サイボウズ・ラボユース

機械学習/自然言語処理に関するソフトウェア開発

募集状況:募集中

採択者が上限に達すれば終了。

メンター

中谷 秀洋

テーマの概要

機械学習やAI(人工知能)に関連するプログラミング開発に取り組むテーマを募集します。テーマが研究寄りであるか、実用寄りであるかは問いません。
とくに自然言語処理分野のテーマは採択・サポートしやすい傾向にありますが、それ以外の分野でも幅広くサポートしています。
これまでにも、自然言語処理以外に、望遠鏡画像から天体を検出する画像処理、直感的な操作によるシンセサイザー音源の開発(音声処理)、連合学習のためのフレームワーク開発(MLOps関連)など、多様なテーマでラボユース生が活動してきました。

応募要件と選考方針

情報科学(プログラミングなど)・機械学習・AI・数学(解析・線形代数・統計)の知識・スキルがあることが望ましいですが、必須ではありません。知識に自信がなくても、テーマ自体のおもしろさや新しさを評価します。
もともと強い関心を持ち、ラボユースの採否にかかわらず取り組みたい(すでに取り組んでいる)というテーマを歓迎しています。

メンターからの技術・方針面でのサポート内容

テーマ・分野・開発言語・環境などは特に限定しませんが、テーマに適切な言語・環境であるかどうかも相談にのります。
またアドホックなコードが書かれることが多いため、「想定していないデータが来たときに安全に動作するのか」といった点などは考慮されにくいという傾向もありますので、そういった点でもサポートをします。
機械学習の実装では、仮に間違って実装していてもそれらしい結果が出ることはめずらしくなく、モデルを正しく実装できているのかわからない(自信がない)という問題があります。そういった問題を軽減する確実な実装を行うこと、またテストなどをサポートします。

活動の進め方

掲示板等によるサポートと、週1回程度のZoomミーティングを行います。

メッセージ

機械学習・AIは、実際に手を動かして試せる間口が広い一方で、期待どおりに動かすことが非常に難しい分野でもあります。
特に、機械学習用に整備されたデータセットではなく、独自に用意したデータを使って研究やアプリケーション開発を行う場合、その難易度は一気に高くなります。
近年では、専門外の領域でも機械学習やAI技術の活用が強く検討されるようになり、そうした課題に直面しても相談できる専門家が周囲にいないという状況も少なくありません。
それでも試行錯誤を重ねつつも、実現したいテーマを追求したいという強い意欲をお持ちの方からの応募をお待ちしています。


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