2009年05月25日
英語チャットを理解するための50個の新単語
「親が知っておくべき50個のインターネット単語」というタイトルでnetlingo.comが公開した50個の単語。
英語圏のウェブ、チャット、SMSなどで若者や子供に使われているという。「親が知っておくべきもう50個の単語」とあわせた中から、あたりさわりの無いものからいくつか紹介する。(リンク先のリストには卑猥なものや違法な単語も多数含まれている)
他にも、PAL, PAW, PIR, POSなど「親が見てる」、「親が近くにいる」系の略語が非常に多い。それから出会いに関する隠語も。
2009年05月08日
英単語100万語の達成が近い
グローバル ランゲージ モニター社(The Global Language Monitor)によると、来月6月10日には英語の単語が100万個に到達するのだとか。
今GLMのサイトにいくと、カウンタが回っていて、999,456個となっている。
他の言語に比べて圧倒的に単語数が多くなったのは、いろいろな言語から単語を取り入れてきたからだということで、最近は特にアジアで生まれた英単語が多いらしい。ここのところでは、98分に一つのペースで新しい英単語が生まれているのだとか。
ネットなどに登場しているけれどまだ英語の単語と認められていないものの中には、
- ネットゲーム等で初心者を表す "noob"(ヌーブ)
- ソーシャルネットワークで友達関係を解消するという "defriend"(デフレンド)/"unfriend"(アンフレンド)
- twitterでフォローをやめるという "defollow"(デフォロー)
- 企業が環境にやさしいことをアピールする、という意味の "greenwashing"(グリーンウォッシング)
- 景気後退時のファッションという意味の "chiconomics"(チコノミクス)
- マネージャー業もこなすタレントの母親、という意味の "momager"(ママージャー)
- 大企業に所属しながら起業を目指す "intrapreneur"(イントラプレナー)
- 悩みすぎて出来た眉間の皺 "elevens"(イレブンス)
- 多くに読まれて影響力のあるツイッターユーザ "twitterati"(トゥイッテラティ)
などがあり、このあたりが記念すべき100万個めの英単語となる可能性もあるのだとか。
何が英単語になったと認めるかは、このGLM社独自の基準で、メディアへの登場回数が25,000回を超えたときに認定しているということだ。なので、違う基準では違う個数になるだろうけど、ある意味先に言って盛り上げたもの勝ちという側面もあるかも。
# 100万といえば、関係ないがはてな100万人おめでとう!
via “Noob” could be the one millionth English word
[参考]
ジャップリッシュってどうよ@タイムス - 今日の覚書、集めてみました グローバル・ランゲージ・モニターの2006年ニュース記事を紹介している
2009年02月20日
小文字ブランドを英語でどう書くべきか?
Asiajinでlivedoorについて書いた記事に関して、はてなブックマークで「livedoorは小文字だよ」という指摘をもらった。
livedoorの"l"が公式にも小文字なのは、業界内でも大きい会社だし知ってはいるのだけど、記事でLivedoorと大文字にしたのはうっかりではなくて、わざとそうしている。
twitterもロゴとかは小文字始まりで、最初は僕もtwitterと小文字で書いていたのだけれど、Asiajinの英語ネイティブのメンバーから指摘されて、ReadWriteWebなどの英語テックブログでどう書かれているか確認してみると、記事タイトルや本文ではおおむね"Twitter"と書かれているようだった(たまに小文字もないわけではない)。
twitterの場合、会社案内等では"Twitter"なので、サービスの名称と会社名で分けているという風に見ることもできるけど、サービスとして記事に書かれるときもやはり、大文字っぽい。
英語ネイティブ数人と、その他のAsiajinメンバーでの相談なので、これが答だというつもりはない。
とりあえず近場にいる英語ネイティブの肌感覚みたいなものを尊重して、当面は小文字ブランドでも大文字で書くというふうにしている。(もし業界ルール、みたいなものがあって公開されてれば情報をください)
# Asiajinの最初の頃まで遡って直したりはしてないけどね
正式名称も小文字で始まる英語圏の会社があるかどうかは、探せてないんだけど、日本人が大文字小文字に持つこだわりが、ネイティブのそれとは違うという可能性はあるかな、などと思う。
