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2007年12月31日
歴史上の人物が一同に会した絵
via del.icio.us/popular
これは面白いなあ。歴史上の有名人、偉人、その他がまとめて描かれている大きな絵画。
教科書に載ってる肖像画とかに近いのも多く、けっこうわかる。最近の人物が多すぎるけど、これはまあ印象ってそういうものだから仕方ないかも。
これ全部わかる人がいたら、かなりの博学?
マイケル・ジョーダンとかマイク・タイソンがいるところから、どうみてもアメリカ人の作だな。ペレもいるけど。中国の人物も多いので中華系アメリカ人かも。
書評: Fast CakePHP
献本していただいたもの
Fast CakePHP/秋田 真宏/技術評論社
akiyan.comのakiyanによる、PHPのフレームワークCakePHP解説本である。
まだ最初の方をぱらぱらと見ただけなのだけれど、CakePHPの特徴を、動くものを作るまでの手順がとにかく簡単である、という点としているようだ。タイトルの「Fast」にもそのあたりの気持ちが込められているのだろう。
前にいただいた同じシリーズのSymfony本SymfonyXPHPも、実際に動かしながら読んでるんだけどまだ6割ぐらいしか進んでなくて書評を書けてないので、これもちゃんとした評を書けるのはかなり先になってしまいそう。
# 全部読んでないので言い切れないけど、よんだ所までではSymfony本はきっちりした良い本だと思う。読むのに時間がかかってるのは難しいとかじゃなくて、他にいろいろやる事があって読んで作業する時間を取れてないだけ。ねんのため。
この正月はAA-Campという集まりを毎日やっているので、参加者にはどんな本かいち早く見てもらえるだろう。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
2007年12月27日
Mashupediaリデザインおめでとう
マッシュアップとAPIについてのコラムを監修させていただいているマッシュペディアのサイトがリデザインされた。
だいぶオシャレになった。
[追記 2009.04.16 Mashupedia.jp閉鎖後 別業者がドメインを乗っ取ったようなのでリンクを削除しました]
WidgetBucks ウィジェットによるネット広告サービス
オープン・ウェブ・アウォードの最優秀ネットサービスに選ばれたサービスから。
アプリケーションとウィジェット部門で選ばれたのはWidgetBucks(ウィジェットバックス)
コンテキストマッチ型のアフィリエイト広告のネットワークサービスだ。広告の貼り付けのところをWidget(日本で言うところのブログパーツ)としてウィジェット部門ということだけど、それだとGoogle AdSenseもウィジェットか。
申し込んでみたけどまだ承認が下りないので、自分で貼ってみたわけではないのだけれど、サイトの説明やFAQを読んだ限りでは、
- Google AdSenseの画像広告の情報量を上げて、
- 価格.com的な売れ筋ランキングも提供し、
- ページの内容に合わせておすすめ商品を表示し、
- 各オンラインショップから安いものを探してリンク先にした
もののようだ。
これまでにない仕組み、というのがあるようには見えない。ウィジェットと広告というジャンルで出来そうなことをたくさん詰め込んでみたというところか。
クリック詐欺対策として、北米とそれ以外のクリックを厳密に分けて集計しており、北米内からのクリックはクリックに応じた課金、海外からの課金は表示回数(インプレッション)に応じた課金となっている。海外からクリックされてもそこからの売り上げは非常に少ない、ということで、ひとつの割り切り方かもしれない。
[関連]
2007年12月26日
37SignalsのJason Friedが各サービスのユーザ数やサーバ台数をブログで明かす
Ruby on Railsによるサービス開発、シンプルな機能とデザインの良さで、多くの人から注目されている37Signals。
でもBasecampやBackpackなどのサービスがどれぐらいのユーザに使われているのかとか、基本を無料にして有料コースを使うヘビーユーザへの課金で運営するというビジネスモデルがうまくいっているのかについては秘密にされてきた。非公開企業としてはわざわざ言う必要はないが、やはりぼかされている感じはある。
そのJason Friedのブログで、収益については相変わらず話せないものの、収益が直接わからないような情報を公開して、というユーザからの質問に答えて、Basecampなどのユーザ数その他が明かされている。
それによれば、プロジェクト管理ツールBasecampのユーザ数は200万人。Backpackのページ数は100万を少し切る程度、ウェブベースのチャットツールCampfireのチャット部屋は13万部屋ということ。有料プランの利用者率等が出ているわけではないので、ビジネスとして成立してるかどうかは、やはり不明。
それらを支えるサーバは、現状30マシン、100CPUのものを、リプレースと仮想化で16台、92CPUに置き換える作業中と。
NETLOG 15ヶ国語対応のヨーロッパの巨大SNS
オープン・ウェブ・アウォードの結果、13個のネットサービスが各ジャンルでの最優秀ネットサービスに選ばれた。知っているものもあるが、日本人からみたら「見たことも聞いたこともないサービス」も含まれている。
日本語であまり情報がないものを中心に、どんなサービスなのか調べて解説をしてみようかと思う。
メインストリーム・大規模ソーシャルサイト部門でbeboやVOISを抑えてトップに選ばれたNetlog(ネットログ) 旧名はFacebox。
Netlogは、ヨーロッパの15ヶ国語に対応した多言語ソーシャルネットワークサービス。本社はベルギー。ベルギー、イタリア、オーストリー、スイス、ルーマニア、トルコで1位。
米国からアジアへシフトしつつあるFrendsterが中国語・スペイン語・日本語などのローカライズを行なってきているが、15ヶ国語はすごい。
ヨーロッパは小国が多く、それぞれの言語人口だけではユーザ数の上限がすぐ見えてしまう(自国語の雑誌や書籍の発行が成り立たないぐらいの国も多い)ので、多言語化は重要だろう。
EU域内では比較的自由に人の移動があることから、複数の言語を切り替えて別言語のコミュニティにつながったりする需要も、アメリカ、日本や中国などに比べると多そうに思う。
SNSの機能としては、特に他の巨大SNSと違う機能は見つけられなかった。
- プロフィール
- クラン(clan, コミュニティ)
- ブログ
- ゲストブック(掲示板)
- 写真共有
- 動画共有
- 音楽
- イベント情報
公称ユーザ数は2800万人。Alexaの世界ランクは70位を越えて上昇傾向
[関連]
世界のSNS勢力地図 (2007/6, Netlogも前身のfaceboxも載っていないが)
汎ヨーロッパSNS「Netlog」、500万ユーロのファイナンスを実施
2007年12月23日
Open Web Awards最終結果発表
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォードの最終結果が出ました。
13に分けられたカテゴリのそれぞれについて、31のパートナーブログ経由で25万票の投票が寄せられ、ベスト・ネットサービスが決定しました。
また、(当ブログを含む)31のパートナーブログによるJudge's Choice(審査員賞)も決定しています。
まずは、投票によるベスト・サービスの発表です。
ベスト・サービス
ソーシャル検索
音楽
続いて、全パートナーブログによる審査員賞。
審査員賞
メインストリーム・大規模ソーシャルサイト
アプリケーションとウィジェット
ソーシャルニュースとソーシャルブックマーク
ソーシャル検索
スポーツと健康
写真共有
動画共有
スタートページ
位置情報とイベント情報
音楽
ソーシャルショッピング
モバイル
ニッチ、その他のソーシャルネットワーク
それぞれのサービスは、1月10日にサンフランシスコ・パレスホテルで行われる表彰式にて表彰されます。僕はちょっと出席できないのですが。
表彰式のチケットはオープン・ウェブ・アウォードのサイトから購入可能だそうです。
2007年12月21日
Google Chart APIジェネレータ
via del.icio.us/popular
弾さんがいくつか作ってた(1), (2)けど、種類の対応を増やしたようなジェネレータが出てた。
折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、ベン図、散布図を表示するためのGoogle Chart APIのURLを、ページ上で試しながら作ることができる。
タイトルの日本語は%u形式にescapeされてしまうのでダメだし、項目名の日本語は生で渡されてしまうのでこれも表示はされているけどだめだと思う。
ソースのapp.jsのそれぞれの部分を正しくエスケープするように直せば、日本語にも対応できるだろう。
2007年12月20日
バロック調スターウォーズ
via Digg
R2D2とC3PO
ダースベーダー
Star Wars, the baroque version / Celebrity Blogに他にもいろいろと。(でもハン・ソロがいない!)
