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Zoomでジェパディー

Zoom Jeopardy! は、アメリカの人気長寿クイズ番組ジェパディー(Wikipedia)をZoom上で再現し、友達と遊ぶことができるアプリケーションです。

アメリカでは知らない人はいない、というぐらい有名なクイズ番組で、ジョパディであれば遊び方をわざわざ説明する必要なくZoom 上で遊ぶことができるのでしょう。

Zoom でつなげ、背景をグリーンスクリーンにした参加者を、ホストが指名することでジョパディのセットの中に合成して表示されます。

ただし、勝手に番組のフォーマットとブランド名、そっくりに再現したセットや過去の問題文と回答を使っているので、サービスとしては完全にアウトだと思われます。ゲームのルールだけなら大丈夫そうなのですが。

Derivative 社の TouchDesigner というヴィジュアルプログラミング環境の上で構築されていて、Zoom + TouchDesigner + Zoomジェパディーの3つをインストールし、友達を招待すれば始まります。

ソースコードはこちら ソースというかアプリデザインツール上のデータファイルです。このツールでできることを見せるために作られたようなゲームとも言えますね。

新型コロナウイルスの影響で直接会えない状態が続いていますが、オンライン会議やオンライン飲み会だけでなく、オンラインでの遊び方を提供するサービスに今後チャンスが増えるかもしれないですね。権利を持っている公式がこういうサービスをやれるとしたら、面白いかなと思います。

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Zoom Escaper – ビデオ会議からていよく離脱するためのお助けサービス

Zoom Escaper(=ズームから逃げる)は、やむを得ぬ事情でオンライン会議から抜けたい人のための支援サービスです。

このサービスをフルで使うには、スピーカーの出力をマイク入力につなぐVB-Audioというアプリをインストールする必要がありますが、音を出すだけならそのままでも試すことができます。

デフォルトで用意されている効果は以下の8つ

声が響きすぎるエコーと、音声がブチブチ切れる接続不良の最初の2つについては、VB-Audio やそれ相当のアプリを入れないと、自分のしゃべった声に対して効果が波及しません。

残りの6つ、赤ちゃん・むせび泣く男・風の音・犬の鳴き声・建築現場・放尿、については、チェックして音を聴いてもらえばどんなものかはすぐわかると思います。

これらを一つ、あるいは複数組み合わせてビデオ会議中に流すことで、赤ちゃんが泣き叫び犬が暴れる家庭を再現したり、「あー、あれ? ブチブチ音が切れますね。ちょっと今日は調子悪いので終わりにしますか?」とかいった、ビデオ会議を中止するためのきっかけを作れる、ということでしょう。

ページ最下部にmp3ファイルをドロップしてアップロードすれば、自分のオリジナル効果音を追加することもできます。デフォルトの効果音を含むソースコードもantiboredom/zoom-escaperで公開されています。

via The Verge

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Inviterick – Zoom会議にRickroll を招待できるサービス

Invite Rick(リックを招待)は、Zoomミーティングに招待できるRickroll です。

RickRoll は2006-2007頃に英語圏で始まり大ヒットしたインターネットミームで、1987年のRick Astleyのヒット曲 “Never Gonna Give You Up”を無関係なところで突然再生する、リンク先に仕込む、といったイタズラのことを指します。

Zoom の招待リンクを作成し、この Invite Rick に招待リンクを登録しておくと、

サービスの順番が回ってきた時に、そのミーティングにこの Invite Rick がユーザーとして参加し、Rickroll の曲とダンス映像を15秒ほど流します。

利用者が多い時は招待は申し込み順に処理され、あと何分で登場するかがサイト上で確認できます。

作者によれば、Inviterick は作者自身のZoomアカウントを使って運営されていますが、他人の著作物を映していることから Zoom の利用規約違反とされる可能性があり、いつまで運営が続けられるかはわからないということです。

有名なネットミームであり、YouTube や SNS 上に既にRickRoll の動画が多数あることから黙認というか諦められているところもあると思うので、このサービス自体はあまり褒められたものではないかもしれません。ただ、chat ではいろいろ活用されている bot が、ビデオ会議でも動画版の bot としていろいろ出てくる可能性もあるのかな、というのは感じさせられました。