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データ可視化

ニューヨーク市のネズミ地図

ニューヨーク市保健局のRat Mapは、ネズミの発生有無をプロットした地図サービスです。

ニューヨーク市ネズミ地図のトップ

ピンク色の箇所は直近の検査でネズミが出た建物です。クリックすると詳細が出ます。

ネズミが出た建物の詳細、検査日や対応などがわかる

建物名や住所、一定期間内の検査回数、いつ検査が入ったか、その時にネズミが出たか。さらに詳細をクリックすると、過去10年間以上の訪問記録に、「出た」「罠を掛けた」「合格」の検査結果も出ます。

これって個人の戸建てでも出るのかな、だったらなんか嫌だなと思ったのですが、マンハッタン島とかの中心部はどのビルやアパートも検査されているけれど、郊外に行くと半年以内の検査無し、という薄灰色の建物も多いですね。さすがに個人宅のネズミ有無をネット公開する仕組みとかではないか。

日本でもハザードマップとかは公開されていて調べられますが、ネズミの発生はここまでわかりやすい形では公開してないですよね。日本とニューヨークのネズミの量が同じか違うか知りませんが、公開することで大騒ぎになりそう。

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アメリカ

Caveday – 集中するためにスマートフォンを取り上げてくれるワークイベント

ニューヨークのCAVEDAY(=洞窟の日)というコワーキング・イベントでは、「先延ばしをやめよう」を合言葉に生産性の高い仕事をするための集まりを開催しているそうです。

「雑音に邪魔されず、個人的な仕事を集中して達成するために」参加するこの Caveday イベントは、何かを集中して完了させたいという同士が集まって作業をするための、日帰りの集会。作業内容は「脚本を書き上げる」「メールボックスを空にする」「礼状を書く」「ビジネスアイデアをまとめる」などなんでもあり。

朝食、ランチ、コーヒーやスナック、生産性向上のためのツール(スポンサー提供のネット遮断ツールや、集中できるBGMアプリなど)やアドバイス(主催者たちは生産性に関するエキスパートということ)、ポジティブな雰囲気、クリエイティブなサポート、がついた上に、参加者のスマートフォンを預かって使えないようにしてくれるこのイベント、費用はたったの$65(7150円) 。貴重な日曜休日の早朝から夕方まで楽しむ?ことができるそうです。

参加者はお互いに「何を終わらせるか」を宣言し、合図にあわせて一定時間のスプリントに取り掛かる、というのを一日中繰り返すようです。

FastCompanyの記事では「好評につき$40(4400円) の参加費が次回は$45(4950円) に」とありますが、サイト上で案内されている最新の6/25のイベントは$65(7150円) にまで上がっているので、このイベント、本当に人気がありそうです。このまま人気が広がるなら、別都市に展開したり、常設で毎日参加で来たりするようになるのかもしれません。

早朝から一か所に集められて、朝は当日の達成目標を大声で発表、電話も掛けられず、外へも出られず、ご飯を一緒に食べて、8時間頑張ったら夕方には達成できたかどうかをみんなに報告。ブラック企業だってここまでやれば給料をくれるのに、日曜に同じようなことをやるために自らお金を払う。なんという頑張りでしょう。

イベントを紹介するニュースでは、「大人のためのベビーシッター」「大人の保育園」など厳しい言葉も出ていますが、管理されないとさぼってしまう人にとっては、お金を払ってでも集中できる環境がほしいということでしょうか。

日本でも流行るかもしれないですね?

via FirstCompany and TheNextWeb

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ネットの事件

ポケモンGoプレイヤーを殴り倒した強盗が生中継される – ニューヨーク

TwitchでポケモンGoを遊んでいる自分を中継していたゲーマーが、中継されたままで強盗に殴り倒されるという事件が発生しました。

Twitchのユーザー rickeybot さんの最新動画、02:27:56 に事件は発生しています。ニューヨークの現地時間では夜中の12時13分だということ。

pokemon-go-player-mugged

「まだ警察と話してて、これから病院。顎がひどいことに」

検査の結果、骨が折れてたりということは無かったようですが、数日は腫れているだろうということ。

Ars Technicaがニューヨーク警察に事件について問い合わせたところ、rickeybot さんの持っていた3台のスマートフォンはすべて犯人が持ち去ったということです。

ポケモンGoの影響で、夜でも人がたくさん出歩くようになった、とか伝えられていますが、もともと夜ある国は危険な地域では、起こるべくして起こったと言えるかもしれないですね。ゲーム画面を見ながら歩いている人は狙いやすいのでしょうけど、そのプレイヤーが動画中継しているとは思っていなかったはず。

中継に残っている犯人の表情はそれほど鮮明ではないですが、現地でも大きく報道されているようなので特定は早めにされるかもしれないですね。

via Ars Technica