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2006年03月23日

Windows Scripting Host で JavaScript のユニットテスト

 先週から JavaScript でウェブアプリケーションを開発しているのですが、そろそろベータ公開できるレベルになってきました。しかし、現在のコードはユニットテストをしていないため、品質に不安があります。

 もちろんテストはしたいわけですが、JavaScript のテスティングフレームワークと言えば、ほとんどがブラウザ上で動作するもののようです。これではさまざまな COM オブジェクトを呼び出したり、ローカルのデータベースを編集したりする Server-side JavaScript のテストはできません。 もうひとつのJsUnit (mymy-mycompany分室) によると、jsunit-1.2 betaというのがあるということですが、テストコードの書き方が、私の趣味ではありません。

 そこで、RhinoからMochiKitを使う (COLLECTION & COPY) を参考に、 JSANTest.Simple を Windows Scripting Host に移植してみました。

 Test-Simple-WSH.patch
 runtests.js

 準備は簡単。Test-Simple-WSH.patch を Test.Simple に当ててください。

 あとは、runtests.js を実行すれば、 Windows のコマンドプロンプトで JavaScript ライブラリのテストが動きます。

> cscript.exe runtests.js testsrc.js

 このパッチが JSAN に取り込まれれば Server-side JavaScript による開発も楽になるかな、ということで、JSAN Development ML に問い合わせ中です。

投稿者 kazuho : 2006年03月23日 16:19 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク

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