mapper.js 地図ハイライトなどに使えるJavascriptライブラリ
via Ajaxian
mapper.jsは、画像上のエリアハイライトを簡単に実現するJavascriptライブラリだ。
Firefox, IE, Opera, Safariに対応している。
手順としては、
- 画像ファイルを一つ用意して、マウスを置いたときに起こしたい効果をクラス名であたえる。
- イメージマップのmapタグ、areaタグでハイライトさせたりエリアを指定する
でおしまい。あとはライブラリがよしなに計らって、マウスを置くとハイライトしてくれる。サンプルから一つを下に貼ってみた。
置換するイメージをたくさん用意する方式とは違うので、任意の別のイメージを表示させたりはこのライブラリだけではできないけれど、このサンプルのような変化で十分な場合には使えるなと思った。
ライセンスは、非商用と個人利用は無料。商用利用は商用ライセンスが別に存在する。
Remember the MilkをGmailに統合するFirefox拡張がリリースされた
最初紹介記事を見たとき、GoogleとRemember the Milkが提携したのかと思った。
そうではなく、Gmailの画面の右側に、ToDo管理の画面を表示させるというFirefoxのExtensionを、Remember the Milkが公開したのだった。
Remember the Milkは、ToDoの管理として非常に良くできているサービスで、日本語化もされている。いろいろな経路で今やらなければいけない項目を確認できるのだけれど、それでも僕は常用するにはいたっていなかった。
しかし、Gmailは毎日のように使っているので、ここに出てくるのであれば、Remember the Milkもちゃんと使うようになるかもしれない。
右側に表示されたRemember the Milkのボックスから、ToDoの追加や更新、完了などを行なうことができる。
また、単に右にそれが増えただけではなくて、Gmail本体とちゃんと連携している。受け取ったメールに星やTo Doラベルをつけたときに、右側で自動的にToDoタスクになるようにも設定できる。できたToDoから元のメールへのリンクもあるので、ToDoとメールを行き来できるわけだ。
Googleカレンダーやメールアドレスとの連動機能も用意されている。
「ToDoはいつも見るところにないと使われなくなる」という課題に対して、「いつも見せるためにはどうするか」「いつも見てるものは何か」と考えて、このFirefoxの拡張で強引にいつも見ているページに差し挟む、という手を考えたのだろうな。面白い。
Greasemonkeyで提供している分には、一般ユーザが使うようになるとは思えない。Firefox拡張も、Firefoxユーザにしか使えず、拡張を入れるようなユーザにしか使えないけれども、多少はターゲットとなるユーザを広げたと言えるだろう。
[追記 2007.12.21] タスク追加のボックスで日本語を入れようとすると、確定の[Enter]をプラグインが拾ってしまい、文の途中で入ってしまうことが判明。(Windows、標準のIME) これは日本語ユーザには弱るかも。
Google Talk用の翻訳ボット
via Mashable
Google talkaboutで、Jonas Lindberg氏によるGoogle Talkで呼び出せる翻訳ボットの紹介がされていた。
ja2en@bot.talk.google.com
en2ja@bot.talk.google.com
などのアドレスをGmailやGoogle talkからコンタクト先に追加し、チャットでメッセージを送ると、Google翻訳のエンジンで翻訳して返してくれる。
jaとenのところを言語コードに変えていくと、いろいろな言語間の翻訳をするロボットをGoogle Talk上から呼び出せるようになる。今のところ動作しているのは、
ar2en, de2en, de2fr, el2en, en2ar, en2de, en2el, en2es, en2fr, en2it, en2ja, en2ko, en2nl, en2ru, en2zh, es2en, fr2de, fr2en, it2en, ja2en, ko2en, nl2en, ru2en, zh2en
の24種類ということだ。
Googleの20%ルールで作られた実験サービスらしい。中の人だから作れた、というわけでは必ずしも無くて、Google Talkが使っているプロトコルXMPPを使って同様のサービスを自分で公開することもできる。
PCの前にいるときはGoogle翻訳のページに行けばよさそうではあるけれど、Google Talkなどはモバイルデバイスからも呼び出せるので、状況によってはコンタクトリストにこういうサービスがあると便利かもしれない。
2007年12月19日
低コストで良いプログラマを募集する方法
Googleの看板のクイズと手法としては同じだけれど、そのへんのスーパーマーケットの掲示板とかに貼ればもっと安く上がるだろう。
よく見たらたいして難しい問題じゃない気も。これで間違った人から間違い電話された人がいたら迷惑だろうなあ。
2007年12月18日
書評: ちょいデキ!
