カテゴリー
技術

N12 bikini – 世界初の3Dプリンターで打ち出されたビキニ

これが、世界ではじめて、立体物を印刷できる3Dプリンターを使って作られて市販されるビキニの水着だそうです。
N123dprintedbikini1
ナイロン12という素材を使って3Dプリンターで打ち出したこの水着は、一番薄い部分で7ミリメートル。バネのような部分や糸のような部分を作ることもできて、縫い合わせる必要もなく一体成型されています。
N123dprintedbikini2
これまでも実験的なものはあったそうですが、着心地も考慮されて、複数のサイズも用意された上で市販するのはこれが最初だとか。
N123dprintedbikini3
小さな円形を組み合わせて大きな水着を作る設計図。
N123dprintedbikini4
将来的には、着る人の体型をスキャンして、その体型にぴったりとフィットする形の衣類をその場で計算し、3Dプリンターで作成するということまで考えているそうです。
こちらが解説ビデオ。ビキニのいろんなところを折り曲げたりしてみせてくれます。3Dプリンターで作ったにしては柔軟に曲がりますね。

N12.bikini – Intro Video from Continuum Fashion on Vimeo.

一つ一つのパーツをどのように隣のパーツとつなげるかで、曲がりやすいところ、曲がりにくいところを作っているということ。
この技術が進んでいけば、新しいデザインの服を作っても、それを配送する必要が無くなりますね。3Dプリンターのあるところに設計図を送るだけで、世界のどこでもその服が手に入るわけです。プリンターのインクにあたる原料さえ補充すれば、同じものを複数出したり、色違いを出したりも。家庭用3Dプリンターが実用的な値段で買えるようになったら、店舗に行く必要すらありません。
via Continuum Fashion : N12 and N12 3D Printed Bikini via Gizmag

カテゴリー
技術

Holographium 3D文字を写真に埋め込めるiPhone/iPadアプリ

ネットでコナミコマンドを空中に表示しているこんな画像を見つけました。
Code
これどうやってるの? ということで、元写真の説明から辿っていくと、HolographiumというiPhoneアプリで作ったものだそうです。
Holographiuminstruction
5秒以上の連続露光ができるデジカメを固定した上で、このアプリを起動したiPhone/iPadをゆっくりと動かしていくと、調整された文字が少しずつ表示内容を変えて表示されていくために、完成した写真上では空中に立体文字が残るということですね。
Holographiumsamples
Flickrには、このホログラフィウムで撮影した写真がもっと上がっています。ライセンスで引用できないけどこの写真なんかよくできてますね。
Merry Christmas Holographium
暗闇の中で文字の残像が表示できるというだけなら、専用のおもちゃもあるしiPhoneやAndroidに類似のアプリもあるのですが、このアプリは文字が3Dで残るように計算して表示しているところが売りなようです。
このアプリは$1.99(110円)の有料アプリです。

カテゴリー
技術

DNSの一般向け解説ビデオ(英語)

ブラウザでサイトを開いた時に、DNSがどうやって働いているかという仕組みを解説した動画です。

問い合わせのキャッシュとかについては触れてません。なので一般向けに理解してもらおうという企画かなと思いました。ヨーロッパのTLDレジトリが構成するCENTRによる啓蒙動画でした。
動画とは直接関係ないけれど、こういうはっきりした英語の動画だと、YouTubeで動画の下の[CC]メニューから「音声を文字に変換」を選ぶことで、それなりに英語の文字起こしをしてくれますし、さらに[キャプションを翻訳]すると、それをGoogle翻訳で翻訳してくれるので、便利になりましたねえ。日本語翻訳まですると、内容はかなり本来喋っていることから外れてしまうこともありますけど、それであっても。