年の4月1日にはもう公開されていたんですね。

via Hacker News

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Forever Given – スエズ運河で立ち往生している船員のためのデートサイト

Forever Givenは、台湾のエバーグリーン社が運航(所有者は日本の正栄汽船)し、スエズ運河で座礁して世界の海運に大きな影響を与えているエバーギブン号の事故を題材としたジョークサービスです。(サービスの中身はありません。たぶん)

スエズ運河を通行する予定だったたくさんのタンカー等が、後から後から数珠つなぎに再開通を待ったり、諦めて喜望峰経由の遠回りに針路変更したりしている様子が話題になっていますね。

Forever Given (船名 Ever Given のもじり)は、そんな「スエズ運河周辺でスタックしてしまった」船員のためのマッチングアプリで、運河が再開通するまでの無為の時間を有意義なものに変えてくれます。

『私は「コンテナ船のキャプテン」で「甲板員」との出会いを求めています。船の名前はナントカです。』という簡単な入力で、希望のデート相手を探すことができます。

と、急いで作られたジョークアプリのガワで、実際に動くわけではありません。時事ニュースに対してフットワークは軽いですね。

via Twitter