Wall Street Journal の Alexa Web Search Platform に関する記事中に、
「Rainer Typke というオランダの大学生が、この Alexa Web Search Platform を既に活用中である」と書いてある。
なんでオランダの学生が、発表前の Alexa Web Search Platform を使えているのか、どう使っているのか、がわからないのだが、そのサービスはこれらしい。
メロディから曲を検索するための検索サービスで、サービス自身は2004 年からやっているようだ。
Alexa の新サービスを使うことでより多くの曲を検索できるようになった、ということだが、、、はて? どこに活用されてるのか見えないんだが。
でもまあ、サービス自身が面白いので是非別途ご紹介したかった。サービスは、メロディを入力して候補となる曲情報を得る検索サービス。
Java Applet でキーボードを叩かせたり、歌った音声ファイルをアップロードしたり、といった、他でも見る入力方式のほかに、Persons Code という、「次の音が前の音より上がったか下がったかだけ」を入力するという方式が提案・実装されていて、面白い。
こんなのを入れると、”uuudrudrududdduuuuuddddudduuduuudd”
ありました、って言ってこんな結果が出てきた。
[C] Bach, Johann Sebastian: Cantata/147 No. 10 Jesu Joy (accomp’t) BWV147
完全に正しくなくても、似た曲を列挙してくれる。
この入力方式は、T9 とか Palm のグラフィティ を連想させられた。
ブラウザのフォームからうろ覚えのメロディを入力させるとき、現実の制約を考えると、こういう簡略化した入力方式は便利だ。アイデア賞ものだなと感心させられた。