素材画像販売の大手 Getty Images 、その大量に抱える素材を活用したクリエイティブで面白いプロモーションをすることがよくあるのですが (参考)、今回のプロモーションは、多数の一般人の顔写真素材を組み合わせて、誰もが知っているあの有名人の顔を作る、というもの。
ウェールズ公や
ドイツ首相アンゲラ・メルケル氏など。
有名人の顔が少しずつできていく動画を観ていると、顔のパーツに関しては必ずしも同性でなくても似てる人がいる、というのがわかります。
多数の写真から、4か月の実験とテストを経て、有名人のと似たパーツを探しだしたということです。
機械学習などを活用して、機械にこういった写真を合成させることは今後どんどん簡単になっていくでしょうね。
本人の写真や映像をまったく使わずに、その人の表情や立ち居振る舞いを再現できるようになる未来もこのままいけば実現できてしまうわけで、そうなった時に肖像権とかはいったいどう判定されるのでしょうかね?
via Design Boom
フェイスケア用品の West Coast Shaving が作成したのは、有名ロックバンド30グループのそれぞれのメンバーの顔を合成した、いわばその「バンドの顔」
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、グレートフル・デッド、クイーン、グリーン・デイなどのそれぞれの平均的な顔が合成されています。(オリジナル画像)
画像作者は、KISSの化粧したバージョンも作ってみたけれど、ただの白と黒がぐじゃぐじゃな画像が出来上がっただけだったとか、ZZトップも作ったけど単なるヒゲとサングラスになったので載せなかった、とか言ってます。
たくさんの人の顔を合成すると、その平均は多くの人が美しいと思うような顔になる、などと言われますが、成功したロックミュージシャンの平均顔は、ロックな顔になってるでしょうか?
via DesignTAXI via Geekologie
ブリットニースピアーズの音楽ビデオ Work B**ch からブリトニー本人を取り去り、代わりに自分を差し込んだ動画というのが公開され、その怪作っぷりが一部で評判を呼んでいます。
合成は荒いんですが、動きは熱心なファンだけあってそっくりですし、表情などもかなり本物になりきっているように見えます。その真面目さがさらに面白さを増しているのですが…
オリジナルはこちら。
オリジナルの再生回数は1億回を超えています。このGal Volinezさんの動画も公開一週間で既に100万回を超えています。どこまで追いつくでしょうか。また、Volinezさんはネットの新しいミーム(流行)になるのでしょうか?