「アキモト」と「あきもと」とか、「オオタ」と「オータ」とかのニュアンスの違いが非日本語ネイティブにどれぐらい伝わるか、という話と似てるかもしれない
アカウント名の大文字小文字
ユーザアカウントやニックネームについても、大文字か小文字かというのは迷うことがある。
"akky"というのは、自分的には小文字だし、メールの末尾とかも"akky"にしていたけど、気分で"Akky"にするときもある。要は不統一で、それが一番良くないような気もするのだけれど。
メールアドレスなんかは、
akimoto@example.co.jp
でも
AKIMOTO@example.co.jp
でも、たとえ
AkImOtO@example.co.jp
でも、経路に変なMTAがなければ届くとおもうし、twitterも大文字混ぜても小文字へリダイレクトされるのだけれど、日本のはてなとかだと"jkondo"と"Jkondo"は別人なわけだ。
チャット等で全部小文字で書くのは、ネイティブでもよくやるし、twitterなんかも全部小文字で書いてる人は多いから、結局はどのような場所にどういうスタイルで書くか、というのを選べてればいいのかもしれない。それにあえて自分の特徴として場の大勢と違う表記を使うというポリシーだって、あるだろうとは思う。
[追記] iPhoneは? と突っ込まれた。たしかに。eBayもそうか。
おそらく、iやeがオシャレ接頭字みたいなもので、"P"が大文字だから固有名詞と識別できる(=読んでいて不都合がない)ということかなと想像するのだけど。これが"iphone"とか"ebay"だったら、やっぱり勝手に先頭を大文字にして記事書かれそうな気がする。
注記
外国語を使う前にルールを調べましょう、という事を言ってるつもりは全然ないよ。実際にやってみるといろんな事が出てきておもしろいなあ、という話のつもり。実際問題は大文字だろうと小文字だろうと情報は伝わると思うので。
投稿者 秋元 : 10:57 | コメント (2) | トラックバック
2008年11月17日
SOAの読み方。エスオーエーかソアか
Service Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャ)の略語SOAを何て読むのか、という話題が社内で出ていた。
日本だと僕は「エス・オー・エー」と言ってるのしか聞いたことが無いけど、「ソアと読む」と説明しているところもあるらしい。
英語でどう読むか、という話は、こういう新しい用語でしかも業界用語の場合、発音が載ってたり発声してくれたりする「普通のオンライン辞書」には載ってないことがほとんど。しかし、最近はYouTubeやPodcasting等便利なものがあるので、それを喋ってる動画やPodcastを探せば、いくつも拾うことはできる。
YouTubeで"SOA"検索して最初に出てくるのは、Service Oriented Architectureの解説ビデオなので、これを見ると、
このビデオの中では「エス・オー・エー」と言っている。
# 適当に探したビデオだけど、わかりやすくていいかも。それにしても、SOAの解説ビデオが大量にYouTubeにあるのに驚いた。便利な時代だ。
一件事例があれば、それが必ず正しいというわけではない。このビデオの人が間違ってる可能性も無いとは言えないし、国や業界の中の方面によって、同じ言葉を違う風に読んでいる場合もあるだろう。
こういうのは、どこまで確証を高めたいかなので、別のソースから幾つも探してきてつきあわせたりすると、実は両方いて、その割合が○対△、みたいなこともあるだろう。
もっと言うと、実際にはどっちで言っても、間違ってたとしても、相手が察してくれたり、訂正してくれたりすると思うので、下調べのときは慎重に、でも話すときにはあまり気にせずに、がいいんじゃないかと。
[追記]
最近似たような別の話を読んだなあと思ってたけど、cronの読み方についてだった。これも、日本でどう読んでるかじゃなくてコマンドが作られた英語圏でどう読むか、という話であれば、実例を探してくるのが早い。
"cron unix"で探して最初に出てきたビデオ。0:46あたりをはじめとして、何回も"cron"が話される。「クローン」に聴こえるな僕には。
2008年10月15日
4つのチェス盤とイデオロギーに関する英単語
主義主張のある人がチェスをやったらこうなる、というのが4種類。おもしろい。
Republican(共和主義者)がチェスをするなら、そこには王と女王がいない。
Atheist(無神論者)は聖職者を使わないだろう。
