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Uncategorized 技術者と英語

「ランダムなdigitsを示して」「左小指、左足親指、右足第4指、右人差し指、…」

数学・計算に強い検索エンジンとして知られるWolfram Alphaで、面白い検索結果が出るというツイートがありました。

「数字をランダムに48個表示して」のつもりで入力したものに対して、両手両足の指の名前がランダムに返ってきてます。

digit の2番目の意味に「手足の指」があるそうです。知りませんでした。

指を折って数えたものが数字(digit)になったから、数字より指の方が先にあった言葉なのかもしれませんね。

この結果、技術的に(technically)正しいと言えばまったくもって正しいのですが、Wolfram Alpha に求められてる結果ではなさそう。このツイートがバズったのを見て修正したのか、今は結果が出なくなってしまっていますが、下の方の「関連検索語」にはまだ「左足親指」や「右足第2指」が提案で出てきますね。

本来ほしかった結果を得たいときはどうすればいいか、ですが、48 random integers (ランダムな整数を48個)ですかね。

ヒトケタの数字を48個ほしかったのかもしれませんが。

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ネットのサービス

タイルを組み立てて日本語の文を作るサービス

Japanese Sentence Builder は、タイルに書かれた日本語(英語ヒントつき)を組み合わせて日本語の文章を作るという特殊なエディタです。

ブラウザ版のデモが公開されています。

左下の名詞を選ぶと、トップの助詞が選べるようになり、助詞を選ぶと、次の名詞かまたは右下の動詞を選べるようになります。

日本語タイルの下には英語で意味が書いてあるので、英語のヒントをみながら、それらしい日本語の文章を組み立てることができるというわけ。

とは言っても、日本語話者だから組み立てられるわけで、この英語のヒントだけをもって通じる日本語文を作るのも、なかなか難しそうではあります。

できあがった文章は、日英の自動翻訳で英語に変換され、組み上げた日本語の意味が通じるのかを確認することができます。

最近は機械翻訳が進歩してきているので、このような手動(を支援するソフトウェアツール)がなくても自動翻訳だよりでかなりのことができつつあるでしょうけれど、自分で外国語を身に着けたいというときは、このような支援ツールを使うことで学習が進むこともありそうです。

日本語話者にとっての英語学習もたいへんですが、逆の立場のたいへんさも想像できますね。

via Hacker News

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ネットの事件

「アメリカにいるなら英語名を使え」と要求した教授のメッセージがSNSで共有され人種差別と炎上

ベトナム系アメリカ人のフック・ブイさん(Phuc Bui)は、カリフォルニア州オークランドのLaneyコミュニティカレッジ(2年制大学)の教授とのオンライン授業でのやりとりで「あなたの名前は英語で侮辱してるように聴こえるので、名前を英語化(Anglicize)してほしい」と要求されたそうです。

これにブイさんは「名前を英語化(Anglicize)しろというのは差別的に感じます。私の本来の名前で呼べないということなら、Title IX事務所へ報告します」と答えています。

# Title IX というのは学校での性差別禁止を禁じた教育改正法第9編のことを指すようですが、Title IX Office という名前で学生の差別一般に関する相談窓口を指すそうで、アメリカでは他でもこの名前を使っている大学があるようです。

ここで謝れば良かったものを、教授は自分の意見に固執します。

「あなたのフック・ブイという名前はF*ck Boyと聴こえます。もし私がベトナムに住んでいて私の名前がそちらの言葉でEat a Dick聴こえるようであれば、自分自身とそれを発声しないといけない周囲のために名前を変えるでしょう。」「あなたが侮辱されたと思ったのは理解できます。しかしあなたの名前は私の言語では侮辱的な音なのです。重ねてお願いします」

