カテゴリー
技術者と英語

100万単語目の英単語は「Web2.0」

以前ご紹介した、増え続ける英単語の100万個目が決定したようです。それは、

Web2.0

なんだかがっかりですね。
グローバルランゲージモニター社のプロモーションの一環、お祭りであろうということは前の記事でも指摘しましたが、それにしても今「ウェブ2.0」を持ってくるとは宣伝のセンスも無さすぎる、と思うのですが。
ちなみに、Web2.0と100万個目の英単語を争ったのは、999999番目がヒンドゥー語の「やったー」から英語に入ってきたジャイホー(Jai Ho)、No. 999998がネットのスラングで初心者のことを表すヌーブ(Noob)、999997個目がスラム街の子供達のことを指すスラムドッグ(slumdog)、などでした。その前は「クラウドコンピューティング」「スローフード」などの言葉も。
また、続く100万と1個目には、われらが日本語から持ち込まれた単語を含めた、経済的な津波(Financial Tsunami)が選ばれています。
via NetworkWorld

カテゴリー
技術者と英語

英語チャットを理解するための50個の新単語

「親が知っておくべき50個のインターネット単語」というタイトルでnetlingo.comが公開した50個の単語。

英語圏のウェブ、チャット、SMSなどで若者や子供に使われているという。「親が知っておくべきもう50個の単語」とあわせた中から、あたりさわりの無いものからいくつか紹介する。(リンク先のリストには卑猥なものや違法な単語も多数含まれている)

143

「愛してます」(I love you)。”I”, “love”, “you”がそれぞれ1文字、4文字、3文字だから

182

「あなたが嫌いです」(I hate you)。1は”I”に似ているから。8(eight)2(two)は”hate you”に発音が似ているから

459

これも”I Love You”。こっちは携帯電話で”I”, “L”, “U”の書いてあるキーを押すと4,5,9になるから

CD9, P911

どちらも「親が近くにいる」という警告

MOM

“Mom Over Shoulder”。「母親が肩越しに見てる(ので注意)」

LMIRL

“Let’s meet in real life”。「実世界で会おうよ」

NALOPKT

“Not A Lot Of People Know That”。「それについて知ってる人はそんなに居ないよ」

2nite

今夜。tonight

AWGTHTGTTA

“Are We Going To Have To Go Through This Again?”「もっかい最初から全部やらないといけないかい?」 たぶん、議論が堂々巡りになったときに使う?

BRB

“Be right back” 「すぐ戻るよ」

BRT

“Be right there” 「すぐ行くよ」

CWYL

“Chat with you later” 「後でまたチャットしよう=後でね」

E123

“Easy as one, two, three” 「(1,2,3と数えるぐらい)簡単さ」

C-P

“Sleepy” 「眠い」 理由不明。発音から?

J/C

“Just Checking” 「今チェックしてる」

LMK

“Let me know” 「教えてよ」

NM

“Never mind” 「気にすんな」, “Nothing much” 「たいしたこと無い」, “Nice move” 「いいぞ」のどれか

ROTFL

“Rolling on the floor laughing” 「床を転げまわってワロタ」 LOL(大笑い)の強いやつ

SO

“Significant other” 「大変重要な人=彼氏・彼女」

WFM

“Works for me” 「こっちでは動いたよ」

WTF, WTH

「なんてこった」

他にも、PAL, PAW, PIR, POSなど「親が見てる」、「親が近くにいる」系の略語が非常に多い。それから出会いに関する隠語も。

via Fox via Digg

カテゴリー
技術者と英語

英単語100万語の達成が近い

グローバル ランゲージ モニター社(The Global Language Monitor)によると、来月6月10日には英語の単語が100万個に到達するのだとか。

今GLMのサイトにいくと、カウンタが回っていて、999,456個となっている。

global-language-monitor-counter-screenshot.png

他の言語に比べて圧倒的に単語数が多くなったのは、いろいろな言語から単語を取り入れてきたからだということで、最近は特にアジアで生まれた英単語が多いらしい。ここのところでは、98分に一つのペースで新しい英単語が生まれているのだとか。

ネットなどに登場しているけれどまだ英語の単語と認められていないものの中には、

  • ネットゲーム等で初心者を表す “noob”(ヌーブ)
  • ソーシャルネットワークで友達関係を解消するという “defriend”(デフレンド)/”unfriend”(アンフレンド)
  • twitterでフォローをやめるという “defollow”(デフォロー)
  • 企業が環境にやさしいことをアピールする、という意味の “greenwashing”(グリーンウォッシング)
  • 景気後退時のファッションという意味の “chiconomics”(チコノミクス)
  • マネージャー業もこなすタレントの母親、という意味の “momager”(ママージャー)
  • 大企業に所属しながら起業を目指す “intrapreneur”(イントラプレナー)
  • 悩みすぎて出来た眉間の皺 “elevens”(イレブンス)
  • 多くに読まれて影響力のあるツイッターユーザ “twitterati”(トゥイッテラティ)

などがあり、このあたりが記念すべき100万個めの英単語となる可能性もあるのだとか。

何が英単語になったと認めるかは、このGLM社独自の基準で、メディアへの登場回数が25,000回を超えたときに認定しているということだ。なので、違う基準では違う個数になるだろうけど、ある意味先に言って盛り上げたもの勝ちという側面もあるかも。

# 100万といえば、関係ないがはてな100万人おめでとう!

via “Noob” could be the one millionth English word

[参考]

ジャップリッシュってどうよ@タイムス – 今日の覚書、集めてみました グローバル・ランゲージ・モニターの2006年ニュース記事を紹介している