Marxist(マルクス主義者)は身分の上下を認めないだろうし、
Desegregated(人種差別撤廃)のためには、バランス良く混ぜないとね。
Desegregatedの話は、アメリカのドラマや素人参加番組等で、出てくるメンバーの中に必ず、非白人のマイノリティを入れたりするようにしているというやつね。人種の多様性を出演者に反映させようというもので、スタートレックとかも毎回そうなってるし、セサミストリートとか、サバイバー等のリアリティー・ショー、新しい方のチャーリーズエンジェルスとかもそう。
[Update] Desegregatedの裏側にある心裡についての面白い考察をちょうど発見。
日本にいるとぜんぜん理解できないが、じつはアメリカ人は「どんな人種でも (とりわけ黒人でも!) 社会でうまくやっていけますよ」という幻想を演出するのが好きだ。
たしかに、そういう面もあるかもなあ。
2008年08月13日
中国のネットスラング略語
というのがDiggで紹介されていた。
英語経由なのでワンクッション置いているが、コメントでも「全然違うよ!」みたいな反応は出てないのでそれなりに確からしい。
標準語(北京語)との音の類似などから、長い文章を数字やアルファベットで略しているものが多いそうだ。
via Chicago Tribune
投稿者 秋元 : 17:34 | コメント (1) | トラックバック
2008年06月03日
Listen and Write 聞き取りに特化した英語練習サイト
Listen and Writeは、その名のとおり、英語の聞き取りとその書き取りの練習ができるサイトだ。
音声がフレーズごとに再生され、それを下のボックスに打ち込む。間違った文字は入らないようになっているので、正しく打てない限り進むことはできない。
レベル9から20まである中から、好きな文章を選び、一文ずつ聞き取りテストをし、数十の文章を打ち込んでいく。
やってみて思ったのは、僕の場合、複数形とか副詞のlyとかの語尾が変化するところや、冠詞などの聞き落としがとても多くて詰まってしまうことだ。普段なんとなく聞こえた単語をつなげて文意を理解はしてるけど、正確な文法とか気にしてないからなあ。
どうしてもつまったときは、キーボードを順番に全部たたくか、左下の"hint"を押して回答をもらうことで先に進むことはできる。
一個やってみたけど、なかなかつらかった。VOAからの教材が多いようだけど、映画のスクリプトと実際の音声とかでできると、もう少し楽しめるかな。まあ練習するのにつらいもないのかもしれないけど。
2008年03月07日
平易な英語でtwitterを説明するビデオ
平易な英語で説明するシリーズ(in Plain English")で有名なcommoncraftから、こんどはtwitterの解説動画が公開された。
2分半と短いし、twitterを既に知っている人にとっては追いやすい解説ではないかと思う。
"plain in English"シリーズには他にも、ブログ、RSS、写真共有、ソーシャルブックマーク、SNS、Wiki、Google Docs、ゾンビ(笑)などいろいろなものが同じ手法で解説されている。
via del.icio.us/popular
[追記]
英語(+その他の)字幕つきをみたい人はdotsubに上がっているこちらをどうぞ。
2008年02月10日
竹迫アワーで喋ります
いよいよ今週となったデブサミ2008。毎年参加していますが、今年は話す方の機会をいただきました。ネットコミュニケーション2.0のライトニングコーナーの一人として、Asiajin開始前後の裏話などさせていただきます。
2007年12月13日
英語の音声合成ができるウェブサイト6個
via del.icio.us/popular
英文を与えると、音声合成で話をさせるというtext-to-speech技術をブラウザから使えるように提供しているいろいろなサービスが紹介されていた。
こういうのは実際に使ってみないとなんともいえないので、それぞれに同じ文章を喋らせて、mp3にしてみた。
# それぞれのサービスで、テスト用とか非商用のみ、など条件がついているので、大量に変換したり生成したものを配ったりというときにはライセンスを読まれたい。この記事では質の比較を目的に短文を変換させた。
使ったテキストはこれ
We’d like to announce the arrival of a weblog called ‘Asiajin’ which introduces Asian Internet startups to English speaking readers.
