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boxabl – 配送できて一日で住める家

Boxabl は、一日で設置できるコンパクトな一軒家。

空き地に運ばれてきた直方体の箱が

壁が開いて展開して、

最後は屋根も

中はこんな間取りだそうです。

キッチン・冷蔵庫・オーブン・食洗機・電子レンジ・洗面所・風呂・洗濯機・エアコンは備え付け。設置のあと水道や電気に接続できれば、すぐに住むことができそうですね。

値段は $49,500(544万5000円) 。他に月額$250(2万7500円)のリースプランもあるようです。

動画の中には、2階建てとか4階建てのCGも出てきます。箱の形で出荷して短時間で組み立てるというこの方法で大きな建物までできるようになったらすごいですね。

まずはアメリカに工場を建設中、最初の製品 Casita の予約もアメリカ各州から受けているそうですが、他にも多数の国に展開する計画があるということ。日本は残念ながら計画中の色はついていません。

トレーラーハウスとかキャンピングカーを固定して使うとかでも似てるところはあるのでしょうけれど、地面に固定して設置することを前提に作られている分、空間の使い方とか構造物としての作りはいいのかもしれないなと思います。

via Hacker News

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ネットのサービス

Grabr – 海外からの旅行者に買い物してきてもらうマッチングサービス

Grabrは、自分のいる国/都市に来る予定の旅行者に、出発地でしか買えないような商品を買ってきてもらうためのサービスです。

最新のガジェットなんかは、特定の国でしか発売されていなかったりすることも多いですね。こんな感じで買ってきてもらえるものやその値段がオファーされています。

日本のアイテムとして、例えば東京ばな奈が掲載されていました。公式サイトの英語ページにも、確かに”only available in Japan”とあります。

サービスは、上記のように Grabr が並べて提案している商品を基に、買い手と運び手がマッチングされる、というのもあれば、特定の欲しい商品がある買い手がリクエストを作り、運び手を募る、というスタイルも取れるようです。

依頼は、Amazon などその国のショッピングサイトで商品のページを開き、それを張り付けます。信頼のあるショッピングサイトであれば現地の人にはその値段でその商品が入手できるのは確実なので、あとは運び手側がどれだけの報酬を乗せるか。

Grabr 上で双方が同意し取引が成立した際には、依頼者のクレジットカードからの引き落としをサービス運営側が預かります。実際に運送側が現地ネットで購入し、旅行して相手に引き渡し、依頼者が物を受け取って確認した時点で初めて、運送側がこの預けられていた支払いを受け取れます。

サービスがエスクローの役割を果たすことで、お金だけ受け取って持って行かないとか、注文と合わないものを届けるとかを防いでいるようです。

こちらはとある YouTuber の利用体験動画、宣伝っぽさもありますが、逆に旅行者から商品の提案をするケースが描かれています。彼女はバリ島旅行から帰るにあたって、マーケットで入手できるズボンを Grabr で提案し、購入者の数だけ現地で購入します。それを帰路に持ち帰って渡すことで、$400(4万4000円) の儲けをえたのだとか。

頻繁に旅行する人にとっては、スーツケースの空いたスペースを使っての副業になる可能性はありますね。実際、東京からの提案商品もニンテンドーSwitchやフィギュアなどいろいろ載っているので、海外旅行のついでに少しおこづかい稼ぐ、みたいなこともできるようです。

とはいえ、海外から個人に持ち込んでもらう、という発想に、本当にトラブルなく回るのかな、とか、なんか悪用されることはないのかな、と心配な気持ちもあります。運び手のなる旅行者の方は特に、その国に何を持ち込んでいいかとか、何を運んだら法に触れるかとか、確認する必要がありそうですね。

via VentureBeat