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自撮り棒で闘うロシアの新格闘術 mpd fight

スマートフォンで自撮り写真(セルフィー)を撮る為のセルフィー棒を使って身を守る格闘技を、モスクワの武術学校が開発したそうです。

(image from YouTube)

この自撮り棒格闘術は、monopod(カメラ用の一脚)から、mpd fight と名付けられたそうです。動画にて、発表会の様子が報道されています。

自撮り棒を持ってうろうろしている時、観光などで知らない街にいることも多いでしょう。また、自撮り棒が必要ということはグループではなく一人きりの可能性も高いです(グループでも自撮り棒、という人もいますけど)

そのうえ、観光地で自分の写真映りなんかを気にしていたりするのですから、周囲がよく見えなかったり、警戒が足りなかったりしていても不思議ではありません。

そんな状況で突然襲われたり、カバンを持っていかれそうになったりした場合に、手元にあってすぐに武器にできるものといえば、やはり自撮り棒だろう、ということですね。

自撮り棒を相手の局部や喉元に打ち込んだり、投げたり掬ったりの補助に使ったり、基本的には警棒を使っての格闘とそんなに違わない気もしますけど、教室の宣伝としてはうまいと言えるのではないでしょうか。

via Atlas Obscura

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食べながら食べている自分を自撮りできるセルフィー・スプーンが登場。アメリカで無料配布

シナモントーストクランチ(Cinnamon Toast Crunch)は、ヨーロッパを中心に1984年から売られている、シナモントースト味のシリアルだそうです。

そのシリアルを売っているジェネラル・ミルズ社が販促キャンペーンとして制作した新機軸の自撮り棒が、持ち手にスプーンのついた「自撮りスプーン(セルフィー・スプーン)」

Selfie Spoon for Cinnamon Toast Crunch (Image by General Mills)

「ついに、あなたの大好きな二つのもの – シナモントーストクランチと自分撮り – がひとつになりました!」

シリアルを食べながら、食べている自分の様子をスマートフォンで撮影することができるという優れものです。

太っ腹なことに、このセルフィースプーン、無料で貰えることができるそうです。残念ながらアメリカ国内のみのキャンペーンですが、送料だけ負担すれば一人一本、誰でも送ってもらえるということ。

(credit: Cinnamon Toast Crunch)
(credit: Cinnamon Toast Crunch)

スプーン部分は無視して、タダの自撮り棒として貰っちゃってもいいかなという気もします。

毎朝シリアルを食べる人に製品名を覚えてもらえれば、広告宣伝費としてタダで配ってもペイするということなんでしょうね。

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Fotokite Phi – セルフィー(自分撮り)のための有線ドローン凧

ドローンといえばラジコンが普通ですが、Fotokite は有線でつながったリモコンのクアッドコプターです。

[更新 2022-11] Fotokiteのドメインでブランド専用のページができていました。IndiGogo のクラウドファンディングからは消えています。クラウドファンディングの状態から製品になれたようですね。

なぜ今さら有線? と思うかもしれませんが、有線であることをうまく使って新しいセルフィー(自撮り)を提案しています。

fotokite-1

その利点とは、操作が簡単で勝手にどこかへ飛んで行ったりしないこと。ドローンは糸で犬の散歩のように自分の周りに引かれていますし、上下左右への動きは手首をそちら側へひねるだけ。自由度の大きな一般のクアッドコプターを操縦するのに比べると、あっという間に扱えるのが利点だとか。

fotokite-wedding

この結婚式の例なんかはうまい使い方と言えるでしょうね。集合写真などでカメラマン役の人も全員写れるのがドローン自撮りのいいところ。

有線であることから、GPSや着陸用の装備が不要(紐を引っ張って回収できる)なので、カメラへの給電をしながらも15分間バッテリーを持たせることもできるそうです。

折りたたむと円筒形のパッケージに小さく収まるのも考えられています。普段鞄に入れておけることで使いたくなった時にすぐに出せそう。

カメラ部分は別売、というか、他社製品のスポーツカメラ GoPro を買ってきて載せろ、ということのようです。

今回の製品には8mのケーブルがついてくるそうで、8メートル離れた空中からの自撮りは、せいぜい1,2メートルの自撮り棒とは異なる風景となることでしょう。

[更新 2022-11]

製品サイトもあり、YouTubeでも事例動画をいろいろ投稿しているようです。

これは消防署で使われている様子。どんな風に燃えているかが上空からリアルタイムでわかるのは良さそうですね。火災による気流とかの影響もある現場なのかな。

森林火災で使うとかニュース報道で使うとか、有線カメラドローンを出してみたらそちら方面に需要がありそう、ということになったんですね。

[更新ここまで]

クラウドファンディングサイトのIndiGogoで購入者を募っていて、早期申込者の割引価格が$249(2万7390円) から始まって、一般販売予定の定価が$500(5万5000円) のところ、$349(3万8390円) 以下で入手できるようです。クラウドファンディングなので製品が届くまで安心はできませんが。

Fotokite Pro という上位機種もあり、こちらはケーブル経由での給電や、リアルタイムでの手元での動画の取得にも対応しています。そのままネットにライブ中継するのも考えられるとか。無線でHD画像をリアルタイム受信するのはうまくいかない環境も多いでしょうから、ケーブルでつながっているというのを制約ではなく優位点としてうまく活用しているといえます。

via The Verge