vozMe, expressivo, Capstral, IVOは、フォームで英文を入れるとその場で合成して再生してくれる。4つのうちCapstralだけは、mp3としてダウンロードする案内が見つからなかった。
expressivoとIVOは、聴いた感じだと同じエンジンのようだ。
SpokenTextは、ユーザ登録が必要なので試すのは面倒だけれど、フォームから入力する以外にも、テキストファイルやMS-Word、パワーポイント、PDFなどファイルに書かれた英文をアップロードしたり、メールで英文を送ったり、RSSの英文を読ませたりできる。時間がかかりそうな長文は、処理が終わり次第メールなどで調べてもらい、終わったらサイトに取りに戻るという手順。ただし、生成した音声には、最初と最後にSpokenTextの宣伝文が入っている。
Talkr.comもユーザ登録制。登録したあと、ブログのRSSなどを渡すことができて、そうするとブログから自動的にpodcastを作ってくれた。ブログのエントリごとに「このエントリを音声で聞く」という仕組みをつけることもできるし、podcast用のフィードを作ってくれたりもする。(今回使った英文を含むブログを登録して生成させたので、下のサンプルではすごく長い音声になってしまった。)
Talkrでは、作成したポッドキャストにTalkrの提供する音声広告を入れることで、元の英文テキストのオーナーにも広告料が分配される(オフにもできるようだ)。文章ブログを書くだけでポッドキャストも始められるのは、機械合成とはいえ、すごく手軽でいいな、と感じた。
本当にオーナーかどうかチェックしていないので、他人の英語ブログを自分用にポッドキャスト化することもできるし、それで広告を入れられて配られたらどうするのか、という心配は感じたものの。
投稿者 秋元 : 17:44 | コメント (3) | トラックバック
2007年06月12日
英語クロスワードFlash
MILITANTPLATYPUSというサイトで公開されている英語クロスワードのFlashがdel.icio.usで話題になっていた。
調べてみると、MILITANTPLATYPUSはフラッシュのゲームを集めているサイトで、作者ではないようだ。ゲーム右下にあるドメイン名から、日英中語で多数のゲームを無料公開しているgamedesign.jpのサイトに辿りついた。
開いている箱をクリックすると、そこに入るべき文字と同じ文字が入る箱が全部黄色になる。右側から使える文字を選択すると、そこにその文字が入る。全部ただしく埋まったらよし。レベルが上がって次の面にいく。
2007年06月11日
F単 ケータイで英単語学習
Flash Liteでできた、英単語クイズゲームF単の開発版が現在公開されている。
英単語学習サービスの単語力のデータを基にしたFlashで、Flash Liteの圧縮にサイボウズ・ラボの技術が使われている。
単語の難易度に応じて1000, 3000, 5000の3つのコースがあり、6月中はどれも無料でダウンロードして遊ぶことができる。
一旦ダウンロードすれば、あとはオフラインでずっと遊べるので、ちょっとした空き時間に英語の勉強をしたい人にはいいのではないかと。
投稿者 秋元 : 19:07 | コメント (2) | トラックバック
Amazingの代わりに使える英単語20個
via Digg
ソーシャルニュースサイトDiggに投稿されたニュースのタイトルがどれも"Amazing"(驚きの)だらけだ、と憤慨した人が、Amazingの代わりに使える、驚きを表す英単語20個というリストを作っている。
Unimaginable (想像もつかない)
Unanticipated (予想できない)
Phenomenal (驚くべき)
Remarkable (特筆すべき)
Unbelievable (信じられない)
Breathtaking (息をのむ)
Tremendous (恐ろしいほどに)
Unexpected (思いがけない)
Spectacular (壮観な)
Unthinkable (考えられない)
Unforeseen (予知できない)
Significant (かなりの)
Stunning (しびれる)
Startling (びっくりする)
Splendid (すばらしい)
Wonderful (すばらしい)
Overwhelming (圧倒的な)
Stupefying (麻痺させられる)
Staggering (仰天させられる)
Unpredicted (予想もつかない)
近いと思う日本語も添えたけど、一対一の対応でいい単語があるわけじゃないのは仕方のないところ。
ブログやニュースのタイトルはユニークさが大事なのか、それともマンネリがいいのか、いつも同じスタイルというのにも何かしらの効果はありそうだけど(SEOとかさ)、人に読んで役立ててもらうことを考えれば、同じ「すごい」でもどうすごいのかを書くようにしたほうがいいのかもしれない。
もっと必要な人はシソーラスをどうぞ。
2007年05月20日
Re: プログラマーが覚えておきたい英単語
> 3. License - Licence / Lisence / Lisense
Licenceは英語としては間違ってない。まあソフトウェアはどうしてもアメリカ中心になるので、米語のLicenseに統一したほうがミスは減ると思うけど。
> 6. Regist (Register) - Resist
解説ではRegisterXXXと書かれているのでご本人はわかっておられるみたいだけど、"Regist"も間違いなので注意されたい。
2007年04月05日
英文法CAPTCHA for インターネット
個別のサイトのコメント欄や掲示板で、自動ロボットの宣伝書き込みを防ぐために訪問者にチューリングテストをさせることは多い。いわゆるCAPTCHAだ。
もしこのCAPTCHAで質の悪いコメントや役に立たない書き込みを排除できるのであれば、インターネット自体、ブラウザにこんなCAPTCHA機能をつければいいんじゃないだろうか。
サイトに行くと、英語の文章に一箇所だけ空欄があり、そこに表示されたいくつかの選択肢から、「正しいスペルの」単語を入力するよう求められる。
間違ったスペルを入れると、ウェブへのアクセスができなくなるというわけだ。この機能がブラウザに標準で内蔵され、ウェブへのアクセス時に試験されるようになれば、掲示板やブログコメント、SNSなどCGMサイトに書かれる内容はずっとマシになるだろう。
…という冗談。
- プロトタイプということで、ソース見るとわかるけどCAPTCHAの要を満たしてない
- 特定の層をはじくという意味で、漢字の読みをかかせるコメントCAPTCHAは既にあるよね
- 英語以外のテストも用意してくれないと困るなあ
- CAPTCHAを突破できたエリートユーザーが得られたものってそれか(解いて見てほしい)
- 英語の文法を勉強したい人は、リロードするか回答画面右下の"Try Another?"をクリックすると、乱数でいろいろ勉強できるのでどうぞ
2007年02月07日
Vistaの音声認識でPerlプログラミング
ウィンドウズ・ビスタの音声認識を使って、Perlスクリプトを書いて保存するまでの実演。
まあ、自然文を書くことを想定して設計されている音声認識だから、それでプログラムを書こうというところに無茶はあるんだけれど。
それにしてもこの奮闘っぷりが面白い。途中でPCを壊すんじゃないかとハラハラしたよ。
[関連]
投稿者 秋元 : 22:45 | コメント (4) | トラックバック
2006年12月27日
格言2.0とギークの格言トップ10
The Board of Wisdom(賢人会議)というサイト、カテゴリごとに「おもしろい引用(Quote)」をユーザが投稿し、さらに投票することでランキングを作る、という格言の集合知サイトのようだ。(2.0! 2.0!)
