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TwinsOrNot?(双子かどうか?) – 二人の顔写真の類似度を調べるマイクロソフトのミニサービス

TwinsOrNot.net は、二人の人物の顔写真をアップロードすると、その二人が双子かどうかを判定してくれる新サービスです。

マイクロソフトは、顔写真から年齢を当てるHow Old Do I Look?(何歳に見える?)で先月ソーシャルメディアにバズを起こしたばかりですが、そのマイクロソフトのスタッフが同社の機械学習APIのショーケース的なミニサービスとして公開されました。

twins_or_not_top

中央の “upload two photos to compare” (比較する2枚の写真をアップロードしてください)をクリックして、顔写真を2枚アップロードすると、2枚の写真の人物の双子度をパーセントで表示してくれます。

twin or not osugi and piko

ハッシュタグ #TwinsOrNotRobot で、サービス利用者の試した様々な人物がツイッターのタイムラインに上がってきています

自分が似てると言われたことのある有名人と比べてみるとか。

「自称○○似」という人の写真をその有名人の写真と一緒に突っ込んでみると面白いかもしれません。

これで100%出ちゃうの?

https://twitter.com/kevC4D/status/607111590421266433

双子というか、顔の特徴を見ているのだから同一人物の判定をしてもいいわけですね。

同一人物じゃないけど… 良く似せた、という意味では合っているのかも。

100%出てますがこれは違うでしょう。いや有名な双子ではあるんですが…

精度の方は年齢当ての時と同じで「まあまあ」といった感じのようですが、Face APIを使って4時間でこのサイトをクラウド(もちろんAzureですね)で立ち上げたということで、アイデア次第で面白そうなサービスを作れる感じがしてきます。

via The Verge

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技術

Smart Kegerator – ビールサーバーから誰がどれだけビールをついだかを自動的に記録する工作

アルミの樽からビールなどの飲料を注ぐ機械、英語ではKegerator と言うんですね。

Smart Kegeratorは、名前の通り「かしこい」ビールサーバーです。

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ビールサーバーの奥にディスプレイが。

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ディスプレイは、カメラで撮った注ぎ手の顔を認識し、その名前を表示しています。ビールをついだ分量も表示されます。

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サーバーの台裏に取り付けられたラズベリーPiのモジュール

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ビールの管には、流量センサがつけられており、これがラズベリーPiへ注がれたビールの量を通知するというわけ。

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ディスプレイはタッチパネルを搭載しており、各利用者のサーバー仕様履歴を確認することもできます。

このシステム、顔認識が自動的にされて、個人ごとに記録されていくのがいいですね。ビールを注ぐ時に自己申告で名前を選択、というような仕組みだったら、すぐに誰も守らなくなるのは目に見えています。

家の中にビールサーバーが有って、そのコストを飲んだ分量に合わせて負担する、というのはいったいどういう状況か? ルームシェアで同じ家の中に何人もが住んでいるということのようです。

使われている部品やソースコード(QT, C++, Python)はすべて公開されているため、技能があれば同じものを作ることも可能です。

この作者の今後の予定としては、表示部分のUI改善、注いだグラスを重量計でも測るようにして分量をより正確に測定する、部屋の気温ではなくビール自体の温度を測るようにする、赤外線ライトをつけて顔認識の精度を向上する、などを考えているそうです。

via Smart kegerator can keep track of how much beer your friends drank – The Next Web