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サイボウズ本社の求人

サイボウズ・ラボは依然技術者募集中、という前回のリマインダから、ありがたいことに応募数も復活しつつある。メールでの問い合わせや見学も増えてきていい感じ。ありがとう。引き続きサイボウズ・ラボでは尖った技術者を募集中

便乗での宣伝エントリになって申し訳ないが、サイボウズの本社開発部も、とにかく人が足りないようなので告知させてほしい。

グループウェアのサイボウズでは、ソフトウエア開発エンジニアソフトウェアアーキテクトなどを募集している。アーキテクトやプロジェクトマネージャについてはこちらの記事もご覧いただきたい。

ラボは中長期的な研究開発が主体となるが、本社ではパッケージ製品サービスで作ったものが短期間でユーザの目に触れる開発となる。ユーザを喜ばせることに楽しさを感じる技術者のみなさんには是非検討対象に入れていただければと思う。

最近いろいろなところで技術者の方とお話させていただいているが、日本にはとにかく受託開発だけの会社が多いようだ。大規模な受託やチャレンジングな受託もあるとは思うが、受託開発の仕事に行き詰まりを感じていて、開発物が数百万ユーザに使われてフィードバックが得られるパッケージ製品やネットサービスに興味のあるやる気のある開発者の方は、ぜひサイボウズも検討いただきたい。

ラボは一匹狼的なプログラマも多いが、本社開発では「チームでの開発ができること」が重要となる。技術的に難しい問題については、勉強会などを通してサイボウズ・ラボの面々と共同で取り組むことも多いので、一緒に情報共有ソフトウェアの未来を創っていこう。

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あなたの企業、URL で損していませんか(1)www を再チェックしてみる

japan.internet.com 併載コラム

“http://”ではじまる URL = Web サイトのアドレス、が一般にも理解されるようになってしばらく経つ。ネット上で商売/広報を行う企業にとっては、URL こそが企業やサービスの存在を指し示すネット上の住所といえる。

実世界で会社の本社所在地が二種類あったり、二つの事務所が本社を名乗ったりしたらどのような混乱が起こるだろうか? 会社の Web サイトのトップはここですよ、という会社の代表 URL だが、意外にもこの URL がおろそかにされているケースが多い。

あなたが、ある潜在的な取引先から口頭で URL を聞いたとしよう。「株式会社イグザンプルで、後ろは co ドット jp です」

帰社してから言われたことを思い出し、ブラウザに URL を入力する。

http://example.co.jp/

しかし、なぜか企業サイトには接続できず、エラーとなってしまった。

ここで少しネットに詳しい人なら、先頭に“www.”をつけて

http://www.example.co.jp/

で無事企業サイトを閲覧できるかもしれない。しかし、万人にそれを求めるのは難しいだろう。会社の綴りを間違えて聞いたか、などと思いあきらめてしまうかもしれない。

歴史的に、ドメイン名の前に“www”がある場合とない場合のどちらでも同じようにつながるようにしよう、という設定をしている組織は多い。が、それは必ずしもルール化されているわけではないため、どちらか一方でしかつながらないサイトも多い。

実際の企業で調べてみよう。

(1) “www”が無いと接続できない Web サイト

朝日新聞 http://www.asahi.com/
トヨタ http://www.toyota.co.jp/
ソフトバンク http://www.softbank.co.jp/

(2) “www”があると接続できない Web サイト

del.icio.us http://del.icio.us/

(3) どちらでも接続できる Web サイト

Yahoo!Japan http://www.yahoo.co.jp/, http://yahoo.co.jp/
ライブドア http://www.livedoor.com/, http://livedoor.com/

(4) どちらでも接続でき、どちらか一方に転送される Web サイト

楽天 http://www.rakuten.co.jp/
Mixi http://mixi.jp/

(5) まったく別々の内容が出てくる Web サイト

大手サイトではこのケースは見つからず。“www.”をつけたときとつけないときで出てくるコンテンツが異なるという設定だが、混乱の元なのでこういった設定はおすすめしない。


(1)や(2)のタイプの設定がされている Web サイトでは、“www”があるか無いかを、訪問者が正確に覚えたり、打ち込んだりすることを要求していることになる。この時点で、どちらでも接続できる(3)や(4)のタイプの設定をしている企業サイトに比べて、訪問者を取りこぼしている可能性があることになる。

今現在(1)や(2)で運営している有名企業サイトは、いまさらネット経由のユーザーを取りこぼすことに対してはあまり気にしていないのかもしれない。すでに有名な企業であれば、Web サイトがあることは疑いがないし、検索エンジン経由で辿り着いてもらえるだろう。しかし、あなたの会社がそれほど有名でないとしたら、こういった URL について改善することで何も損はしないはずだ。

(3)と(4)の違いによって企業サイトの集客にどのような差がつく可能性があるか、については次回述べることにしたい。

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japan.internet.com でコラムを書くことになった

japan.internet.com でコラムを書くことになった。カテゴリは Web テクノロジー。頻度は、数週間に一本の予定。

コラムは、Web サイトの製作を発注する側の立場で、どのようなチェックによって製作側のスキルを確かめることができるか、というテーマで書いていく予定。このブログで想定している読者の方とは少し異なるジャンルになる。

このブログでは、技術的に最新の情報を(ときどき誤報など失敗もあるが)お伝えしようとしているが、あちらのコラムのほうは、ある程度知っている人には自明のことも含まれるだろう。コラム内容は当ブログでも併載していくが、内容のばらつきについてはご容赦いただきたい。

また、僕自身が間違って理解していたり、突っ込みが足りなかったりということもあるはず。みなさんからの情報を頼りに、なんとか続けていければと思う。

japan.internet.com 上での初回コラムはこちら当ブログ上での第一回は次のエントリにて。