このサイトでの「ギークの格言」ランキングトップ10は、今こんな感じ。
- 世界には二通りの人がいる。バイナリアンとそれ以外だ
- 最初に作ったものが失敗作なら、バージョン1.0と名づけよ
- マイクロソフト「あなたがたの疑問に答えるため、踊るペーパークリップを用意しました」
- ポケモンがナード達を連れてきた。カードを交換したいだろうって? ちくしょうそうだよ。でもリザードンは渡さないよ
- 1f u c4n r34d th1s u r34lly n33d t0 g37 l41d (翻訳不能: 意味はまあ、「これが読めるようなやつはちゃんと経験しろ」)
- 僕はひきこもりじゃないよ。ちょっとばかりユーザーフレンドリーじゃないだけさ。
- 世界を変えたいと思ってるよ。でもソースコードは見せてもらえないんだなあ。
- 現在のプログラミングというのは、バカでも使える大きくてすごいプログラムを作ろうというソフトウェア技術者による競争なんだ。一方、世の中というやつは、より大きくてすごいバカを量産しようとしてる。つまり、世の中の勝利ってわけさ。
- 間違いを量産することにかけて、コンピュータより優れた発明は歴史上存在しない。あ、ハンドガンとテキーラは例外ね。
- 僕のソフトウェアにバグなんかない。ただ、ランダムに機能が増えていくだけなんだ。
投稿者 秋元 : 01:41 | コメント (4) | トラックバック
2006年12月05日
英語発音辞書 on Net
英単語の発音だけを簡単に検索し、聞くことができるサイト。読み方がわからないときにパッと開いてちょっと調べるにはいいかもしれない。
たとえば、warning はワーニング? ウォーニング? 自分で聞いてみるのが一番。(音が出るので職場の人は注意)
普通のオンライン英和辞書や英英辞書で、定義の他に発声リンクがあるようなものもあるので、普段使うならそっちのほうがいいとは思うけど、単機能に絞ったことで使われ方が出てくるということもあるかなあと思った。ブラウザのツールバーからダイレクトに発音を確認とかね。
2006年07月20日
思わず下品なドメイン名
via The top 10 unintentionally worst company URLs
ドメイン名などで英単語をつなげて書くと、思わぬ誤解を引き起こすので注意、という話。
- Who Represents (代理人を探せ) → 売春婦がお送りします
- Experts Exchange (職人達の意見交換) → 職人のセックス交換
- Pen Island (ペン諸島) → ペニス島
- Therapist Finder (セラピスト探し) → レイプ犯探し
- Power Gen Italia (イタリア発電機) → 元気な下半身
- Mole Station Native Nursery (モールステーション養樹園) → セクハラ保育園
- IP Anywhere (どこでもIP) → (修正) どこでもおしっこするよ
- Cumming First Church (メソジスト教会) → 先にイッちゃう
- Speed of Art (スピードの芸術) → 高速の屁
- Go Tahoe (タホ湖へ行こう) → 売春婦を買った
投稿者 秋元 : 10:08 | コメント (4) | トラックバック
2006年05月18日
Bloggers' meetup
Last night, I went to a cafe in a small building in Aoyama, where the "bloggers' meeting" was held. Han, the guy from Holland, whom I met at YAPC (Yet Another Perl Conference) Asia::Tokyo, invited me as I introduced myself as a "professional blogger" ;-)
The monthly meeting is for bloggers around Tokyo area. Webloggers gather to socialize. Han's friend originally organized it but he could not attend yesterday. Instead, there were 7-8 people, including engineer, translator, project manager, etc.