献本していただいたもの
ちょいデキ!/青野 慶久/文春新書
今のひとつ前の仕事での直属の上司である(彼が海外担当役員だった)。そんな人から本貰ってもちょっと書きにくいわけだが(笑)
「ちょいデキ!」は、サイボウズ・ラボの親会社サイボウズの社長で、10年前にウェブアプリの可能性を発見し、何もないところからついに日本でのグループウェアシェア1位を取るまでにいたった創業者によるビジネス啓発本である。
とにかくフットワークの軽い人でもある。息をするように書評する有名書評ブロガー小飼弾さんのブログで、なぜかこの「ちょいデキ」が紹介され、その影響でアマゾンでの売り上げ順位が高騰した翌日にはもう、「なるほど、ブログでの紹介はいい宣伝になるのか。そういえばうちのグループ会社にもブログばっかり書いてるのがいたな」と考え、本をくれることになっていた。思いついたらとにかく試してみる、という人であり、それが会社としてのカラーにも影響を与えているのではないか。
新書で730円、どこからでも読める項目式、無理難題を要求しない力の抜けたアドバイス、と、気軽に買って読める、よく考えられた構成かと。
実際に成功した人の話なので、「こうやった結果オレは成功した」と言えるので説得力が増してみえるという点はあるけど、へこたれそうな時に試してみるのもいいかもしれない。仕事や生活のいろんなところを頑張りすぎている人に読んでもらいたい、ポジティブな力にあふれた仕事本だ。
ちょうどこんなのも始まっているので、興味のある方は本書と合わせて読むと面白いかもしれない。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
Open Web Awards 決戦投票
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォード、一次投票の結果、13のカテゴリについて上位3つづつのサービスが選出されました。
13個のカテゴリそれぞれについて、決戦投票のためのフォームが送られてきたので、今回は一気にこのエントリに張ります。ちょっと長くなりますが、それぞれについて「これがベスト」と思われるサービスをチェックして、Castボタンを押してください。
12月21日(金) の午後2時が投票締め切りとなります。
投票をすると、現在の投票状況が見られるようになっています。
- メインストリーム・大規模ソーシャルサイト
- アプリケーションとウィジェット
- ソーシャルニュースとソーシャルブックマーク
- ソーシャル検索
- スポーツと健康
- 写真共有
- スタートページ
- 位置情報とイベント情報
- モバイル
- 音楽
- 動画
- ソーシャルショッピング
- ニッチ、その他のソーシャルネットワーク
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twitterスパムが登場する?
via Mashable
Dave Winer(RSSの生みの親)がtwitterのreplyを使ったスパム広告の到来を警告している。
この画像は彼がこしらえたサンプルだが、このようなスパムが横行することになっても不思議ではない、と言っている。以下のような点でスパム業者が参入して不思議でない状態だと。
- 相手を指定して直接メッセージを送れる点でeメールと同じ
- followされるとfollowしかえすポリシーのユーザも多い(スクリプトで自動化している人まで)
- メッセージ中のリンクはtinyurlで縮められているため、URLを読ませずにどこにでも飛ばせる
短縮URLサービスの問題は日本語でも書かれていた人がいたと思う。
僕も、以前はfollowされたというお知らせメールから相手のtwitterプロファイルを開いて、それが誰か確認してfollowしかえしたりもしていたけれど、数が多くなってくるとたいへんになってメールも開かなくなってしまった。
そのうち、followの返礼の判断を補助するために、相手がスパマーか、そうでなくても半自動的にfollowをたくさんしているユーザか、というのを評価するためのサービス、なんていうのも求められるようになるのだろうか。GoogleのPageRankやTechnoratiのauthorityみたいなものが。
2007年12月14日
日本発の英語ITブログAsiajinを始めた動機
今回はいつもとちょっと違う、個人的なお知らせエントリです。(告知に使わせてくれてありがとうございます > サイボウズ・ラボ) この後のこの件については、個人ブログの方で書くことになると思います。
昨日、メロートン社の新井俊一さんと、日本とアジアのウェブ業界情報を英語で発信する「アジアジン」という新ブログを正式にオープンしました。
del.icio.usやdiggで応援してくださった方、エントリを書いてくださったみなさま、ありがとうございました。おかげで昨晩はdel.icio.usのトップページに載ることができました。
英語ブログ開設の動機について
これまで二年半、当ブログで海外のネットサービスをたくさん見て、面白いと思ったものを紹介してきました。それらの中には日本語化して日本人にも使われているもの(YouTubeなど)もありますし、日本語化しなくても使われているもの(twitterなど)もあります。英語圏のネットを伝えるニュースやブログは人気が高いですし、海外から日本へは、たくさんの情報が流入しているといえるでしょう。
しかし逆はどうでしょう? 日本にも優れたネットサービスや面白いネットサービスはたくさんあると思っています。しかし、日本から海外へ進出した、というサービスはほとんど存在しません。英語版を作っても、それが海外のユーザに認知されて使われるところまでいかないのが現状です。
その大きな理由の一つは、やはり言葉の壁、そしてコミュニティだと思います。どんなに優れたものでも、英語でそこに「ある」ことを伝えなければ気づいてもらえないことがあります。
インターネットでどこからでもサービスを公開できるのに、実際にはシリコンバレーの影響力がある人の友達づてで推薦されて広まるということも多々あります。(Diggや英語のブログを読んでいると、付き合いベースでの新サービスの広まりというのを感じることがよくあります)
それに打ち勝つには、一つはその中心地に移住してしまうことでしょう。僕も一度は住んでみましたし、世界中から人が集まることでシリコンバレーがさらにパワーセンター化していっているのも確かです。
しかし、今の場所に住みながら、世界を相手にすることは本当にできないのでしょうか? 僕たちは、あきらめてはいません。イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどにも有名なネットサービスやブログは多数あります。韓国や中国、ドイツやフランスなどからも、数は少ないですが英語圏でちゃんとやっているネットサービスはあります。英語で発信し、英語圏のコミュニティに関与していくことで、日本からでもやれる、ということを確かめたいと思っています。
お願い
日本のことを英語で書いているブログは、すでにたくさんあります。最もよく見かけるのは、日本に来た英会話講師が書く日本体験記や比較文化論、最も人気があるのはガジェット・アニメ・マンガなどについてのブログでしょう。日本に住む外国人のブログがやはり多いですが、日本人で英語で発信されている方もたくさんいます。
日本のネット業界についての英語ブログも、少ないですがあります。今回のブログは、それらに+1するものです。このAsiajinだけで何かが解決するとは全然思っていません。英語ネイティブの人が書くより拙いものになりますが、日本人も発信していくことが大事だと思いますので、みなさんもぜひ、+1していきましょう。
仲間募集
