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世界中の国のパスポートの表紙色地図

パスポート:赤は新しい黒ですは、世界各国のパスポートの表紙を地図上に並べた地図です。

日本のパスポートも赤だけではないので、一つの国に一色が固定されていると決まってはいないのかもしれませんが。

実際のパスポート表紙の画像ではなく、色だけを表示するモードもあります。

こうやってみると、なんか地域性があるようですね。欧州は赤、南北アメリカは青、アフリカは緑の表紙が多い。「パスポートの色」で思い浮かぶ色は、出身地域によってバラバラなのかもしれません。

via Maps Mania

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戦後の国境変化を見られるインタラクティブ世界地図

国境の歴史(History of International Borders)は、1946年から後に新しくできた国境(アフリカ諸国や旧ソ連)や消えた国境(東西ドイツ)を暦年で表示できるインタラクティブな地図です。

左上のスライダーを動かすことで、その年の国境がどうであったかが変化します。

国名や地域の境は独立する前から地図に描かれているため(例えばスロバキアが最初からある)、当時の地図というわけでもないのは物足りないですが。年代に応じて当時の国名が当時の領域で描画されると、より正確で探検が楽しい教材になると思います。

show lifetime of polygons にチェックを入れると、国境に変化があってからの歴史が短い国・地域が赤く表示されるため、変化が追いやすくなります。

via Maps Mania

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欧米のラウンドアバウト率をオープンデータから求める

ラウンドアバウト、信号を使わずに縦横の交通を通すための仕組み、日本でも2014年から地方中心に導入されて何度もニュースになっているようです。

僕はイギリスの田舎にいた時に会社が借り上げた車で通勤していたため、交差点のほとんどがラウンドアバウトな街で運転していた経験があります。最初は慣れずに怖いと思ったこともありましたが、慣れてくると信号待ちが無くて楽だなという感想を持ってます。

データで仕事をしている、というエリンさん(Erin)がブログで公開したのは、そんなイギリスのラウンドアバントの全てを地図にプロットするという個人プロジェクト。

OpenStreetMap のデータを使ったということですが、このデータ、ラウンドアバウトについてのデータは存在するものの、普通の交差点のデータは含まれていないそうです。そこで、道路データと別の道路データが同じ地点で交わっているところを交差点として抽出する作業を行ってまず交差点の位置を得る必要があったと。

ヨーロッパ(対象がイギリス外にも広がってます)の交差点を抽出するのに、ラップトップPCで2週間掛かったということ。また、アメリカの交差点については、米国勢調査の別のデータTIGER/Line Shapefilesから同様の処理を行ったと。

ヨーロッパから9か国と米国のデータを処理して、ラウンドアバウトと交差点の比を求め、また地図上にラウンドアバウトをプロットした地図ができています。

僅差ですが、フランスが交差点81か所につきラウンドアバウト1か所で、これらの国の中でもっともラウンドアバウト比率が多い、ということです。スペインやイギリスも多い。また、アメリカは636対1と、ヨーロッパに比べてとてもラウンドアバウトが少ないことがわかります。

前記のように求めた交差点は、住宅街の中、家と家を結ぶ小路の分岐もすべて当てはまりそうなので、街と街をつなぐ街道で見ればもっとラウンドアバウトは多いのではないかな、とも自分の少ない運転経験からは思ったりもします。

エリンさんはまた、人口に対するラウンドアバウトの数、という計算も行っており、これで計算したラウンドアバウト率の高い街の上位25位のほとんどはヨーロッパなのですが、1位はアメリカ インディアナ州のカーメル市となったということです。このカーメル市、1990年代から信号交差点をどんどんラウンドアバウトに置き換え続け、今では125か所以上のラウンドアバウトを持つ米国一ラウンドアバウトの多い場所となっているそう。事故も激減してるそうですが、これができるのは交通量がそこまで多くないというのもあるんでしょうね。

ブログ記事を見ていると、欧州と米国で入手できるデータが異なったり、データを使える形に揃えることが大変だったよう。他の国々についてもわかればもっと興味深いでしょうが、なかなか国ごとに整備されたり公開されたりしているデータがまとまっていないとか、見つかりにくいとか、そんな感じなのかもしれません。