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Countryle – Wordleインスパイア系国名あてクイズ

Countryle は、人気の英単語あてクイズ Wordle クローンで、隠された国名をあてるゲームです。

国名は英語ですが、フォームで2文字入れると候補となる国名を列挙してくれるので、国名がわからなくて回答できない、ということはあまりありません。他の Wordleクローンで国名をフルに覚えていないと解けないものがあったのでこの機能は嬉しい。

一つ国名を入れて、外れていた場合、ヒントが5つ出てきます。

  • 大陸
  • 人口
  • 緯度経度
  • 半球
  • 平均気温

当たっていれば緑、惜しければオレンジ、外れなら赤でヒントが表示されます。人口や平均気温は上下どちらに外れていたか、緯度経度はどの方角に正しい国があるか、を矢印で表示してくれるので、ヒントから考えて正しい国名を当てていきます。

平均気温がほぼ同じ国を入れると緑色の「正解」になりますが、これは正解と言えるのかな。

回答したら回答までの奮闘経過をシェアできるのも本家Wordleと同じ。

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Mathler – 算数版Wordleクローン

Mathler は、「5文字の英単語」の代わりに「6文字の四則演算」を当てるというWordleインスパイア・クイズです。

Wordle 、ニューヨークタイムズが買収しちゃいましたね。数億円の価格がついたとか。個人開発のウェブサービスの短時間での売却としては大成功でしょう。

いろいろな亜流も出てきてますが、今回出てきた Mathler は隠された四則演算を当てるもの。ルールはWordleと同じで、パネルの存在があれば黄色、パネルの場所まで合っていれば緑に表示されます。

解いた経過をソーシャルメディアで共有できる仕組みもまったく同じ。

英単語より四則演算の方が、英語利用者という限定が無い分だけターゲットが広いのはいい点かもしれないですね。

via Hacker News

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Wordle(ワードル)必勝法

twitter など SNS での拡散力が強くて急速話題となってきた英単語当てゲーム Wordle(ワードル) 、もう遊びましたか?

6回の試行から回答の単語に含まれるアルファベットの種類と位置を絞っていくというクイズゲームですが、「英単語」という片寄りのあるデータ群から推測するというゲームの性質から、どのようにすればより早く答えにたどり着けるかということを考える人も多いようです。

カリフォルニア大アーバイン校でCSを学ぶスペンサー・チャーチル氏(Spencer Churchill)は、Wordle で使われるすべての英単語のリストと Python スクリプトによって、できるだけ早く Wordle の正解にたどり着きたい人のための最善初手・二手を絞り込んでいます。

使われている文字を特定するほど次の回での絞り込みが進むのですから、できるだけ早い段階で多くの文字を試すのが有効かと思われます。

英単語には良く出てくる文字、あまり出てこない文字があるのですから、良く出てくる文字を5文字使った単語が、一番絞り込みができる良い初手ということになります。

チャーチルさんはまず、すべての対象単語を集計し、最も出現頻度の高い方からのアルファベット・リストを得ました。

次に、頻度の高い方から5文字ずつを選び、その5文字で構成される単語をスクリプトに出させます。

最速のための5文字の単語が複数あったため、こんどはそれらの中でもっとも有利な単語はどれか考えます。アルファベットの登場の有無だけでなく、アルファベットの正しい位置がわかる方が正解に近づくため、こんどは位置を含めて最も出現頻度が高いものを抽出すれば、これが最も有利な初手となるというわけです。

ブログで提示された最善の初手・二手を使って今日のWordle を解いてみたところ、2段目にしてかなりの絞り込みができ、4回目で正当にたどり着くことができました。

このブログ記事を紹介するHacker Newsの掲示板では、他にも理想の初手を考えていたいろいろな人たちからのコメントが集まっています。ORATE(演説する), SLATE(粘土板), SAUTE(炒める), AESIR(アース神族) などなど各自の考えるベスト・オープニングが紹介されていました。

また、人力であれば今回のような初手・二手目を覚えておくぐらいが関の山ですが、その場でプログラム的に解くのであれば当然、初手の結果を見てベストな二手目は変化しうるはずです。これを含めてのソルバー作りもプログラミングの課題として面白いのではないでしょうか。(ソルバー作ってる人も当然いますね)

Hacker News