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Human Chess – コンピューターの最善手を打ったら負けという独自ルールのチェス

Human Chess(人間のチェス)は、チェスのボードとルールと、チェスを打てるコンピューターを組み合わせた新しい亜種ルールの提案です。

そのルールとは「トップエンジン(コンピューターによる強いプレイヤー)の評価する最善の手を打ったら負け」というもの。実際には、対戦相手の打った手を「最善手では?」とチャレンジし、その手が本当にコンピューターが最も評価する手であれば相手の負け、チャレンジが間違っていたらチャレンジした側の負け、というもの。

提案ページにある2つの棋譜を見ると、1局目はほんの5手で終わっています。白がクイーンによって相手のキングを強襲し、キングがクイーンを取る以外に逃れる方法がないために、クイーンを取る手が最善手となってしまって決着、ということですね。

普通のチェスのルールであれば無謀な特攻にしか見えませんが、コンピューターの考える最善手を避け、相手に最善手を取るしかない状況に追い込むというまったく違った展開のゲームとなるようです。また、チェックメイトは最善手なので、チェックメイトを掛けた瞬間に相手にチャレンジされたら負けとなりますね。

あとは「双方の初手は例外(=トップエンジンの指し手と一致しても負けにならない」のと、「トップエンジンが二つ以上の手を最善と評価していた場合は、どの手であっても負け」というルールがあります。

チェスが強い人はコンピューターの最善手も当てられることが多いでしょうし、強い人が有利なことには変わりはないのかなとも思います。

via Hacker News

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Wikipediaスピードラン – ウィキペディアのリンクでゴールの単語を目指すゲーム

ウィキペディア・スピードランズ (Wikipedia Speedruns!)は、英語版Wikipeia に載っているスタートの単語から、与えられたゴールの単語まで何クリックでたどり着けるかというブラウザゲームです。

Wikipediaスピードランズのトップ

遊ぶモードは以下の5つ。

  • スタートとゴールをランダムに、あるいは自分で設定する Quick Play モード
  • 今日のお題 (登録してログインすると連勝記録が残ります)
  • 過去のお題を選べるトレーニングモード
  • 5カ所のチェックポイント(単語)を回るマラソンモード
  • 友達と遊べるパーティーモード (要ログイン)

ゲーム内で表示された Wikipedia のデータは本物を使っていますが、「曖昧さ回避」などいくつかのリンクは(別ジャンルに飛びやすくなるため?)取り除かれているそうです。

また、ブラウザの「戻る」やページ内検索は使うことができません。警告が出ました。

ルールをよく読まずページ内しようとしたら叱られてしまった

日本語で遊べたとしても難しそうで、英語で目的の単語への順路を見つけるのはたいへんです。

なんとかゴールまでたどり着いたら、何クリックで着いたか、かかった時間、どんな単語を順番にクリックしたかが表示されました。

スピードランやってみました。ゴールまで22クリック…

前に戻れないので、同じ単語に何回も戻ってきていますね。

チュートリアルでは人名から人名へのお題が出ていますが、たとえば”USA”など大きな概念に一旦たどり着くことで、そこからの移動の自由度が高まってうまくいきやすいとのことでした。

Python で書かれたソースコードも公開されています。改造して日本語版を作ることもできるかもしれませんね。

ソルバー

実は Wikipedia上での単語間のリンクを探すサービスというのがいくつも存在し、これを使ってしまうと最短のパスがいくつも見つかったりします。Wordleなどと同じで、他の道具を使えばチートはできますが、この手のゲームでチートしても仕方がないですよね。Wikipediaの迷宮をどうしても抜けられなくなったときは、次の一手のヒントを見るとかに使えますね。

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55ゲーム – あなたは5.5秒を正確に計れるか?

なんてシンプルなゲーム!。55 the game (55ゲーム)は、ブラウザ上で5.5秒を計るだけのたいへん簡潔なゲームです。

ゲーム内容はスイッチを入れてから5.5秒後にスイッチを切るだけ。

55thegame.com のトップ画面。なんて簡潔な

5.5秒にうちわでどれだけ近いかに応じて、お褒めの言葉が表示されます。5.?秒でどんなメッセージが出るかはソースコードに書いてありますね。

良いスコアが出せた場合、3文字のニックネームを登録してランキングに載せてもらうこともできますが、既に上位50位のほとんどは5.50秒達成者でした。

結果はSNSなどでシェアするためにコピーすることができます。

これは初めてプレイした時の結果。

「なんで5.5秒なのか」、とかは書いてないですね。それどころかほとんど説明がない。

via Hacker News