カテゴリー
情報共有ツール

Vidrio – 共有画面に話者を重ねて表示するオンライン・プレゼンテーションツール

Vidrio は、スクリーンキャストを「アイアンマン風(作者曰く)」にするツールです。

プログラミング解説などの動画をスクリーンキャストでおこなう際、話している人の表情が見えるといいですよね。従来の手法では上の図の右のように話者の枠を画面のどこかに出すものが多いかと思います。

Vidrio は、ウェブカムからの入力を任意の透明度でスクリーンに重ねて表示することで、スクリーンショット全体に話者の映像を被せての表示ができるようにしています。

映画「アイアンマン」の主人公トニー・スターク氏の使うUIを見て「これがほしい」と思ったのが開発の動機だそうで。映画はいろいろと未来的なUIが出てくるようですが、このあたりの表示の向こうに主人公が見える描写がそれでしょうかね。

画面上に表示しているので、その画面をそのまま中継できるYouTube や Zoom 等でそのまま使えるそうです。

作者のジム・フィッシャーさん自身が必要として作ったツールで、Go言語のガベージコレクションについて解説する動画などで実際にVidrioが使われたプレゼンテーションを見ることができます。

ツールは Mac 用のみ。Windows版は開発中で、リリースまでに数週間はかかりそうということ。

企業向け以外は現在ゼロ円と表示されていて、新型コロナウイルス対策でリモート勤務している人も無料で使えるということです。

顔が見える利点ということでは、リモートのペアプログラミングなどでも役に立つかもしれませんね。

via Product Hunt

カテゴリー
情報共有ツール

コスプレ写真でGitを学ぶレポジトリ komeiji-satori/Dress

GitHub のkomeiji-satori/Dress は、自分のコスプレ写真をGitで管理し共有するため(A Study and Practice project of git)の学習用レポジトリです。

当プロジェクトで、リポジトリの clone, ブランチの作成, コミットのpush/pull, プルリクエストの作成, の全プロセスを学べます。Git/GitHub の使い方がわかるようになるでしょう。

This project helps you to learn the whole process of cloning a repository, creating a branch, pushing and pulling commits, and making a pull request, thus you can have a good knowledge of Git/GitHub’s usage.

100名近くの contributors が参加していますね。Hacker News で紹介されたことでどっと増えているのかもしれません。

説明が中国語と英語の併記で、必ずしも同じ内容が両方で書かれているようでもないですが、もともとは女装コスプレか異性装コスプレの共有場だったのかもしれません。Contributing.md には「他人の写真を載せない」「可愛いは正義」「性別不問」という参加条件が載っています。

public に全データが公開されていることから、データを利用したウェブサイトが複数作られ、README 中でも紹介されています。

ライセンスはCC 4.0 by-nc-sa とあるため、利用条件に従ってここの写真を再利用する人も出るかもしれませんね。

元々ソースコードの管理や共有のために作られた Git ですが、IT関連の電子書籍の編集などで使っているケースもあります。コードを書けなくても、いろんな人が自分の目的で使える場があれば、世の中の Git 親和性や バージョン管理への理解も高まるのかもしれないなと感じました。もしかしたらすでにあるのかもしれませんが、句会とか水彩画とか、いろいろな趣味の発表場所として使われていくのかも。

via Hacker News

カテゴリー
情報共有ツール

Aileen – 周囲のWiFiデバイスをカウントしてその場の人数を記録するツール

Aileen は、WiFi の電波から周囲にあるスマートフォンなどのデバイスを数え、記録するためのツールです。

WiFi がオンになっているデバイスのMACアドレスを使って、周囲にあるデバイスの数を記録し、時系列データなどをダッシュボードでまとめて表示します。(MACアドレスはハッシュ値のみ保存されます)

Aileen は、利用者として NGO による人道的な活動を想定しているということ。たとえば、難民キャンプでの人の出入りや活動を見守る、といった使い方です。キャンプの中にいる難民の数の変化をより正確に計ることで、サービス提供側の人員計画などを立てやすくすることができるのだとか。

先月にはコードがオープンソースで公開されており、WiFi 情報を収集して利用するというセンシティブな目的に対し、正体不明の第三者のツールに頼らずに済むのが利点だということです。

また、難民キャンプなどでは常に安定したインターネット接続が使えるとは限りません。そのような利用シーンを考え、Aileen を動かすPC自体はインターネット接続が無くても動けるようになっています。複数台を設置してデータ収集している場合は、ネットに接続した時点で情報を送信するそうです。(ハッシュ化された個々のMACアドレスを送信するのではなく、集計した結果のみを送るそうです)

今月には、ギリシアのレスボス島にある実際の難民キャンプで、2セットが試験運用を開始しているそう。

難民といえども、今は普通にスマートフォンを持っているのだろうと思います。むしろ情報収集等のために無いと困るぐらいかもしれません。デバイスを持たない人もいますが、スマートフォンの存在から人数を計るというのは、人手を掛けずにすむ効率的な方法なのかもしれないですね。

日本に今難民キャンプはありませんが、プライバシーへの配慮がされていることや、オープンソースとして動作の仕組みが公開されていることから、NGO などで他の人道的な運営に転用したりすることもできるかもしれません。