Asiajinでは記事を書く仲間を募集しています。僕たちではちゃんと書けないジャンルはたくさんありますので、モバイルネットに詳しい人、投資や買収などに詳しい人、法規制や政府プロジェクト・大学関連に詳しい人など、(まだ気づいてないその他の面白いトピックに詳しい人も!)で興味のある方は、Asiajinのフォームからぜひご連絡ください。
直接英語で記事を書ける人はもちろんですが、日本語で「こういうのを書いたら面白いよ」と元ネタをまとめてくれる人、調査を手伝ってくれる人、英語を直してくれる人など、いろいろな方をお待ちしています。
注意書き
今回のアジアジンは、メロートーン社の新井さんをはじめ社外の人達と協力してやっていくブログということで、サイボウズ・ラボの社員としてではなく一個人として、プライベートの時間を使って運営していきます。Asiajinで書いたことの責任は、サイボウズ・ラボには一切ありません。
ただ、この告知エントリを会社のブログで載せさせていただくことを含めて、サイボウズ・ラボからは大きな支援をいただいています。その恩に報いるためにも、英語圏の読者を着実に獲得し、サイボウズ・ラボのネットサービスも紹介して、一緒に海外進出していければと思っています。
よろしくおねがいいたします。
2007年12月13日
英語の音声合成ができるウェブサイト6個
via del.icio.us/popular
英文を与えると、音声合成で話をさせるというtext-to-speech技術をブラウザから使えるように提供しているいろいろなサービスが紹介されていた。
こういうのは実際に使ってみないとなんともいえないので、それぞれに同じ文章を喋らせて、mp3にしてみた。
# それぞれのサービスで、テスト用とか非商用のみ、など条件がついているので、大量に変換したり生成したものを配ったりというときにはライセンスを読まれたい。この記事では質の比較を目的に短文を変換させた。
使ったテキストはこれ
We’d like to announce the arrival of a weblog called ‘Asiajin’ which introduces Asian Internet startups to English speaking readers.
vozMe, expressivo, Capstral, IVOは、フォームで英文を入れるとその場で合成して再生してくれる。4つのうちCapstralだけは、mp3としてダウンロードする案内が見つからなかった。
expressivoとIVOは、聴いた感じだと同じエンジンのようだ。
SpokenTextは、ユーザ登録が必要なので試すのは面倒だけれど、フォームから入力する以外にも、テキストファイルやMS-Word、パワーポイント、PDFなどファイルに書かれた英文をアップロードしたり、メールで英文を送ったり、RSSの英文を読ませたりできる。時間がかかりそうな長文は、処理が終わり次第メールなどで調べてもらい、終わったらサイトに取りに戻るという手順。ただし、生成した音声には、最初と最後にSpokenTextの宣伝文が入っている。
Talkr.comもユーザ登録制。登録したあと、ブログのRSSなどを渡すことができて、そうするとブログから自動的にpodcastを作ってくれた。ブログのエントリごとに「このエントリを音声で聞く」という仕組みをつけることもできるし、podcast用のフィードを作ってくれたりもする。(今回使った英文を含むブログを登録して生成させたので、下のサンプルではすごく長い音声になってしまった。)
Talkrでは、作成したポッドキャストにTalkrの提供する音声広告を入れることで、元の英文テキストのオーナーにも広告料が分配される(オフにもできるようだ)。文章ブログを書くだけでポッドキャストも始められるのは、機械合成とはいえ、すごく手軽でいいな、と感じた。
本当にオーナーかどうかチェックしていないので、他人の英語ブログを自分用にポッドキャスト化することもできるし、それで広告を入れられて配られたらどうするのか、という心配は感じたものの。
投稿者 秋元 : 17:44 | コメント (3) | トラックバック
Open Web Awards 一次投票/11,12,13
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォード一次投票の最後の3カテゴリです。
これで13個のカテゴリ全部についての投票が開始となりました。
- ソーシャルショッピング
- モバイル
- ニッチとその他
の投票フォームです。
12個目の「モバイル」は、このブログからも推薦作業に参加しました。残念ながら「モバゲータウン」などの日本のサービスはノミネートされませんでした。10個見てみると、PC版のあるサイトのモバイルページなども多く、日本にはもっといろいろとモバイル専用で面白いサービスがあるのになあ、と思ってしまいますね。
一次投票の締め切りは12月17日(月) 午前4時59分(日本時間)になります。それまでに、それぞれのジャンルで「ベスト」と思われるネットサービスを選んで、"Cast Your Vote"ボタンから投票してください。
ソーシャルショッピング
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モバイル
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Amazonの賞金1100万円コンテストの勝者はビデオ配信サービスooyala
Amazonの新コンテストは賞金1100万円で9月にご紹介した、賞金10万ドル(約1100万円)のネットサービスコンテストの優勝者が先日発表された。
このooyala(ウーヤラ?)、さすが大賞だけあって、「AmazonのAPIを使ってちょっと遊んでみました」という感じではない。賞金10万ドルだものね。Amazonのブログでの紹介からも、しっかりとしたチームを組んで、かなり真剣にビジネスを考えているように見える。
サイトに行ってもすぐに何か始まるわけではないので、動画サービスといってもYouTubeその他のようなものではない。より高品質の動画配送と、配信した動画の追跡や課金を行なうシステムを、コンテンツを持つ企業にまとめて提供する、というもののよう。
AmazonのEC2、S3のAPIはもちろん使っているし、Queue Service(メッセージキューのウェブサービス)やFlexible Payment Service(Paypalのような支払いサービス)など、Amazon Web Serviceを多用している。だからこそコンテストで勝ったとも言えるけれど。
マッシュアップコンテストとはいっても、一人か二人が思いついたアイデアをちょっと作ってみたら大流行、という感じでなかったのは残念といえば残念。
コンテストの最終決戦に残った7つのネットサービスは、投票サイトでまだ動画で紹介されているので、新しいサービスのアイデアを求めている人はぜひ見てみてはどうだろうか。
2007年12月12日
Open Web Awards 一次投票/8,9,10
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォード一次投票の3カテゴリ、
- スタートページ
- 位置情報とイベント情報
- 音楽
の投票フォームです。
それぞれのジャンルで、世界で注目を集めるサービス名が揃っています。日本で同様のサービスを運営していたり、これからはじめようという人にとっては参考になるリストではないでしょうか。いつも同様、投票を行うと現時点での得票率がわかるようになっています。