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So I’m disgusted and disappointed. Honestly, I really liked laney college but this teacher had the ignorance and audacity to tell my sister to anglicized her name is disgusting. Anglicized means to make English in form or character. As a professor, he should be trying to learn her name and culture and not try to white wash her name. My sister graduated high school thinking she can finally be able to use her name. But this is fucking disgusting. I really hate cussing on social media but the fact that this white professor had the audacity to ask her to make her name easier is disgusting 🤮🤮🤮🤮. If you read the last page, he’s calling my sister’s name an embarrassment and that it’s sounds like an insult. I love that my parents want to keep my culture alive by keeping our Vietnamese name. If you can’t say it then ask. In addition, Hubbard said that English is his language. But also forgot that my sister also spoke English and that’s not his language.

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さらに、「英語名」をつけないブイさんに対し、オンライン授業でブイさんのことを呼ぶときはP グェン(阮 – ベトナムで一番多い苗字)と勝手な名前をつけて呼んだそう。動画が残されています。これも失礼ですよね。日本人だからスズキ、とか中国人だからワン、みたいなものですから。生徒を個人として見ていない。

[訂正 7/11] ブイさんのフルネームがPhuc Bui Diem Nguyenで、よくある姓で呼んだわけではありませんでした。した。上段については私の完全な確認不足でした。ごめんなさい。Ichiro が読みにくい・言いにくいから I Suzuki と呼ぶ、といった感じでしょうか。

# ベトナム系「アメリカ人」なのですから、Phuc だってアメリカ人の名前、なのですが

ここまで意見を変えないと、Title IX事務所なりなんなりに伝えるしかないと思いますが、これを聴いて憤ったブイさんの妹が Instagram にて一連のやりとりを公開したところ大きな反響を呼び、大学がこれを人種差別と外国人嫌悪と認め、謝罪するに至りました。

炎上はテレビのニュースで報道されるまでに。

テレビリポーターのtwitterで報道後について報告されています。この教授本人も一度はツイッターで謝罪を公表したそうですが、既にアカウントごと謝罪ツイートは消えてしまっているそう。

スクリーンショットに残っている謝罪: 「私の無神経な行動が苦痛と怒りを私の生徒と、そして私の2通の不適切なメールをインターネット上で読んだ多くの方々へ与えたことを謝罪します」

英会話の勉強で英語名?

このニュースを単体として読むと、たしかにひどい差別でこんなことあるのかと思ったのですが、考えてみると自分も似たような経験をしていたことに思い当たりました。その昔、最初に入った会社で業後の英会話教室に参加していた時、最初の授業でアメリカ人教師に「英語名をつけるように」と言われた記憶が。

調子のいい男性の教師で、先輩社員の山本さんに「ようしお前はジョンだ。ジョンっぽいからな」みたいなことを言ってました。

「英語名をつけてお互い会話することで、より英会話に没入できる」的なことを言ってたように思いますが、考えてみれば、なじみのない日本名の生徒たちの名前を憶えて呼びかけるのが面倒だったんでしょうね。

他の同僚たちも、なにぶん英語で会話してると圧倒的に反駁するのは難しいわけで、喜んでか渋々かはわかりませんが何かしら聞いたことのあるような英語の名前をそれぞれがつけ、それでお互い呼び合ってたように思います。まあ中には日本語名でも簡単な人もいるし、数週間後にはジョン以外は定着していなかったように覚えていますが。

そういえば、その時に勝手に変な名前をつけられるのが嫌で、Akky というニックネームをその場で作って呼ばせたのを、ハンドルネームとして今まで使うことになったんでした。音節が短くて覚えやすければ、ジャックとかマイケルとかじゃなくてもいいんだろう、と。

その後は海外勤務などもあり「お金払って英語習うぐらいなら英語で仕事したほうがお金も貰えていいんじゃないか」と英会話教室に行くこともなくなりましたが、この風習今でもやってるところあるんでしょうかね? 外国語を学ぶのはいい事だけど、自分のアイデンティティに関わることまで曲げられるいわれはないですよね。