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「電源が切れたよ」と電話してくれるIoTコンセント iSocket 3G

iSocket 3G は、一見ただのコンセントタップに見えますが、SIMが挿せて通信もすることができる賢いコンセントです。

isocket-3g

このタップ、自分自身に電気が供給されなくなると、あらかじめ指定された電話番号に対して、音声またはSMSで通知を送ります。内蔵したバッテリーでアラートを送る間の電源は確保しているそうです。

isocker-3g-alert

セットアップは、SIMを挿してSIMの番号に指定のテキストを送るだけらしく、使い方もこれ以上ないぐらいシンプルですね。

家じゅうが停電しても、携帯がつながればアラートが受け取れるということで、家庭のネットワーク機器に依存せず通知ができます。これは、従来の通知なら取りこぼしていたケースを拾えるということになりますね。

# もちろん、地域全体がブラックアウトしていたら、携帯基地局も止まりますが、自分のところだけ、とか近所だけ、みたいな場合でも動くと

こちらのユーザーレビューでは、マリーナに止めているクルーザーの通電が切れたら知りたい、という男性の利用法が書かれています。たとえば、クルーザーの中の冷蔵庫が止まったままだと中身が溶け出して問題になるとか、そういうのをマリーナの係員にチェックさせることで防げるということ。

他にも、別荘の水道管の凍結防止装置、遠隔の灌漑装置、研究室の実験装置など、止まると損害が大きな電気機器に使う事もできると、製品サイトでは言っています。

サービスが悪くてよく停電するような貸倉庫とか、予告メンテナンス以外でも停電しているのに報告しない事業者のサービスレベルの監視にも役に立つのかもしれません。

デバイスはSIMロックフリーで、主要なアメリカの携帯ネットワークのSIMに対応しているということです。アメリカ以外では動作確認していないとのことですが、前掲のクルーザーの人はアメリカではなくオーストラリアで使っているということです。

そのまま使えるわけではないでしょうが、日本でも低速で維持費の掛からない格安SIMなどもあるので、こういうコンセントが欲しい人もいるのではないでしょうか?

via The Verge

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あなたについて飛んでくる自撮り用ミニドローン Hover Camera

北京のゼロ・ゼロ・ロボティクス(Zero Zero Robotics)社が発表したHover Camera は、自分の周りを飛んでセルフィー(自撮り)を撮れる小型ドローン。

Hover Camera - 360 Pano

その重量はなんと250gを切るということで、折りたためて鞄に入れてしまえる小ささです。

Hover Camera in bag

Pushing Hover Camera

顔認識をして、自動的にあなたについてきます。

Hover Camera - Release & Hover (big)

周りをついてきて、ちょっとぐらい押してもバランスを取ってそこに浮かんでいるということ。動画も撮れるので日常の記録や個人のビデオ撮影などで、これまでできなかった視点での映像が作れそう。

現在はベータテストの参加者をサイトから募っており、いずれ600ドル(6万6000円)ぐらいで売り出したい、ということ。

一つ難点を上げるとすれば、The Next Webのライター @natgarun さんが指摘しているように、このドローンかなりうるさいみたいです。こちらに数秒間の動画があり、飛ばしている時の音が聴けます。

via The Next Web

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Smarttress – IoTマットレスで不審なベッドの利用をスマートフォン監視?

簡単に出会えるようになったこの時代に、不倫対策として新たなガジェットが登場しました。

# たぶん嘘製品です。たぶん…

スペインのマットレス会社Durmetga(実在するとしたらですが)が発表した Smarttress は、インターネット接続されたマットレスです。

smarttress-sensors

マットレスには超音波を発生するセンサーが24個埋め込まれており、ベッド上の各地点の沈み込みや衝撃力などを収集します。

smarttress-notified

その結果、自宅に置いた Smarttress が怪しい使い方(questionable way)をされたと判定された時、自分のスマートフォンアプリに通知が届くようになっています。

ネット接続ガジェットもここまできたか、と興味深いのですが、購入フォームがエラーになりますし、iPhone/Androidアプリもリンクはありますがリンク先にアプリが無いので、普通のマットレスのちょっと変わったプロモーションか、手の込んだジョークサイトである可能性が高いのではと思います。製作が4月1日に間に合わなかったのかな?

反響がすごければ本当に作ろうとかいうことになったりもするかもしれませんけど。

via The Local