一次投票の締め切りは12月17日(月) 午前4時59分(日本時間)になります。それまでに、それぞれのジャンルで「ベスト」と思われるネットサービスを選んで、"Cast Your Vote"ボタンから投票してください。
スタートページ
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位置情報とイベント情報
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Alexa(アレクサ)は操作できる - MarkeZine併載コラム
MarkeZine併載コラム 第九回
今回はいよいよAlexaの操作方法指南の回となった。これまでの連載を読み込んでいる方にはすでに明らかな気もするけれど、具体的にどんなことをすると統計データを変えてしまえるか、という点をまとめてみた。
このシリーズは、マーケジンの連載との併載になっている。
前回は、アレクサの統計データが異常値を示す代表的な例をいくつかご説明しました。
アレクサがおかしくなる原因がわかったということは、逆に、原因となった行動を自ら起こすことでアレクサのデータを変更することも可能だ、ということです。
アレクサの数値は、そもそも操作できる
まずこれを知っておくことは大前提です。第5回、第6回でご紹介したように、アレクサの統計データはアレクサから配布されているツールバーからの情報をサーバに集約して作成されています。
何年か前に、テレビの視聴率に関する不正が発覚したニュースがあったのを覚えていますか? テレビ局側のスタッフが、視聴率をリサーチする会社のモニター(パネル)家庭を尾行で探し出し、買収することで自分の番組の視聴率を上げようとした事件です。
モニターが自由公募であることの弱点
アレクサの場合、モニターはツールバーを入れたユーザだとわかっているわけですから、このテレビ視聴率の事件よりもずっと簡単に操作ができてしまいます。既存のモニター(ツールバーユーザ)を買収することもできますし、そもそもツールバーは無料で誰でもインストールできるのですから、買収なんかしなくても、自分の影響が及ぶユーザに対してどんどんツールバーのインストールをお願いすればいいのです。
1. サイト運営者自身が、アレクサツールバーを関係者やヘビーユーザに薦める
一般のサイトでは、1万人に一人がアレクサツールバーを入れているとします。ちょっと乱暴な簡略化ですけど、月に1万人がサイトに訪問すれば、そのうち一人のアクセスがアレクサにカウントされるでしょう。
しかし、サイトの持ち主がアレクサツールバーの紹介をして、アレクサツールバーのインストールを呼びかけるなどして、そのサイトのユーザの1000人に一人がツールバーを入れていたらどうでしょう?
一般のサイトに比べて、アレクサの統計データに出てくる数値に10倍大きな影響を与えることでしょう。そして、そのユーザは元々そのサイトの読者だったのですから、継続的にそのサイトを訪れる可能性が高く、結果的にそのサイトの統計が実力よりも大きく出てしまいます。
前回ご紹介した、Matt Cutts氏のブログの例はまさにこれですね。あの例ではMatt Cutts氏がAlexa Toolbarのインストールを薦めたわけではありませんが、逆にブログ等でアレクサ・ツールバーのインストールを何度も推薦することで、アレクサのランキングを本来の実力よりも上げてしまうことは可能です。
また、Alexaのウィジェットを貼ると順位があがる、という噂も流れていますが、これは貼ることが直接順位を上げるわけではなく、ウィジェットを見て、ウィジェットからAlexaのサイトに行き、ツールバーをインストールする人が出るからでしょう。自分のサイトの固定ファンにAlexaツールバーを入れさせるという意味では、比較的消極的な方法ですが現象は同じです。
2. ページをたくさん見せるサイト構成にする
これは必ずしもわざとでなくても起こりますので、意図的な操作とは限りませんが、ユーザが見るページ数を増やすことで、アレクサのデータは上向きになります。
たとえば、一つの話を2つのページに分割して、前半ページの終わりに「続きを読む」のような後半ページへのリンクを入れれば、トータルのアクセス数は倍近くになります(次のページに行かずに立ち去るユーザもいるとは思いますが)。
ポップアップを多用して、サイトのどこかをクリックするたびに説明が別ウィンドウで出るような構成も同じです。今ウェブサイトを設計するのであれば、そのような短文はJavascriptなどを使って画面切り替えを起こさずに表示させたりするのが主流だと思いますが、それではアレクサ・ツールバーが別のページを見たとはカウントしてくれません。
このような変更は、ユーザに取っては使いにくく読みにくいことが多いと思います。しかし、サイト運営者の目的がユーザ中心でなければ、アレクサの統計等のためにわざとこういう設計をすることもあるのかもしれません。
3. ページを転送する
HTML中のmeta refresh指定などで、ページの移転先にユーザを誘導することができますね。アレクサ・ツールバーは、移転前と移転後の両方のURLを収集しています。
サイトの内部で、意味無くこのようなページ転送を、閲覧者には気づかれにくいような短い時間で何度も行なえば、見た目一ページしか見えていなくても、アレクサからは全部のページを開いて閲覧したように見えているかもしれません。
アレクサ側でのデータの処理がわからないので、あまりに短時間での多数のアクセスをプログラムで排除するなどしている可能性もあります。しかし、全般的にアレクサ側のそのような誤集計への対処は手薄なようにも見えます。
4. ツール等で特定のページを何度も開かせたりする
ここまでくると、「他にそうすべき理由があった」という言い訳はできませんね。完全にアレクサの仕組みの裏をかこうという行為ですが、アレクサの仕組みがわかっていれば思いついても不思議ではありません。
マウス操作やキーボード操作を記録して再生するようなツールは、フリーのものも含めてたくさんあります。
そのようなツールを使えば、たとえば、10分おきにアレクサ・ツールバー入りのブラウザを開いて、ターゲットのページを開いてはブラウザを閉じる、といった作業を、24時間ずっとさせておくこともできるでしょう。
操作の程度にもよると思いますが、それがプログラムによる自動操作なのか、それともそのサイトに非常に熱心なファンがいるのか、という区別をするような処理は、おそらくアレクサの集計には組み込まれていないでしょう。
5. アレクサに偽の訪問情報を送る
何もマウスやブラウザの操作を模倣しなくても、ツールバーがアレクサに送信している情報さえ真似できれば、アレクサ側からはそれが本物のブラウザなのか、騙すためのプログラムなのかの区別はつけられません。
ツールバーが送るのと同じリクエストを送るようなプログラムを書けば、ブラウザを開くまでもなく、任意のドメインのアクセス数が増えたように見せかけることが可能でしょう。技術的には難易度は高くありません。
「アレクサの順位を上げるツール」などとして売られているものがあるようですが、それらのツールも内部的にはこういった動作をするプログラムでしょう。
ランキング操作の実例
ベンチャーキャピタリストにして有名ブロガーのジェイソン・カラカニス氏は、アレクサについては批判的なブログを良く書いています。彼はかって、自分のブログの読者にたいして、アレクサのデータを狂わせることで、アレクサの使えなさを証明しよう、と呼びかけたことがあります。
「ツールバーをインストールしていない人はインストールして、僕のブログを何度もリロードしてほしい」という呼びかけに対し、何人の読者が賛同し、実際にツールバーをインストールして何ページ閲覧したのか、といった正確な数値を知る手段はありませんが、後日わかったその前後のブログのアレクサによるトラフィックグラフは次のようなものでした。