Not all people are writing weblog. For example, one is taking rest after disk crash vanished his archives.
Even though some of them seem to have good Japanese command, discussions (or chat, if that word is appropriate) are done in English. With my poor comprehension, I could not follow all topics, especially jokes, but they were still interesting. The main reason their stories are interesting is probably how they see things are a little bit different from I. They talked around their jobs, lives, Bush :), organic foods, etc.
What did I talk there? The one I remember is about Japan Blog Association. The one caused issues immediately after its disclose by some governmental (just "heavily influenced"? I do not know) foundation. They do not check Japanese blogosphere much, and seemed to agree the many Japanese bloggers making spoof sites (such like "Galaxy Blog Association") funny.
I also told about that the TV programme which Mixi and Hatena's CEO showed up. Of course, the number of users are not so big when compare with English service like MySpace, however, those movements are not easily observed by non-Japanese net surfers. Must be interesting for them. One even asked me to invite. I wish I were more vocabulary.
I also asked them that if they have any recommendation of good English weblogs which are about Japanese and/or Japan. I got some URLs. The first entry I saw is so funny. I will check them more.
They said there are more than 300 people on their notification list, but each time the number of attendee varies. They are also interested in Japanese bloggers joining the meetup.
I read that one in eight residents in Minato-ku are foreigners. When living and working in Tokyo, not knowing any of them might be unnatural then. There should be a lot of chances to become to know them. You do not have to pay much to language schools. Seeing different person is always good, fun things for me. Definitely thinking like that helped me to work in different jobs, offices and countries.
投稿者 秋元 : 16:39 | コメント (2) | トラックバック
2006年05月15日
イギリス英語とアメリカ英語 on Google Trends
いちおうイギリスとアメリカで仕事してたことがあるので、イギリスとアメリカで言い方が違う単語、というのがかなりある、というのは知っている。
"British American English"などと検索すると、違いを解説したサイトがたくさんでてくるので、イギリスとアメリカで異なる単語のリストはいくつも手に入れることができる。たとえばこのサイトとかから、いくつか抜き出してみよう。
意味 | アメリカ | イギリス |
---|---|---|
駐車場 | parking lot | car park |
色 | color | colour |
クッキー/ビスケット | cookie | biscuit |
ショッピングカート | cart | trolley |
映画 | movie | film |
秋 | fall | autumn |
ズボン | pants | trousers |
セーター | sweater | jumpere |
休暇 | vacation | holidays |
ただ、単語によっては、TVや映画などの影響で、アメリカ英語でもイギリスで通用するものもあるし、しないものもある。感触としては、イギリス人は「アメリカではどう言うか」を知っていることが多い(ハリウッド映画やTVドラマの輸入で嫌でも気づかされる)のに対して、アメリカ人はイギリスでどう言うかは知らないし、気にしてない。
どの単語だと反対側の国でも通用するのか、みたいなことは、イギリス人やアメリカ人の個人を捕まえて訊いてみたところで、個人の経験からではなかなかわからないだろう。
Google Trends を使うと、そんな微妙な分布が見えてくる。それぞれについて、Google Trends で検索し、"Region"で国別分布を見てみると、
意味 | アメリカ | イギリス | Google Trends |
---|---|---|---|
駐車場 | parking lot | car park | Google Trends |
色 | color | colour | Google Trends |
クッキー/ビスケット | cookie | biscuit | Google Trends |
