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育児

Node-REDとGoogle Homeで学校の時間割通りにチャイムを鳴らす

今週から子供の学校が休校になってしまいました。全国への要請から1営業日で休校・春休み突入となった学校の現場はたいへんだったでしょうね。

自分の仕事の方はというと、もともと週3日勤務だしできるだけ職場に行くことにしているので、たまにしか在宅勤務はしてなかったのですが、新型コロナウイルス流行にあわせてデフォルトが在宅勤務となりました。

そんなわけで朝から晩まで家で子供と過ごすことになりましたが、学校休みとはいえ学校で習うはずだったことをやらなくてはいけません。実際、今週になって「家で勉強してほしいこと」みたいな長大なプリントもオンラインで学校から回ってきました。

子供はもう毎日が日曜日気分でウキウキなのですが、僕は普通に仕事してるわけだし、ちゃんと「学校に行っているかのように」過ごそうか、と考えました。そのためには、学校の時間割を意識できることが必要かな、ということで、学校で鳴るアレ、チャイムを自宅に導入しようかなと。

やり方はいろいろあると思いますが、我が家では既に Node-RED が一つ動いているので、これでやろうかなと。

ライブラリを2つ追加します。

チャイムの音声は、こちらのサイトの学校チャイム1(リアル)ステレオを使いました(非商用無料)

構成はこんな感じ。Google Home で鳴らすやつと、ブラウザ上で鳴らすやつの2通りあります。(後者の場合は node-red-contrib-play-audio を使用)

チャイム音のmp3ファイルを、下段のように mp3 ファイルを Content-Type: audio/mpeg でGETアクセスできるようにします。

そして、cronplus のスケジュールに、平日(1-5)のそれぞれの時刻にメッセージを発生させるようタイミングを設定

メッセージが来たら、Cast がチャイム音mp3ファイルのURLを参照して動く指定をします。Google Home や Chromecast が複数あれば、家のそれぞれの場所で鳴らすようにもできます。

設定は以上。学校の時間割と同じタイミングで、授業の開始・終了の鐘が鳴るようにできました。

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プログラミング教育

scratchblocks – Scratch プログラムをテキストファイルから生成

scratchblocksは、教育用プログラミング言語 Scratch の図形を組み合わせたプログラムを、テキストから生成してくれるというwebサービスです。

言語を日本語(Japanese)にすると、日本語での画像を作ってくれますし、英語など他言語で書いたテキストを translate メニューから日本語に翻訳し、それを画像化( png や svg 形式に)することもできます。

ソースコードも公開されていて、これを使って WordPress で表示するプラグイン(作者は日本の方)や Pandoc でドキュメント内に埋め込むライブラリなども紹介されていました。

小学校の自由研究で、提出するといってもパソコンやタブレットを提出するわけにもいかない。作ったものを紙にして出すにはどうするのがいいのかな、と調べたら見つけたものです。

[訂正 2017-09-08]

scratchblocksScratch Blocks の関係性について間違いがあったので、下の内容を撤回します。ご指摘ありがとうございました。

このツールが表示しているのはそもそも GoogleとScratch が HTML5 版の Scratch 3.0 に使うために策定し、また他の Scratch 風プロジェクトでも採用されるべく規定しようとしている Scratch Blocks で、このScratch Blocks を「非公式に」サポートするツールとして作られているようです。

消えゆく Flash Player から HTML5 ベースに移行しようという Scratch 本家に合わせて作っているものですから、描画結果のそれらしさについては間違いのないところでしょうね。

Github の scratchblocks は Scratch 用の”unofficial”なツールを作っている、とGitHub にありますが、これは Scratch Blocks をサポートしているものではないようです。

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プログラミング教育

教育用ロボット Ozobot の体験教室へ行ってきました

Ozobot という教育用ロボットの体験会があり、夏休みに子供を連れて参加してきました。

紙にペンで線を引くと、線の上を走ってくれるという小型ロボットで、これ以上ないぐらい直観的なので小学校低学年に興味を持たせるにはいいかと。実際にも食いつきはすごく良かったです。

自由に線路を描いて走らせたら、次は丸い色のシールを線路に貼って、動作を変えることができます。

いくつかの命令を並べて紹介した紙。これを見ながら色シールを線路の脇に貼り、走行速度を変えてみたり、隣のレーンへ移動させたりしていました。あらかじめこちらの指示した通りに動かす、という意味では、これも立派なプログラミングかと。

45分という短い枠でしたが、かなり楽しめた様子。(幼児もいたので子供によってはこれぐらいの時間でも限界なのかも)

一番安い Ozobot bit が $54(5940円) 、bluetooth 対応でスマートフォンアプリと繋がったりする Evo が $99(1万890円) ということ。国内では保証の効く代理店や、各種オンラインショップでの並行輸入品などがあり、値段はさまざまなようです。

Scratch 風のプログラミング環境もあるようなので、「サインペンと色シール」に飽きたらさらにその先に進めさせることができるのもいいですね。