この呼びかけ実験は2006年11月に行なわれたものですが、その時期に通常の変動を超えた大きな上昇があるのは確かなようです。
まとめ
アレクサの統計データは、ある程度は狙って操作することができる情報です、というのが今回の内容でした。
自分か、競合相手か、あるいは第三者か、その統計データに感心がある立場の者ならだれでも、アレクサのデータを不正な状態に細工することができます。
ですから、アレクサの統計データを何か他のデータの補足資料にする程度なら問題はありませんが、アレクサの順位やトラフィックデータ自身を、サイト運営や集客の目標にすることはたいへん危険なことで
す。
特に、ウェブマーケティングの担当者や発注先の外部企業に対して、アレクサのランキングを達成目標や成果報酬のバロメーターとして設定することは、今回説明したような不正行為を誘発するものとなるでしょう。
特にあからさまな手法に注意
アレクサの統計データは目標とすべきではありませんが、継続性などからどうしても外せないというのであれば、少なくとも以下のような行為が行なわれていないかは確認しましょう。
- ウェブサイトでアレクサの紹介をする
- アレクサ・ツールバーのインストールを訪問者にすすめる(アレクサのウィジェット/ブログパーツを貼るなど)
- 社内や協力会社の一般社員にアレクサのツールバーをインストールさせようとする
- ウェブサイトのページを無意味に複数ページに分割させようとする
- ポップアップやポップアンダーの多用を勧める
次回の予定
次回は、アレクサと同様にウェブサイトのトラフィックを測定する競合他社について解説します。
Open Web Awards 一次投票/5,6,7
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォード一次投票の3カテゴリ、
- スポーツとフィットネス
- 写真共有
- 動画共有
の投票フォームです。
一次投票の締め切りは12月17日(月) 午前4時59分(日本時間)になります。それまでに、それぞれのジャンルで「ベスト」と思われるネットサービスを選んで、"Cast Your Vote"ボタンから投票してください。
スポーツとフィットネス
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写真共有
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動画共有
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2007年12月09日
4ちゃんねる掲示板での殺人予告で逮捕者
via reddit
ロスアンゼルス、ビバリーヒルズのショッピングセンターでの銃の乱射を予告したオーストラリアの男性が逮捕された、というニュース。(他)
この20歳の哲学科の大学生Jarrad Willisは、日本の2ちゃんねる等の掲示板の影響を受けて作られた(*1)4ちゃんねる(4chan.org)で、ショットガンを持った男性の画像を添えて事件を予告していた。
男性は2時間の尋問のあと解放されたそうだが、捜査に10万豪ドル(約1000万円)かかったというLA警察はこの男性に補償を請求する意向だそうだ。
記事中での4chan.orgは、「バージニア州をベースとする、日本漫画に興味を持つ人達のための掲示板」と紹介されている。数日前に「4ちゃんねるで受けている100個の画像」というページがDiggの人気ニュースとなっていたが、これを見ると掲示板の雰囲気もつかめるかもしれない。
2ちゃんねるを真似た海外のサイトとしては、他にロシアの2ch.ruなどもある。
(*1) 4ちゃんねる自身は「ふたば☆ちゃんねる」の模倣であると宣言している。
投稿者 秋元 : 15:48 | コメント (8) | トラックバック
2007年12月08日
アルファブロガー・アワード2007
昨晩行われたアルファブロガー・アワード2007の表彰式を見に行ってきた。
昨年選んでいただいたことから、3つのブログを推薦したわけだけれど、そのうちの一つボーガスニュースが15のアルファブロガーの一つに選出された。僕だけが推薦したわけではないけど、他にもボーガスニュースが面白いと思い、投票もされたという方がたくさんいたのだな、と嬉しかった。
もしお会いできたら嬉しかっただろうけど、たぶん会場には来られてないと思う。ひょっとすると推薦されたことも受賞したことも気にしてないか、下手をすると嫌と思われてるかもしれないけど、まあいいや。
あと二つ推薦した、俺たちの起業、とRauru Blogは、残念ながら15個には選ばれなかった。
でも、この二つは僕にとって「マイアルファブロガー」であることに変わりは無い。
中川さんにはいつかお会いして、いつも元気づけられるブログのお礼に中華でもご馳走したいものだ。iPhoneも入手されたようなので一安心。
Rauru Blogの方は、あいかわらずかそれ以上の勢いで、好きな人にはたまらない興味深い話が毎日のようにエントリされている。当ブログを面白がってくれている方には、ぜひお薦めしたい。
こうやって、いつも勉強させてもらっているブロガーのみなさんに、おおっぴらに感謝を述べる機会を得られたことも、今回のイベントが僕にくれた「いいこと」の一つだった。
ブログやコメントや投票などで、6000票のいろいろな「感謝」や「感想」が表明されたことも、一つのお祭りとしてとてもよかったと思う。
あと、賞や表彰式についての他のブログの感想を見てると、イベントに対する健全な批判も不健全な批判も出てきていて面白い。読んでいて思ったんだけど、なにも「いいブログを見つける」作業はアルファブロガー事務局の独占権じゃないし、不満のある人が「お気に入りのブログ」を表明したり感謝したり応援したり選出したりできる対抗企画を、他にもどんどんはじめたりするのがいいんじゃないかな。
[参考] 受賞者リスト
- yosyanさん『新小児科医のつぶやき』
- 大杉 謙一さん『おおすぎBlog』
- medtoolsさん『レジデント初期研修用資料』
- 天漢日乗さん『天漢日乗』
- 貞子さん『貞子ちゃんの連れ連れ日記』
- 葉玉 匡美さん『会社法であそぼ。』
- bogusnewsさん『ボーガスニュース』
- パルモさん『ザイーガ』
- 美爾依さん『カナダde日本語』
- 山口 利昭さん『ビジネス法務の部屋』
- りばてぃ♪さん『ニューヨークの遊び方』
- ktanotakeshi55さん『中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら』
- geekさん『アキバBlog』
- coodooさん『DIGITAL DJ』
- kitihantai555 さん『ちゅら海をまもれ!』
Open Web Awards 一次投票/1,2,3,4
ウェブのベスト・サービスを探す国際コンテストオープン・ウェブ・アウォード一次投票の最初の4カテゴリ、
- メインストリームと巨大ソーシャルサイト
- アプリケーションとウィジェット
- ソーシャルニュースとソーシャルブックマーク
- ソーシャル検索
の投票フォームです。
一次投票の締め切りは12月17日(月) 午前4時59分(日本時間)になります。それまでに、それぞれのジャンルで「ベスト」と思われるネットサービスを選んで、"Cast Your Vote"ボタンから投票してください。
メインストリームと巨大ソーシャルサイト
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アプリケーションとウィジェット
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ソーシャルニュースとソーシャルブックマーク
