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Gitをtwitter代替に使う[ネタ]

diracdeltas/tweets は”janky twitter replacement”(ジャンクなツイッター代替)を名乗るように、Git を使って twitter 風のフォロー・メッセージ発信を行うプロジェクトです。

作者のyanさん(@bcrypt)の紹介ツイート(これはtwitter上)

『「分散化」されたツイッターの「代替」を作ってしまった』

“decentralized”で”alternative”というのは、イーロン・マスク氏のtwitter買収と管理強化(?)で揺れているツイッターに対する代替という意味ですね。

プロジェクトをfork することで参加でき、自分のフォークでのコミットメッセージが自分の tweet に相当します。

プロジェクトを fork している他のユーザーを選んで、あるいは全員を remote add にて「フォロー」し、rev-list で「タイムライン」を表示できます。

タイムライン表示

Git ベースであればGitHubでなくても動くでしょうが、このメインのリポジトリは GitHub 上でホストされていて、fork したユーザーのリストをGitHub APIで取ってきてその全員をフォローすることができるというスクリプトもついてきています。

また、git コマンドでの投稿やタイムライン表示が面倒そうなので、もっと簡単に実行できる Makefile の wrapper もあります。

コミットで tweet するという仕組みは twitter のようにスケールしませんし、GitHub の目的外利用でもありそうなので本気で広まったら問題になりそうですけど。

via Hacker News

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不条理な(Absurd)トロッコ問題

不条理なトロッコ問題(Absurd Trolley Problems)は、トロッコ問題の派生形に対してみんな答えるwebサービスです。

Absurd Trolley Problems のトップページ

一問目は基本といえる、オリジナルのトロッコ問題。放置する(Do nothing)とそのままレールを直進するトロッコは、5人の人を轢いてしまいます。しかし、レバーを引く(Pull the lever)ことによってトロッコは軌道をそれ、別の線路の1人の人を轢く代わりに、もともと犠牲になるはずだった5人は助かります。

能動的に介入すれば犠牲者を減らせますが、一人救うために介入することは果たして良い事なのか? という答えの出ない難しい問題として有名です。

どちらを選んでも、それを選んだ側の割合、反対側を選んだ人の割合が表示されます。サイトを訪れた他の人たちの選択に自分の考えは近いか、外れているか、がその場でわかるというわけです。

そして、この基本問題以外に数多くのバリエーションが続きます。犠牲者の数が違ったら? 年齢が違ったら? 自分が含まれていたら? 近い親戚だったら? 自分と利害関係があったら? 横になっている人が希望していたら? 他の動物、クローンやロボット、などなど、真面目にありそうな問題から完全にふざけてるような問題まで。現時点で30問弱あります。

すべて答えると、あなたの選択によって犠牲になった人の人数もカウントしてくれます。僕の結果は55でした…

人の死をゲームにするという不謹慎さはあるのですが、それを言うとオリジナルのトロッコ問題もそうなんですよね。思考実験として極端な選択肢を提示しているし、それがショッキングだからこそ広まったのでしょうけど。

イラストが脱力感溢れているのが、問題の重さを軽くしてくれているかもしれません。

via Hacker News

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ネットのサービス

How to professionally say – より「良い」ビジネス英語表現を探せるwebサービス

How to professionally say(プロっぽく話す方法) は、英語のフレーズの言い換えを提案してくれる検索サービスです。

例えば、”That meeting sounds like a waste of my time”(その会議は時間の無駄っぽい)は、次のように言い換えられるそうです。

“I’m unable to add value to this meeting but I would be happy to review the minutes.”

私が参加してもこの会議の価値を高めることはできませんが、議事録はぜひ読ませていただきたいです。

検索ボックスに単語や一部のフレーズを入れると、関係しそうな言い換えを提案してくれます。

「ググれ(Google That)」を入れると、

The internet is a great resource for these types of questions and I am available to clarify elements that you are not able to find online.

この種類の疑問に関してはインターネットに有用な情報があります。あなたがオンラインで見つけられない要素を明らかにするためにお手伝いできるでしょう。

オトナですね。(ホントか?)

「メールに返事してよ」「いちいち指示しないで」「前にもそれ言った」「それ私の仕事じゃないよね」「連絡すんな」「意味のないことだよ」「そんな報酬でできるか」といった、そのまま言うと角が立つフレーズにも、上品で素敵な代替案を出してくれます。

Next.js + Tailwind CSS で作られたサイトのソースコードは GitHub に公開されています。

元々ジョークサイトのつもりで作られたそうですが、Hacker News のトップページを飾りいろいろと反響が来たことから、スコープを広げて意味のあるサービスにできるかも、と作者の @AkashWhoCodes さんは考えているそうです。

本当のビジネスでこれらの言い換えを使うのは少し考えた方がいいと思いますが、英語の言い換え表現をいろいろと見てみるのは勉強になるし、慇懃無礼にならない程度にエッセンスを取り入れることには意味があるのかなと思いました。

via Hacker News