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電話番号に対応する綴りを教えるサービス

アメリカの広告で、1-800-WILDLIFE みたいな形式で電話番号が書いてあることがある。電話機の各数字には、一緒にAからZまでの文字も書いてあるため、文字をみながらナンバーを打つと、元の電話番号にかけられるというものだ。

数字の羅列を記憶するのは人間にとって苦痛だし間違いも多いが、意味のある単語だったらひとかたまりとして覚えやすいので、広告効果もあるのだろう。

pslogo.gif


PHONESPELL
は、電話番号を入れると、その電話番号になるような英単語の候補を教えてくれるサービス。

これが日本向けであれば、たとえば、いい語呂合わせ( 4126 良い風呂! )を教えてくれる、というサービスもありうると思う。

また、非常に限定されるが、全部が「あ」段の店名・人名であれば、オリジナルの PHONESPELL と同じように、携帯電話のボタン上の「あかさたなはまやらわ」を組み合わせた番号を使えるかも。

# 0120-かわらやかわらや (20982098)、という瓦屋とか。瓦屋は電話重要そうじゃないけど。

日本語の語呂合わせを見つけてくれるソフトウェアは、クライアント型のツールとしては存在したようだが、ネットのサービスとしては語呂合わせのものは見つけられなかった。

もっとも、電話番号を語呂合わせで覚えさせるというのは、電話機のアドレス帳機能やQRコードなどが充実している現状では、もう流行らない手法かもしれない。ただ、語呂合わせなら、電話番号に限らず、車のナンバー、ダイアル式の鍵、試験の暗記物とかいろんな番号を覚えるための手助けになるかもしれない。

ネットサービスとして語呂合わせ提案機能があって、さらにその番号を販売できたりすればいいかも。電話事業者や車のナンバーの交付者など、番号を割り当てる商売をしている事業者が、これまで魅力的と思われていなかった番号にも価値を追加することができるかもしれない。他にユーザに数字の並びを割り当てる商売って、どんなものがあるだろうか?

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バカの本

“* fof dummies”という洋書のシリーズがある。日本語で言うと「バカのための○○入門」みたいな意味か。

で、こちらがそのニセ表紙を作るためのジェネレータ

cybozulabs_for_dummies.png

ちょっと変だけど日本語も出るところがえらい。

amazon.com で “for dummies”で検索すると4000件以上出てくるし、そうとう人気のあるシリーズだ。日本人だったら「バカのための」というタイトルはつけないと思うが。

アイデア自体は O’Reilly 表紙ジェネレータと同じなんだけど、あっちは技術者にしかわからないので、一般向けにはこの dummies ネタのほうが面白いかもしれない。

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Digg のようなサイト一覧 英語圏&各国版

via del.icio.us/popular

Digg は、Slashdot をページビューで越えたと言われているニュース論評サイト。

ユーザから「これ面白いよ」と投稿されたニュースに対して、登録ユーザみんなで「面白い」というクリック(本家なら “Digg”、「へぇ~」ボタンみたいなもの)を押す。

たくさんの人がいいと思ったニュースから順番に表示されるので、訪問者は今どんなニュースが話題か、というのを知ることができる。

流行にしたがい、ものすごい数の亜種サービスや、オープンソース実装などが登場している。

以前にも、 Digg とそのフォロワー達、という、10個の類似サービスについて書いた記事を紹介したが、今回の紹介記事は、とにかくリストの長さに圧倒される。

  • Digg や類似サービスに関するブログ記事リスト
  • Digg と Digg のようなサービスリスト (カテゴリが細分化されているのが多い)
  • lots of kicks シリーズ
  • Meneame/Pligg の利用サイト
  • 英語以外の Digg 風サイト
  • 英語以外の Pligg 利用サイト

“lots of kicks”シリーズというのは、ユーザが投稿するときに Google AdSense の ID を登録できて、もし大ヒットするような投稿ができたら、AdSense からの広告収入を “lots of kicks” と投稿者で折半する、という、投稿者の参加インセンティブを高めた Digg スタイルのサービス群。

Digg 風サービスのオープンソース実装としては、スペイン語の Meneame がまずあり、それを英語にローカライズした Pligg が多く使われている。Meneame/Pligg は PHP/Smarty によるアプリケーション。

日本語化されたものは Rauru-blockOpensources.jp で運用されている。

Slashdot の Geeky さを薄めた感がウケているのかなあというのが僕の見立て。