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ソーシャル検索
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Open Web Awards 投票フェーズ開始
ネットサービスの推薦を寄せていただいたオープン・ウェブ・アウォードですが、二次の全読者による投票フェーズが開始となりました。
パートナーブログとして日本の読者から「動画」と「モバイル」の二つについての推薦を送りましたが、最も多かった8票の「ニコニコ動画」でも、残念ながら選考上位には入りませんでした。もっと多くの推薦が得られるようにという呼びかけや工夫が不足していたのでしょう。お時間を割いて推薦してくださったみなさんには申し訳ありませんでした。
この次ですが、13のカテゴリごとに、推薦の多かった10のサービスがノミネートされた一次投票が行われます。パートナーブログとして、当ブログからも投票できるよう、カテゴリごとの投票ウィジェットを順次公開していきます。
今回のノミネートを通して日本のネットサービスの認知度を上げたい、という試みは失敗しましたが、ノミネートされたサイトは、より世界で評価されているサービスということになります。投票をきっかけに、それらについても知っていただければ幸いです。
2007年12月07日
friendsterが日本語化
大手ソーシャルネットワークで、(英語圏ではMySpaceやFacebookに押されて、)今はアジア圏中心に勢力を維持しているfriendsterが、中国語・スペイン語に続いて日本語化をしてきた。
翻訳はこなれていないので、ネイティブが訳したのではないかもしれない。それでも英語だからと避けていた人が参加するには十分な改善と言えるだろう。
これがすぐにMixiやGREEに影響するとは思わないけれど、英語や中国語も使うコミュニティや、メンバーに外国人も含むようなコミュニティについては移転が起こるかもしれない。
2007年12月06日
del.icio.usの年間トップタグに見る、ソーシャルブックマーカーの偏りぐあい
via Read/WriteWeb
アメリカのYahoo!が、2007年のdel.icio.us人気タグランキングを発表した。(del.icio.usはYahoo!に買収されていて、今新バージョンをPHP+Symfonyで開発中)
- デザイン
- HDTV
- ゲーム
- 音楽
- Web2.0
- 動画
- Ubuntu
- 旅行
- 写真
- Mac
一般に興味をもたれている単語も出ているけれど、Ubuntuがトップ10位に入ってるところなどから、del.icio.usユーザは一般的とは言えない状況だ。
Read/WriteWebの記事では、ソーシャルブックマークによって集められた「みんなの智恵」が、Googleなどの通常の検索エンジンを越える「ソーシャル検索」になりうるか、という疑問に対して、この偏りがあるのでは検索の主たる根拠にはできないのでは、という意見のようだ。
ソーシャルブックマークサービスでブックマークする、という行為が一般的ではない以上、それは当たり前のことだし、今後も普通の人たちがソーシャルブックマークを多用するようなことはないのだろう。ブックマークをするときの「よそ行き感」の問題(人に見せるためにブックマークしたり、しなかったり)もあるし。
より一般的に「みんなの注目しているもの」を探し出すには、意識せずに見ているページを集めるしかなくて、そうすると我田引水だけどPathtraqが面白いと思う。今の「Pathtraqを入れるような人」という偏りをどう無くすかは課題だけれど。
具体例でいえば、ニコニコ動画中毒者にオススメのサイト×3で紹介されている3つの探し方には、Pathtraqで絞り込んだ結果を4つ目に上げてもいいんじゃないか、と。はてブだと「ブックマークする」行為で落とされているものが、Pathtraqだと落とされずに入ってくるからね。
あとは、その筋(どの筋だ)の達人みたいな人がPathtraq入れてくれれば、もっと良くなるんだけどなあ。
SNSで彼氏をフッた女性のアカウントが炎上
via digg and BOINKOLOGY
なんて今風なんだ。
とある27歳の女性ネットユーザ、サンドラが、アメリカの巨大SNS・Facebook(フェースブック)のステータスのところに「サンドラはウィルに、(二人の恋人)関係は終わったと公式に知らせた」と書くという方法でボーイフレンドに破局を告げたらしいんだけど、
もともと万人に公開されてるステータスに書いたものだから、見た人がどんどん広めていって話題になってしまったようで、ついにはソーシャルニュースサイトDigg(ディグ)のトップストーリーになってしまった。
Diggユーザたちは、サンドラのFlickrアカウントを発見し、過去の写真を一つずつ持ってきては彼女の人となりについて痛烈な批評(歳のわりに行動が幼いとか、そういうの)をはじめだし、Diggのカウントは1000を軽く越えた。
さらに、サンドラのFlickrアカウントを(おそらくフラレたボーイフレンドの方に共感した)誰かがハックして、そこにある写真を適当な別の写真に置き換えてしまった。こんなふうに。
今は、FacebookもFlickrでもサンドラのアカウントごと消えてしまっているようだ。
どこでもやってることは同じなんだなあ。
[追記]
MySpaceとblip.tvからもアカウント削除、いろいろなサービスのアカウントを消してまわっているもよう。たいへんだ。
投稿者 秋元 : 11:46 | コメント (2) | トラックバック
2007年12月05日
ヨーロッパ金髪分布図
via del.icio.us/popular
へえ。
アメリカ人も、実際には金髪じゃなくて、金髪に染めてる人がかなりいるとは聞くけど。
リンク先では、いろいろな地域の分布について、歴史的な要因(戦争とか国境線の移動とか移住とか)を解説している。
アンチ・ネットバブルビデオ
via del.icio.us/popular
おもしろい。
[追記]
Open Web Awardsへの推薦リスト決定
Open Web Awardsへの推薦コメント/ブックマークをありがとございました。
推薦していただいた「動画共有サービス」と「モバイルサービス」の集計結果を発表させていただきます。
最後に僕自身の推薦(「ニコニコ動画」と「モバゲータウン」)を一票追加しました。
まず、動画共有サイトの推薦結果から。
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次に、モバイルサイトの推薦結果です。
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この二つのリストに、それぞれのサービスに関する英語の説明を添えて、コンテスト事務局のMashableに送付いたしました。
この後ですが、30のブログパートナーから集まった推薦を集計し、カテゴリごとに上位サイトのノミネートが決まります。その後、全パートナーブログ上での投票が開始となります。
短い期間で、説明もわかりづらいところがあったと思いますが、推薦を寄せてくださった読者のみなさん、ありがとうございました。日本のサービスや日本のネットユーザの意見を海外へ向けて送った、というには数が少ないかもしれませんが、僕のやり方にたくさん改善すべき点があったのだろうと受け止めています。
次は投票もありますし、引き続きいろいろ試していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
2007年12月04日
誰が広告をクリックしているのか?
