サイボウズ・ラボユース 開発コース
インタラクティブシステムゼミ(担当:生田 泰章)
第 14 期(2024 年度)は募集いたしません。14 期以降の募集も未定です。
募集する開発テーマ
インタラクティブシステムであれば、テーマや実装言語、環境などは問わず、広く募集します。インタラクティブシステムってなんだという人は、インタラクションという学術シンポジウムの Web カタログ・予稿集や(過去のインタラクション)、WISS という学術会議の予稿集を見てもらえると雰囲気が掴めると思います。人間が使いやすいシステムや、人間の活動を支援するシステム、人間が楽しめるシステムなど、人間になんらかの影響を与えるようなシステム開発がしたい人は、本ゼミの応募を検討してください。
サポートについて
作りたいシステムに関して、アイデアのブラッシュアップ・設計・実装について、できる限りサポートします。実現したいアイデアをシステムに落とし込むときにどういった仕掛け(機能)を用意すればいいかということについては、テーマを問わずサポート可能です。リクエストがあれば、進行中の研究についての相談や論文の添削なども可能です。
インタラクティブシステムは対象がかなり広く、サポートが難しいこともあります。例えば、メンターは、文書や資料作成の創造活動については詳しいですが、楽器演奏や絵を描くといった創造活動については詳しくありません。プログラミングについては、JavaScript, TypeScript, Python はよく使いますが、C++や Java などはほとんど使いません。メンターが詳しくないことについては、むしろラボユース生・ラボユース研究生に教えてもらいながら、活動をサポートする形になります。また、設備面でサポートが難しいこともあります。例えばデジタルファブリケーションに必要な設備は提供が難しいです。設備面でのサポートを希望する人は、個別に相談しながら活動を進めてもらう形になります。
選考について
メンターのサポートによって、応募者の希望が叶いそうかどうか、実力のステップアップができそうかどうかの2点を重視します。 具体的には、以下のような応募を優先的に採択したいと考えています。
- 作りたいもののアイデアはあるが、実現するためにはサポートが必要そう
- 使いたい技術(既に習得している技術)はあるけど、その技術を使ったインタラクティブシステムの構想や実現にサポートが必要そう
また、以下のような応募は、残念ながら採択を見送ることになると考えています。
- 作りたいシステムの実現難度と現時点で技術レベルとが乖離していて、かつ作りたいシステムを変更することが許容できない
- これまで、プログラミングを一度も経験したことがない
- 主体的に活動を進めることができなさそう
- サポートしてほしい内容がメンターでは対応できそうにない
応募フォームの記載について
本ゼミを希望する人は、応募フォーム内の開発したいテーマ欄には以下の2点を含めて記入してください。
- どんなシステムを作りたいか
- なぜそのシステムを作りたいか
上記 2 については、社会的な意義ではなく(もちろん書いてもらっても構いませんが)、自分が 1 ユーザとして、作りたいシステムがあったら嬉しい理由を書いてください。自分本位な理由を期待しています : )
作りたいシステムがあまり具体的ではないけれども、使いたい技術(ただし習得済み)がはっきりしている人は、以下の 3 点を含めて記入してください。
- どんな技術を使いたいか
- 使いたい技術のおもしろいと思っているところ
- どんなシステムで 1 の技術を使えばおもしろそうか
また、自己アピールの欄には、これまでのプログラミング経験とメンターにサポートしてほしいことの2点を含めて記入してください。