カテゴリー
ガジェット

HoverGlide – 「衝撃を8割以上抑える」という謳い文句の、サスペンションつきバックパック

Kickstarter のクラウドファンディングで出ている HoverGlide は、歩行に伴う荷物の上下動をサスペンションで抑えることができるというバックパックです。

via GIPHY

背負っている人が歩いたリ走ったりすると、体は数センチ上下してるのですが、この時に背負った荷物も上下し、体の上下と荷物の上下が逆向きになった瞬間、衝撃が3倍の大きさになっているのだということ。体が上下しても荷物が連動しないような機構をバックパックに持たせることで、この衝撃の変化を平準化することができる、というのがこの HoverGlide の売りだそうです。

スライドする機構部分の重量も増えてしまいますし、「通勤用」の小さいパックでこの仕組みがどれぐらい有用かはちょっとわからないなと個人的には思いますが、大きなバックパックで何日も動き回るような登山・キャンプ等では、衝撃が均されることでより快適になったりするのかもしれないですね。

当初は早期プランで$349(3万8390円) から予約できたようですが、既に$499(5万4890円) 以上のプランしか残っていないようです。クラウドファンディングの商品なのでまだ確実なことは言えませんが、これだけ高価でも使ってみたいと思った人が多かったバックパックということになりますね。

via Geekologie

カテゴリー
ネットのマーケティング

コードレス掃除機で33階建てのビルを登るという吸引力アピール

韓国LG社がコードレス掃除機 コードゼロ(Zero Code) の吸引力をアピールするためにしたのは、有名ロッククライマーシエラ・ブレア・コイル氏に、掃除機の力だけで高層ビルに登ってもらうことでした。

sierra-blair-coyle

vacuum-climbing

大きな吸い込みカップを両手に持ち、K94SGNを2機背負って、140メートルある高層ビルの壁面を登っています。

vacuum-climbing-2

準備から登頂(登屋上?)までの様子が、動画で公開されています。

ビルを登れることと掃除がうまくいくことは必ずしも関係ないような気はしますが、吸引力アピールが消費者に訴求するのは確かで、これまで色々なデモがありましたが高層ビルを登るというのは目新しさはあるのではないでしょうか。

YouTube に英語でついているコメント、「この掃除機はreally suckだ!」がいいですね。to suck には、「吸う」という意味の他に「ひどい、最悪」というような口語があり、普通なら “it sucks” といえば悪口なのですが、掃除機の吸引力について言っているときは、褒めてるのかけなしてるのかわからなくなるという言葉遊びですね。

via Technabob