via apophenia
僕はネット広告をクリックすることがほとんど無いし、まわりのヘビーユーザもほとんどがそうらしい。自分はクリックしないのに、1パーセント前後のユーザがクリックすることを前提にページビューや広告料を概算したりもする。ではクリックするのはどんな人か?
AOLの広告戦略上級副社長Dave Morgan氏がブログで披露した話。記事は7月のもので、それをさらに紹介した別のブログから知った。
内容は、AOL上での一日あたり110億回のユーザの行動(behaviour)を分析して、「広告をクリックする人」の特性に迫ったというもの。
「ほとんどの人は広告をクリックしないし、クリックする人というのは一般ネットユーザをまったく代表していない」(We learned that most people do not click on ads, and those that do are by no means representative of Web users at large.)
ということ。調査結果からみたユーザの内訳は、
「99%のユーザは広告をクリックしない。1%は月に一回しかクリックしない。頻繁に広告をクリックするのは全ユーザの0.2%以下で、バナー広告のクリックのほとんどはこの少数ユーザによって生み出されている。」
じゃあその「0.2%以下のユーザ」は何者か、というと、
「女性が男性の倍を占め、年齢は高い。多くは中西部在住で、残りは大西洋側の中部から北東部在住。好きなコンテンツは圧倒的に懸賞。要するにダイレクトメールと電話セールスが大好きな人たち」
だ。
AOLの偉い人がどういう意図でこれを公開してるのかわからないけれど、「中西部の中年の女性に売りたいのでなければ、クリック率だけを考えてもしょうがない」とのアドバイスもしている。
あくまで「AOLのユーザの調査」なので、他のカテゴリでは違うところもあるし、日本は日本で違うこともあるかもしれないけれど、「少数のヘビークリッカーだけがクリックしている」ような状態になっていないかは確認が必要ということだろう。
[追記]
このブログには自前のコメント欄があるので、外部のソーシャルブックマークでのコメントまで反応しないことにしている(反応が要らないからソーシャルブックマークで書いてるのだろうと推測している)けれど、そちらにちゃんと伝わってないと思うコメントがあったので追記。
このAOLの人は、テレビCMや雑誌広告にあるような、「認知を高めるための広告」の意義がネット広告にもある、という主張で、クリック数が取れるからといってクリックに捉われすぎるとヘビークリッカーにしか伝わらないよ、と警告しているのだと僕は読んだ。
Google AdSenseのクリック箇所減少の影響は無い、という主張
Google AdSenseの広告表示でクリックできる箇所が、枠全体からリンクとドメイン名だけに縮小された件で、これまで存在した「間違ってクリックした」ケースが減るという予想がGoogle自身からも予想されていたけれど、
"Did The Change in Google Ad Formats Affect Your AdSense Earnings"では、クリック率と収入をグラフにして、ほとんど影響無いようだ、とレポートしている。
実際は、クリック率がわずかに減少、しかしページビューあたりの収入は横ばい、というもの。このサイトの実例だけではなんとも言えないけれど、そういえば今回の変更の件はいろんなところで話題になったけど、その後下がったという話はあまり見ないなあ。
2007年12月03日
中間集計はニコニコ動画が快調
[追記] 推薦は終了しました。ありがとうございました。
ブログ経由で世界のウェブサービスの人気投票を行う[Open Web Awards](詳しくはこちら)、このブログでも日本からの推薦リスト作りを投票で呼びかけています。
これまでのコメントやブックマークでの推薦を中間集計としてまとめました。投票をくださったみなさん、ほんとうにありがとうございます。
まずは、動画共有サイトの推薦ランキング。海外にないオリジナルサービスのニコニコ動画が多くの推薦を集めています。
|
動画共有サイトの推薦はこちらの記事のコメントで。
続いて、モバイルサイトの推薦ランキングです。
|
日本ではなんでもないケータイ向けサービスでも、海外にはまだ無いものも多くあります。みなさんが普段から使っていて気に入っているサービスを推薦していただけるといいなと思っています。
モバイルサイトの推薦はこちらの記事のコメントで。
締め切りは明日12月4日(火) 24:00まで。ぜひ動画サイト・モバイルサイトそれぞれについて推薦をしてください。よろしくおねがいします。
[追記] 推薦は終了しました。ありがとうございました。
2007年12月01日
ソーラー駆動モバイルパソコンALEUTIA E1
via Gadgettastic
イギリスの会社ALEUTIA(アレウティア?)のALEUTIA E1という超小型Linux PCの紹介記事を見つけたのだけれど、
LinuxやBSDベースで小さいだけなら、もっと小さいのもあるからなあ。
ほうほう、巻き上げ式防水キーボードと、10.4インチ液晶ディスプレイつきか。しかしなんといっても驚いたのは、
A4サイズに折り畳める、26W出力のソーラーパネルもセットになっていること。PC本体が8W、液晶ディスプレイが10Wの合計18Wを、太陽電池で給電しながら使えるということ。( その他の写真 )
CPUはさすがに200MHzだけれど、Word/Excelファイルを扱えるオフィスソフトまで内蔵してるそうで。(仕様)
これがあれば、文明から離れた砂漠の真ん中とかで、何日もエクセルファイルを編集し続けることができるわけだ。そういう需要がどれぐらいあるかは知らないけど。でもまあ、クールな製品だと思う。
たぶん、本体も、キーボードも、ディスプレイも太陽電池も、個々のパーツはもっとすごい単品の製品がありそうなんだけど、全部を持ち運ぶセットとして設計したところに意義があるんだろうな。
価格は、ソーラーパネルまで含めた全部入りセットが499ポンド(113,000円)。日本への送料は要問い合わせ。