ショッピングカート | cart | trolley | Google Trends |
映画 | movie | film | Google Trends |
秋 | fall | autumn | Google Trends |
ズボン | pants | trousers | Google Trends |
セーター | sweater | jumpere | Google Trends |
休暇 | vacation | holidays | Google Trends |
くっきりと「アメリカでしか通じない単語」「イギリスでしか通じない単語( trousers, biscuit とか )」というのが出る他にも、「イギリス英語だと思われてたけどアメリカでもそれなりに使われていそうな単語」みたいなものもあることがわかる。
また、「オーストラリアはイギリス英語」「カナダはアメリカ英語+ちょっとイギリス英語」「インドはイギリス英語」みたいなよく耳にするおおざっぱな解説が、実際どれぐらい本当なのか、というようなことも追跡できそうだ。
Google Trends が日本語にちゃんと対応してきたら(もちろん他社がやってくれてもいい)、柳田国男とかが長年かけてやっていたような方言の分析作業を、まあ書き言葉だけではあるけど、より簡単にできるようになったりするのかもしれない。
2006年05月10日
やさしい使用許諾契約(EULA)
Windows XP EULA in Plain English ( 平易な英語で書いた Windows XP の使用許諾契約 ) というページが面白い。
使用許諾契約(EULA)というと、たいていものすごく長い文章で、わかりにくいったらない。というかまず読むことなんて、、、いやなんでもない。ひょっとしたら理解させないために難しくしてるんじゃないかというものも多い。(Windows XP のがそうだといってるわけではないが)
Linux 支持者によるこのページでは、Windows XP のEULA をより簡単な英語で書き換えて並べてみせてくれている。
たとえば、これが
1.4 Remote Assistance/NetMeeting. The Software contains Remote Assistance and NetMeeting technologies that enable the Software or applications installed on the Workstation Computer (sometimes referred to as a host device) to be accessed remotely from other Devices. When you are using Remote Assistance or NetMeeting (or other software which provides similar functionality for a similar purpose) you may share your session with other users without any limit on the number of Device connections and without acquiring additional licenses for the Software. For Microsoft and non-Microsoft applications, you should consult the license agreement accompanying the applicable software or contact the applicable licensor to determine whether use of the software with Remote Assistance or NetMeeting is permitted without an additional license. As used above, a session means the experience delivered by the Software similar to when a user is using the input, output and display peripherals attached to the Workstation Computer.
こうなる
リモートアシスタンスとネットミーティングは上記のルールに縛られません。
すごいよね。
もちろん勝手に要約したものだから、これを根拠にするわけにはいかず、最終的には必ず元の EULA を見るべきなのだろうけど、要約でもかなり参考になるし、左の難しい英語が実際にはどういうことを言おうとしてるのか、というのもわかって英語の勉強にもなりそうだ。
2005年12月22日
2005年 技術ポッドキャスト ベスト10
The 10 Best Tech Podcasts of 2005 だそうな。
あとで聴く。こんなにいろいろ面白そうなトークが公開されているとは。
やっぱ音楽聴く生活に戻ろうか。押入れにMPMAN F60 があるけどこれじゃもうキツイなあ。なんか携帯プレイヤー買うか。。。
2005年11月02日
Ajax や Ruby on Rails の発音
DigitalLife TV Episode 10 で、zVent のCTO 、Tyler Kovacs が Ajax と Ruby on Rails の関係を素人(でもないか)のおっさんに説明していた。(zvents についてはこちら)
梅田さんも書いてるが、全方位的に英語ができなくても、自分の専門の英単語だけ知ってれば英語圏でも仕事はできるようにはなる。「Ajax とか Prototype.js 、Scriptaculous、Dojo 」とか、個々の用語を知ってると、けっこう早口だけどもそれなりに話を追うことができる。また、それらの単語の「より本場らしい発音」も知ることができる。
これが料理の話とかテレビの話題、小粋なアメリカンジョークとかだったら、なんちゃって英会話の僕ではたぶんちゃんと理解することができないだろう。
やはり、自分の興味があること、概念を知っていることについてのリソースを探して、それを繰り返し観たり聴いたりするのが、仕事の英語を身につけるにはいいんじゃないかな。おすすめ。IT Conversation もとてもいいんだが、画像があるとリスニングが追いつかないところを画像が助けてくれることもあるので。(逆に言うと、画像を見てわかった気になってしまう危険ともいう)
また、そういう「狭いドメインの mp3 や動画」を、ウェブから簡単に探したり視聴したりできるようになっているのは、以前に比べて大きな進歩だと思う。
肝心のコーナーは、全体の 20% ぐらいから 35% ぐらいまで。(QuickTime PlugIn では時間情報が見えなかったので、大雑把で申し訳ない)
# zVent の発音はズを小さく「ズベント」らしい。快傑...
2005年08月22日
Google 的国際化と Yahoo 的国際化
Google 的国際化
最初から多国語対応した製品をつくる。
現地の事情にはあまりあわせない。
訳もいいかげんだったり、ところどころ英語のままだったりする
データが無い地域でも、とりあえず機能は公開(cf. Google Maps の世界地図)
とりあえず使い始められる
Yahoo 的国際化
一カ国版が熟成してから、コードを使って2ヶ国語目を作る
現地の事情にあわせた新機能を作りやすい
現地で現地人による開発なので、言葉は滑らか。完成度も高い
サービスがその国にこなければ何もできない
Share360 の失敗は、一つは Yahoo 的国際化にあったように思う。日本のコードをアメリカに持って行き、そこでアメリカ向けの英語版を別のチームで開発しようとした。
Yahoo ほどの体力や資金があれば、その手法でできたものは現地の事情に完全に適合した、よいものとなりうると思うが。
今回は、Garoon2 で採用した新フレームワーク CyDE2 のように、最初から国際化対応できる機能が日本にて開発されている。いわば Google 的な国際化の準備ができているという感じ。
2005年08月15日
無料のオンライン技術書リポジトリ
****** というサイトで、Java, Perl, PHP など様々な IT 関連書籍がオンラインで無料公開されている。O'Reilly の書籍が多いようだ。
しかし、O'Reilly は Safari という有料ベースのオンライン購読サービスをやっているので、このサイトがちゃんと許可を受けてるものなのか、がいまいち不安ではある。
それとも、無料公開されている本を集積しただけなんだろうか。最近の書籍も載ってるんだけど。
追記: これらの本は違法に公開されているのだという指摘をコメントにて受けました。そのため、サイト名やリンクの紹介を削除いたしました。
投稿者 秋元 : 13:10 | コメント (2) | トラックバック
2005年07月25日
regist という英語は無い
さて、サイボウズラボの立ち上げプレスリリースが出たこの瞬間、とりあえずこのブログを見に来る人も多いと思われる。そんなチャンスに、このブログを読んだ人、特に日本のソフトウェア技術者に一番訴えたいことってなんだろう? と考えた。
それは、日本人プログラマーだけが使う謎の動詞 registについてである。そんな単語は存在しないから、ちゃんと "register" を使おう。
出てくるのは日本語のサイトばっかりである。拡張子を".jsp" や ".asp" にしても同様だが、とにかくこの「存在しない単語を使ったファイル名」のなんと多いことか。
register = 「登録する」 は、名詞でもあり動詞でもある単語だ。"-er" がついた単語は「○○する人」の意味のことが多いため、"er" をはずした "regist" が動詞だと勘違いしてのことだと思う。
これに比べれば、たまにスラッシュドット.jp や技術系のメーリングリストで話が出てくる、 warning や alt の正しい読み方なんて小さい問題だ。
この存在しない動詞 regist 、仕事でだけでも過去に3回見たことがある。そのうち一回は、"regist" を "register" に直すだけで1年半かかった。
あるプロジェクトに途中から入ったとき、外部への公開 API を読んでいたら、なんか違和感を感じた。登録用の関数の関数名 "regist" を辞書で確認してみると、そんな単語は無い。「登録」なら "register" だ。
天下の○○○が、間違った英語を API に含めて出してるのはまずいと思ったので、会議の際に議題にあげてみたのだが、どうも反応が薄い。「すでにその名前で呼び出している他のプログラムがあるので」とか、「関数名を変えてビルドすると全部再試験になるので」(そのプロジェクトには、自動ビルドとか自動テストという概念は無かった)とか、まあとにかくいろんな理由で、直さないという決定になったもんだ。
結局、regist を register に直せたのは、メジャーアップデートのタイミング、気づいてから一年半後だった。
ソフトウェア技術者として、英語は避けることができない要素だし、「名前重要」が身についているなら、常に書いている英単語が正しいかどうか、辞書でチェックすべきだろう。
今このエントリを読んで、「おお、そういわれると間違っていたかも」と思って自分の過去のソースをチェックしよう思ったなら、それが技術英語を身につけるための正しい態度だと思う。
正しい英語名をつけることに気を配っていると、その場その場では余計な時間が取られるような気がするだろうが、「英語で変数名や関数名をつける能力」は簡単に伸びるものなのだ。
帰国子女でもないし海外留学もしたことがない僕が、アメリカでアメリカ人に指示を出す仕事ができたのは、日本にいたときでもそういう細かい作業の積み重ねをしていたからであると思う。
とは言っても、辞書を引くのも適切な単語を調べるのもたいへんなことだ。アプリケーションやウェブサイトを使って、さっと簡単に調べるにはどうすればよいか、どんな道具を使っているかについては、次回に(いつか。すっかり忘れていた)述べたいと思う。
[2006-10-06 追記]
Googleのソースコード検索が出たので、"regist"を使っているソースを検索してみた。件数は3万件でるが、先のページをみても全14件しか出てこない(バグ?)。14件のコード中の署名などから、"regist"を使った人の国籍を推定してみたのが以下。
日本人 7人
不明 3人
フィンランド人 1人
スウェーデン人 1人
ドイツ人 1人
アメリカ人(カリフォルニアの大学、ということで英語ネイティブかどうかは不明) 1人
半数は日本人だった。圧倒的じゃないか。